明治政府が神社合祀をした理由を紹介!朝ドラ『らんまん 第118話』

引用:https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/blog/bl/pkLm3a5nL6/

朝ドラ『らんまん 第118話』では、明治政府が、神道を尊んでいたはずなのに、なぜか神社合祀をして、神社を減らそうとしました。

なぜ、明治政府は、神社合祀をしてしまったのか?その理由について紹介しましょう。

朝ドラ『らんまん』のキャスト

らんまんは、2023年4月3日から放送開始されました。

監修&演出

  • 監修:田中伸幸
  • 演出:渡邊良雄&津田温子&深川貴志

登場人物&俳優

  • 槙野寿恵子(演:浜辺美波)牧野寿衛子がモデルとなる人物
  • 槙野万太郎-青年時(演:神木隆之介)植物学の研究者
  • 槙野万太郎-幼少時(演:森優理斗)高知の裕福な酒造業の跡取り息子
  • 槙野万太郎-少年時(演:小林優仁)9〜12歳の頃の槙野万太郎
  • 槙野ヒサ(演:広末涼子)槙野万太郎の母
  • 槙野綾-青年時(演:佐久間由衣)槙野万太郎の姉
  • 槙野綾-幼少期(演:太田結乃)弟を優しく見守る少女
  • 槙野タキ(演:松坂慶子)槙野万太郎の祖母
  • 西村まつ(演:牧瀬里穂)西村寿恵子の母親で、白梅堂を経営する人物
  • 井上竹雄-青年時(演:志尊淳)酒蔵『峰屋』の番頭の息子
  • 井上竹雄-称念寺(演:井上涼太)槙野万太郎の世話を命じられる少年
  • 豊治(演:菅原大吉)峰屋の分家で、以前まで嫌味の多かった人物
  • 伸治(演:坂口涼太郎)豊治の息子
  • 天狗-坂本龍馬(演:ディーン・フジオカ)神社で槙野万太郎と出会う
  • 池田蘭光(演:寺脇康文)名教館の学頭
  • 堀田寛太(演:新名基浩)槙野万太郎の幼馴染
  • 幸吉(演:笠松将)峰屋で働く青年
  • 野田基善(演:田辺誠一)槙野万太郎が憧れる植物学者
  • 槙野万太郎が憧れる植物学者
  • 楠野喜江(演:島崎和歌子自由民権運動を応援する女性
  • 早川逸馬(演:宮野真守自由民権運動
  • 中濱万次郎(演:宇崎竜童)ジョン万次郎とも呼ばれる男
  • 市蔵(演:小松利昌)峰屋の番頭で、竹雄の父親
  • 広瀬佑一郎(演:中村蒼)槙野万太郎の元学友
  • 倉木隼人(演:大東駿介)トランクを狙おうとして、槙野万太郎と知り合う
  • 倉木えい(演:成海璃子)質屋で槙野万太郎と出会う女性
  • 堀井丈之助(演:山脇辰哉)小説に熱を入れる落第生
  • 江口りん(演:安藤玉恵)十徳長屋の差配人
  • 牛久亭九兵衛(演:住田隆)十徳長屋の住人で、噺家
  • 宇佐見ゆう(演:山谷花純)十徳長屋の住民で、小料理屋の女中
  • 堀井丈之助(演:山脇辰哉)十徳長屋の住人で、東京大学の落第生
  • 及川福治(演:池田鉄洋)十徳長屋の住人で、魚の干物売り
  • 及川小春(演:山本花帆)及川福治の娘
  • 西村まつ(演:牧瀬里穂)西村寿恵子の母親で、白梅堂を営んでいる人物
  • 笠崎みえ(演:宮澤エマ)西村寿恵子の叔母
  • 阿部文太(演:池内万作)白梅堂の菓子職人
  • 田邊彰久(演:要潤東京大学の植物学の初代教授
  • 徳永政市(演:田中哲司東京大学植物学教室の助教
  • 大窪昭三郎(演:今野浩喜)徳永政市に媚びへつらう講師
  • 細田晃助(演:渋谷謙人)植物学の学生で、髪が少しパーマ
  • 波多野泰久(演:前原滉)植物学の学生で、丸メガネをかけた生徒
  • 藤丸次郎(演:前原瑞樹)植物学の学生で、少しぽっちゃりした生徒
  • 野宮朔太郎(演:亀田佳明)大学で、そっけない態度を取る男子
  • クララ・ローレンス(演:アナンダ・ジェイコブス)音楽・ダンスの講師
  • 高藤雅修(演:伊礼彼方)元薩摩藩士の実業家
  • 大畑義平(演:奥田瑛二)大畑印刷所の工場主
  • 大畑イチ(演:鶴田真由)大畑義平の妻
  • 大畑佳代(演:田村芽実)大畑夫婦の娘
  • 岩下定春(演:河井克夫)大畑印刷所の絵師
  • 聡子(演:中田青渚)田邊彰久教授の妻
  • 伊藤孝光(演:落合モトキ)シーボルトの助手の家族
  • 美作(演:山本浩司)動物学の教授
  • 山元虎鉄(演:寺田心)槙野万太郎に道案内する少年
  • 磯部(演:六平直政)借金取り
  • 森有礼(演:橋本さとし)初代文部大臣にして、田邊彰久の恩人
  • 岩崎弥之助(演:皆川猿時)三菱の実業家
  • 恩田(演:近藤公園)陸軍の大佐
  • 陳志明(演:朝井大智)台湾の案内人
  • 荒谷佐太郎(演:芹澤興人)道玄坂で酔いつぶれていた男性
  • 山元虎鉄(演:濱田龍臣)槙野万太郎の助手
  • 相島圭一(演:森岡龍)寿恵子の店にやってくる客
  • 小林一三(演:海宝直人)寿恵子の店にやってくるヒゲを生やした男

