槙野万太郎が理学博士となりスピーチをしても妻を植物と思っていた?朝ドラ『らんまん 第128話』

引用:https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/blog/bl/pkLm3a5nL6/

朝ドラ『らんまん 第128話』では、槙野万太郎が理学博士となりスピーチをしますが、驚くべきことに、妻を植物のように思っている事が判明しました。

これは、どういう事なのか?詳しく紹介するので、参考にしてみて下さい。

朝ドラ『らんまん』のキャスト

らんまんは、2023年4月3日から放送開始されました。

監修&演出

  • 監修:田中伸幸
  • 演出:渡邊良雄&津田温子&深川貴志

登場人物&俳優

  • 槙野寿恵子(演:浜辺美波)牧野寿衛子がモデルとなる人物
  • 槙野万太郎-青年時(演:神木隆之介)植物学の研究者
  • 槙野万太郎-幼少時(演:森優理斗)高知の裕福な酒造業の跡取り息子
  • 槙野万太郎-少年時(演:小林優仁)9〜12歳の頃の槙野万太郎
  • 槙野ヒサ(演:広末涼子)槙野万太郎の母
  • 槙野綾-青年時(演:佐久間由衣)槙野万太郎の姉
  • 槙野綾-幼少期(演:太田結乃)弟を優しく見守る少女
  • 槙野タキ(演:松坂慶子)槙野万太郎の祖母
  • 西村まつ(演:牧瀬里穂)西村寿恵子の母親で、白梅堂を経営する人物
  • 井上竹雄-青年時(演:志尊淳)酒蔵『峰屋』の番頭の息子
  • 井上竹雄-称念寺(演:井上涼太)槙野万太郎の世話を命じられる少年
  • 豊治(演:菅原大吉)峰屋の分家で、以前まで嫌味の多かった人物
  • 伸治(演:坂口涼太郎)豊治の息子
  • 天狗-坂本龍馬(演:ディーン・フジオカ)神社で槙野万太郎と出会う
  • 池田蘭光(演:寺脇康文)名教館の学頭
  • 堀田寛太(演:新名基浩)槙野万太郎の幼馴染
  • 幸吉(演:笠松将)峰屋で働く青年
  • 野田基善(演:田辺誠一)槙野万太郎が憧れる植物学者
  • 槙野万太郎が憧れる植物学者
  • 楠野喜江(演:島崎和歌子自由民権運動を応援する女性
  • 早川逸馬(演:宮野真守自由民権運動
  • 中濱万次郎(演:宇崎竜童)ジョン万次郎とも呼ばれる男
  • 市蔵(演:小松利昌)峰屋の番頭で、竹雄の父親
  • 広瀬佑一郎(演:中村蒼)槙野万太郎の元学友
  • 倉木隼人(演:大東駿介)トランクを狙おうとして、槙野万太郎と知り合う
  • 倉木えい(演:成海璃子)質屋で槙野万太郎と出会う女性
  • 堀井丈之助(演:山脇辰哉)小説に熱を入れる落第生
  • 江口りん(演:安藤玉恵)十徳長屋の差配人
  • 牛久亭九兵衛(演:住田隆)十徳長屋の住人で、噺家
  • 宇佐見ゆう(演:山谷花純)十徳長屋の住民で、小料理屋の女中
  • 堀井丈之助(演:山脇辰哉)十徳長屋の住人で、東京大学の落第生
  • 及川福治(演:池田鉄洋)十徳長屋の住人で、魚の干物売り
  • 及川小春(演:山本花帆)及川福治の娘
  • 西村まつ(演:牧瀬里穂)西村寿恵子の母親で、白梅堂を営んでいる人物
  • 笠崎みえ(演:宮澤エマ)西村寿恵子の叔母
  • 阿部文太(演:池内万作)白梅堂の菓子職人
  • 田邊彰久(演:要潤東京大学の植物学の初代教授
  • 徳永政市(演:田中哲司東京大学植物学教室の教授
  • 大窪昭三郎(演:今野浩喜)徳永政市に媚びへつらう講師
  • 細田晃助(演:渋谷謙人)植物学の学生で、髪が少しパーマ
  • 波多野泰久(演:前原滉)植物学の学生で、丸メガネをかけた生徒
  • 藤丸次郎(演:前原瑞樹)植物学の学生で、少しぽっちゃりした生徒
  • 野宮朔太郎(演:亀田佳明)大学で、そっけない態度を取る男子
  • クララ・ローレンス(演:アナンダ・ジェイコブス)音楽・ダンスの講師
  • 高藤雅修(演:伊礼彼方)元薩摩藩士の実業家
  • 大畑義平(演:奥田瑛二)大畑印刷所の工場主
  • 大畑イチ(演:鶴田真由)大畑義平の妻
  • 大畑佳代(演:田村芽実)大畑夫婦の娘
  • 岩下定春(演:河井克夫)大畑印刷所の絵師
  • 聡子(演:中田青渚)田邊彰久教授の妻
  • 伊藤孝光(演:落合モトキ)シーボルトの助手の家族
  • 美作(演:山本浩司)動物学の教授
  • 山元虎鉄(演:寺田心)槙野万太郎に道案内する少年
  • 磯部(演:六平直政)借金取り
  • 森有礼(演:橋本さとし)初代文部大臣にして、田邊彰久の恩人
  • 岩崎弥之助(演:皆川猿時)三菱の実業家
  • 恩田(演:近藤公園)陸軍の大佐
  • 陳志明(演:朝井大智)台湾の案内人
  • 荒谷佐太郎(演:芹澤興人)道玄坂で酔いつぶれていた男性
  • 山元虎鉄(演:濱田龍臣)槙野万太郎の助手
  • 相島圭一(演:森岡龍)寿恵子の店にやってくる客
  • 小林一三(演:海宝直人)寿恵子の店にやってくるヒゲを生やした男
  • 永守徹(演:中川大志)資産家として有名な人物
  • 槙野千歳(演:遠藤さくら)槙野万太郎と寿恵子の次女
  • 槙野百喜(演:松岡広大)槙野万太郎と寿恵子の長男
  • 槙野大喜(演:服部仁信)槙野万太郎と寿恵子の二男
  • 槙野千鶴(演:本田望結)槙野万太郎と寿恵子の末娘
  • 槙野千鶴-老婆時代(演:松坂慶子)槙野万太郎と寿恵子の末娘
  • 藤平紀子(演:宮崎あおい)槙野万太郎の遺品整理を手伝う女性

