引用:https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/blog/bl/pkLm3a5nL6/
朝ドラ『らんまん 第57話』で、甑倒し(こしきだおし)をしようとするシーンがあるので、こしきだおしとは何か?紹介しましょう。
朝ドラ『らんまん 第57話』のキャスト
らんまんは、2023年4月3日から放送開始されました。
監修&演出
- 監修:田中伸幸
- 演出:渡邊良雄&津田温子&深川貴志
登場人物&俳優
- 西村寿恵子(演:浜辺美波)牧野寿衛子がモデルとなる人物
- 槙野万太郎-青年時(演:神木隆之介)植物学の研究者
- 槙野万太郎-幼少時(演:森優理斗)高知の裕福な酒造業の跡取り息子
- 槙野万太郎-少年時(演:小林優仁)9〜12歳の頃の槙野万太郎
- 槙野ヒサ(演:広末涼子)槙野万太郎の母
- 槙野綾-青年時(演:佐久間由衣)槙野万太郎の姉
- 槙野綾-幼少期(演:太田結乃)弟を優しく見守る少女
- 槙野タキ(演:松坂慶子)槙野万太郎の祖母
- 西村まつ(演:牧瀬里穂)西村寿恵子の母親で、白梅堂を経営する人物
- 竹雄-青年時(演:志尊淳)酒蔵『峰屋』の番頭の息子
- 竹雄-称念寺(演:井上涼太)槙野万太郎の世話を命じられる少年
- 天狗-坂本龍馬(演:ディーン・フジオカ)神社で槙野万太郎と出会う
- 池田蘭光(演:寺脇康文)名教館の学頭
- 堀田寛太(演:新名基浩)槙野万太郎の幼馴染
- 幸吉(演:笠松将)峰屋で働く青年
- 野田基善(演:田辺誠一)槙野万太郎が憧れる植物学者
- 槙野万太郎が憧れる植物学者
- 楠野喜江(演:島崎和歌子)自由民権運動を応援する女性
- 早川逸馬(演:宮野真守)自由民権運動家
- 中濱万次郎(演:宇崎竜童)ジョン万次郎とも呼ばれる男
- 市蔵(演:小松利昌)峰屋の番頭で、竹雄の父親
- 広瀬佑一郎(演:中村蒼)槙野万太郎の元学友
- 倉木隼人(演:大東駿介)トランクを狙う男
- 倉木えい(演:成海璃子)質屋で槙野万太郎と出会う女性
- 堀井丈之助(演:山脇辰哉)小説に熱を入れる落第生
- 江口りん(演:安藤玉恵)十徳長屋の差配人
- 宇佐見ゆう(演:山谷花純)十徳長屋の住民で、小料理屋の女中
- 堀井丈之助(演:山脇辰哉)十徳長屋の住人で、東京大学の落第生
- 西村まつ(演:牧瀬里穂)西村寿恵子の母親で、白梅堂を営んでいる人物
- 笠崎みえ(演:宮澤エマ)西村寿恵子の叔母
- 阿部文太(演:池内万作)白梅堂の菓子職人
- 田邊彰久(演:要潤)東京大学の植物学の初代教授
- 徳永政市(演:田中哲司)東京大学植物学教室の助教授
- 大窪昭三郎(演:今野浩喜)徳永政市に媚びへつらう講師
- 細田晃助(演:渋谷謙人)植物学の4年生で、髪がす少しパーマ
- 波多野泰久(演:前原滉)植物学の2年生で、丸メガネをかけた生徒
- 藤丸次郎(演:前原瑞樹)植物学の2年生で、少しぽっちゃりした生徒
- 野宮朔太郎(演:亀田佳明)大学で、そっけない態度を取る男子
- クララ・ローレンス(演:アナンダ・ジェイコブス)音楽・ダンスの講師
- 高藤雅修(演:伊礼彼方)元薩摩藩士の実業家
- 大畑義平(演:奥田瑛二)大畑印刷所の工場主
- 大畑イチ(演:鶴田真由)大畑義平の妻
- 大畑佳代(演:田村芽実)大畑夫婦の娘
- 岩下定春(演:河井克夫)大畑印刷所の絵師
朝ドラ『らんまん 第57話』のストーリー
西村まつは「槙野さんから釣書も貰いましたし、あなたの人柄もよく分かりました。でも、お金はどうするんですか?」
「はい、それなんですが、私は植物図鑑を作りたいので、お金のために、それで時間が削られたら本末転倒です。そこで、寿恵子さんと話し合ったのですが、名付けて八犬伝方式」
槙野万太郎の言葉を聞いて「八犬伝方式?」と驚きますが「はい、八犬伝のように、少しずつまとめては本を出していき、その売り上げで、次の図鑑の資金や生活のお金の足しにしていきます」
西村まつは「分かった、ただね、ここのお店で働く事はできないよ。実はね、文太さんが田舎に帰るんだって」
和菓子職人の阿部文太は「すいません、めでたい話の時に。実は、私の家族が病で」と謝りますが、西村まつは、そんな文太を職人としてではなく、恋人のように思っている事を打ち明けます。
阿部文太は「女将さん」と戸惑ってしまうと「おまつと呼んで」と言われて、西村寿恵子や槙野万太郎たちは、唖然とするばかりでした。
槙野万太郎や西村寿恵子たちは土佐に向かう事にして、そこには竹雄も同行する事になり、峰屋に着きます。
そこでは、甑倒し(こしきだおし)をする所でしたが、役人は横流しをして脱税しないかと思い、お店に入って調べようとします。
槙野綾は「今日は大事な日なので、今日だけは」と土下座をして止めようとしますが、そこに槙野万太郎が現れて、お役人に「信じるのは、そこまで難しい事でしょうか?」と聞いてしまうのです!
甑倒し(こしきだおし)の意味について紹介
甑倒し(こしきだおし)とは、最後のモロミの仕込みに使う米を蒸し終える事を言います。
参照元:https://yamaturu.com/news?wid=750
さらに言えば、こしきだおしは、地元を離れて仕事に励んでいた職人を労う日にしている所もあるので、そんな時に役人に入られては困ると思って、槙野綾は土下座までして、止めようとした訳ですね。
その年の最後の仕込みを終える時でもあるので、現代で言えば、お正月休み前に1年の努力を思い返して、家で談笑する感じに似ているかもしれません。
朝ドラ『らんまん 第57話』の見所とまとめ
第57話では、甑倒し(こしきだおし)をしようとしますが、お役人がズカズカと店に入ろうとしてしまい、かなり傲慢な感じがしましたね。
江戸時代は、身分制度や男女差別など色々な問題はありましたが、明治政府のような過酷な取り立てや徴兵制が無かったので、江戸時代が好きな日本人が多いのもうなずける所です。