朝ドラ『らんまん 第118話』のストーリー

槙野万太郎は、寿恵子に「熊野から、珍しい物を送ってきてもらった」と教えて、新聞紙を広げていくと、それがハチクでした。

寿恵子は「あれ?これは先月の物です。それで花が咲いたんですねぇ」と言って、槙野万太郎は「あっ、あぁ」と戸惑います。

それから、日本はロシアと戦争をする事になり、これが世に名高い『日露戦争』でした。

西欧列強が植民地を始めてから、初めて有色人種が白人に勝利をした戦争であり、日本の陸軍はうかれて「俺は、あの戦場から帰ってきたんだ」と自慢をする者までいたほどだったのです。

寿恵子は、自分の料亭に、竹の花を出したら、お客から「繁盛している中、ここで貸切にする事はできないか?」と言われますが「ここで、よろしいのでしょうか」

「ここの花は、土佐から取り寄せたものだろう、今度、来るお人は、土佐の早川という人なんだ」

そういうと、お客は立ち去って行きますが、寿恵子は「……早川?」と驚いてしまいます。

槙野万太郎は家に戻ると、野宮朔太郎から封筒が届いていたので、中に入っていた手紙を読んでみたら、南方熊楠の事について書いてありました。

南方熊楠は、神社合祀について憤慨していたのです。神社合祀は、神社の数を減らすものであり、なぜ明治政府は、そんな事をしようとしたのでしょうか?

『明治政府が神社合祀をした理由』

明治政府が神社合祀をしたのは、神社の数を減らす代わりに、残った神社を大きくして、威厳を持たせる事ができるからです。

小さな神社が数多くあるよりも、大きな神社があったほうが良いという事ですね。

しかし、それは熊野を衰退させる行為であり、熊野を愛していた南方熊楠にとっては、許せない事だった訳ですね。

特に、奉仕の体勢ができていない小神社を近隣の神社に合併させてしまい、原則としては、行政区ごとに1社にして、無格社は村に1または、数社に半強制的に減らす方針を打ち出しました。

参照元https://www.kytm16.com/jinjyagoshi

明治政府は強制というよりも、奨励しただけでしたが、これも神社とお寺をはっきりを区別させようとして、廃仏毀釈に導いたように、日本の文化にとって大きな損失となります。

神社の数が減った事により、住民にとっては負担が少なくなったというメリットもありましたが、民間神道や民俗行事が失われた所もあったので、あまり良い政策とは言えませんね。

朝ドラ『らんまん 第118話』の見所とまとめ

第118話では、明治政府が神社合祀をしようとしますが、それは神社の数を減らして、大きな神社を多くしたほうが良いと思ったからなんですね。

かつては、廃仏毀釈の突き進ませる事をしたほどなので、こういった政策までしていた訳なんですね。

槙野万太郎は、南方熊楠と深く関わってしまう事になるのか?気になる所ですね。