朝ドラ『らんまん 第128話』のストーリー

波多野泰久は「万さん、理学博士にならない?」と言われて「え?」と驚いてしまいますが「今なら、徳永教授が推してくれる」

寿恵子は、最初こそ「なれるものなんですか」と戸惑っていましたが、学歴がなくても、今までの業績や、推薦してくれる人物の事を考えたら、理学博士になる事は可能でした。

しかし、槙野万太郎は「……ありがたい事じゃけど、これは受け取れない。今まで、大学にだいぶ不義理をしてきた」と断ろうとします。

波多野泰久は「傲慢だよ、万さんは。今まで自分でしてきたと思っているでしょう」と真顔で指摘してしまい、槙野万太郎は呆然としてしまいました。

「理学博士になるんだ、槙野万太郎!」と激しく迫ると、寿恵子は「その通りです、万太郎さん、勘違いをしています。図鑑ができてから?そんなの遅いですよ」

「理学博士になってからなら、植物図鑑が売れるじゃないですか。そうなれば、いっぱい本を出せて、売れに売れるじゃないですか」

波多野泰久や藤丸次郎は、その話をきいて「はっははは」と笑ってしまいますが、寿恵子から「あなたの名前が刻まれるでしょう」

槙野万太郎は、神妙な面持ちになりながら、足を組み直して「改めて、理学博士の推薦、よろしくお願いします」と、ようやく理学博士になる事を決断しました。

寿恵子は「万太郎さん、銀座へ行きませんか?服を新調しなくては」と誘います。「なぁに、何でもないですよ」「でも、そっちのほうが安心じゃろう」

そして、いよいよ槙野万太郎が理学博士となり、植物について熱く語り出しますが、その思いは多くの方たちの心に届くのでしょうか?

『槙野万太郎の理学博士のスピーチで徳永と田邊の違いが分かる』

槙野万太郎が理学博士となり、スピーチを始めますが「あらゆるものにも、命には限りがある。植物にも人も、あらゆる出会いが奇跡で、愛しゅうて仕方ない」と妻を見ながら熱く語ります。

その言葉を聞いて、妻の寿恵子の頬に涙が流れ落ちていき、槙野万太郎は「私を支えてくれた妻と、みなさまに感謝申し上げます」とお礼を言うのです。

槙野万太郎にとっては、植物と人間には差がなくて、妻と出会えた事は、新種の植物と出会えるほどの奇跡であり、どのような植物にも負けないほど愛しい存在と言いたかったのでしょう。

それと同時に、植物も、妻と同じぐらいの魅力があるので、それを多くの人に分かってほしくて、このようなスピーチをしたと考えられます。

朝ドラ『らんまん 第128話』の見所とまとめ

第128話では、槙野万太郎が相変わらず、人の好意を断ろうとして『本当に、この男は』と思ってしまいましたね。

それでも、妻の説得に心を大きく動かして、スピーチをする事になりますが、妻と植物には差がなくて、どちらも、同じぐらい、かけがえのない存在だったようです。

根っから、植物が好きな人物だからこそ、周囲の人間がやきもきしてしまいますが。こういった性格でなければ、理学博士になる事は難しかったかもしれません。