大河ドラマ『どうする家康 第37話』では、西笑承兌(でんでん)が登場しましたが、この人物の忠義のせいで、朝鮮との戦いが長引いてしまいました。
なぜ、そんな事になったのか?紹介するので参考にしてみて下さい。
大河ドラマ 『どうする家康』のキャスト
どうする家康に登場する人物や俳優たちは、以下の通りです。
徳川家
- 徳川家康(演:松本潤)豊臣秀吉の家臣になる大大名
- 徳川信康(演:細田佳央太)徳川家康と築山殿の嫡男で切腹してしまう
- 松平広忠(演:飯田基祐)竹千代の父で、家臣の裏切りにあう
- 於大の方(演:松嶋菜々子)徳川家康の母
- 築山殿-瀬名(演:有村架純)徳川家康の元正室で、お家のため命を落とす
- 阿茶局(演:松本若菜)徳川家康の側室
- お葉(演:北香那)徳川家康の側室で、督姫を産む
- お万(演:松井玲奈)徳川家康の側室で、結城秀康を産む
- 亀姫(演:當真あみ)徳川家康と築山殿の娘で、奥平信昌に嫁ぐ
- 於愛の方(演:広瀬アリス)徳川家康の側室で、徳川秀忠たちを産む
- 登与(演:猫背椿)徳川家康の叔母で、酒井忠次の妻となる人物
- 酒井忠次(演:大森南朋)徳川四天王の筆頭で、柴田勝家を撃退した程の重臣
- 本多忠勝(演:山田裕貴)徳川四天王の一人で、徳川家の随一の猛将
- 榊原康政(演:杉野遥亮)徳川四天王の一人で、武田軍を翻弄する知将
- 井伊直政(演:板垣李光人)徳川四天王の一人で、井伊の赤備えは特に有名
- 鳥居元忠(演:音尾琢真)徳川家の忠臣で、伏見城を死守しようとする武将
- 大久保忠世(演:小手伸也)徳川家の重臣で、武田信玄から一目置かれる武将
- 平岩親吉(演:岡部大)松平信康の傅役(もりやく)
- 鳥居忠吉(演:イッセー尾形)松平家の老臣で、竹千代を支える武将
- 服部半蔵 -正成(演:山田孝之)徳川家康のもとで、忍びの仕事を引き受ける武将
- 石川数正(演:松重豊)豊臣家へ謎の出奔をする重臣
- 本多正信(演:松山ケンイチ)徳川家の随一の知将として知られる武将
- 夏目広次(演:甲本雅裕)三方ヶ原の戦いで、徳川家康の身代わりになる忠臣
- 本多忠真(演:波岡一喜)三方ヶ原の戦いで、奮戦する武将
- 渡辺守綱(演:木村昴)今川家との戦いで奮戦して『槍半蔵』と恐れられる武将
- 大鼠(演:千葉哲也)服部半蔵に使える忍び
- 女大鼠(演:松本まりか)大鼠の娘
- 久松長家(演:リリー・フランキー)桶狭間の戦いの後に松平家に従う
- 松平昌久(演:角田晃広)桶狭間の戦いで討ち死にする武将
- 山田八蔵(演:山田重英)徳川の忠義を貫く家臣
- 大岡弥四郎(演:毎熊克哉)徳川を裏切る逆臣
- 稲姫(演:鳴海唯)本多忠勝の娘
- 渡辺半蔵守綱(演:木村昴)槍の半蔵と言われた人物
豊臣家
- 豊臣秀吉(演:ムロツヨシ)農民出身でありながら、関白にのぼりつめる男
- 淀君(演:北川景子)お市の方の娘であり、豊臣秀吉の側室
- 豊臣秀長(演:佐藤隆太)豊臣秀吉の弟で、大和大納言の異名を持つ
- 寧々(演:和久井映見)豊臣秀吉の正室で、良妻賢母として慕われる人物
- 大政所(演:高畑淳子)豊臣秀吉の母で、秀吉の野心を心配してしまう
- 旭(演:山田真歩)豊臣秀吉の妹で、徳川家康に嫁ぐ女性
- 石田三成(演:中村七之助)豊臣家の切れ者として知られる人物
- 石川数正(演:松重豊)徳川家から豊臣家へ出奔をする人物
- 西笑承兌(演:でんでん)豊臣家の政治顧問を務める僧侶
その他
- 真田昌幸(演:佐藤浩市)信濃の上田城城主
- 真田信之(演:吉村界人)真田昌幸の嫡男
- 望月千代(演:古川琴音)武田の元間者
- 織田信勝(演:浜野謙太)織田信長の次男であり、現在は豊臣家に従う
- 北条氏政(演:駿河太郎)北条家の4代目の当主
- 北条氏直(演:西山潤)北条家の5代目の当主で、氏政の嫡男
- おふう(演:清乃あさ姫)徳川家康の次女であり、北条氏直の妻
大河ドラマ『どうする家康 第37話』のストーリー
徳川家康は、豊臣秀吉から茶々を紹介されますが、それは、母君・お市の方に瓜二つな顔をしていて、自分の目を疑うばかりでした。
のちに、茶々は、豊臣秀吉の嫡男を出産して、寧々からも祝福されて、豊臣秀吉の喜びは頂点に達しました。
豊臣秀吉は、北条家を討伐するために、徳川家康に「3ヶ月で、北条を征伐せよ。もし出来たら、北条の領土は、そのまま、徳川殿に与える。褒美じゃわ」
北条の領土に加えて、徳川の領国も合わせると、かなりの大勢力になる事から、徳川家康の側室・阿茶局は「おそらく、北条の領土と引き換えに、今までの領土を召上げる気でしょう」
徳川家康は、今までの領土を失う事を家臣たちに言えないままで、ついに徳川家康は出陣して、豊臣秀吉も兵を繰り出して、その兵力は、20万にもなりました。
豊臣秀吉は、北条に気付かれないように、城を築いていて、障害となるものを排除して、北条には一夜にして城が出来上がったと思って、動揺が走ってしまいます。
徳川家康は、豊臣秀吉から「お前の領土は、他の大名に任せる、お主は、江戸にいけい。それに、重臣たちにも城を分け与えてやれ」と命じられてしまいました。
本多正信は、徳川家康と二人になった所で「未開の江戸を開発させて財を使わせて、家臣を離れさせて、徳川の団結力を無くそうとしているとも言えますな」とつぶやいてしまいます。
3ヶ月以上にも及ぶ、籠城戦の末、ついに北条氏直は降伏をしてきて、徳川家康は「氏直どの、よくぞ決心してくれた、おふう、大儀であった」
徳川家康は、家臣たちに国替えの話をすると、すでに家臣たちは知っていて、誰も異論をはさまず、徳川家の団結力は衰える事なく、新たな領国の経営に専念する事になったのです。
『西笑承兌(でんでん)の忠義で朝鮮との戦いが長引いた理由』
西笑承兌(でんでん)は、僧侶でありながら、豊臣家で政治顧問を務めていました。
そんな時に、豊臣秀吉は唐入りのため、朝鮮を征服しようとして戦をしかけます。当初こそ、有利に戦は進んでいましたが、明(中国)の援軍や、朝鮮の義勇軍により、次第に苦戦していきます。
小西行長は、何とか講和しようとするため、西笑承兌に「明使からの冊封状の内容を読む時は、少し穏やかな内容に変えて読んで欲しい」と頼み込みました。
しかし、西笑承兌は、豊臣秀吉に対する忠義心からか?そのまま読んでしまい、豊臣秀吉は「わしを日本国王となすとは、わしを家来だと思うておるのか!」と大激怒します。
これにより、講和は決裂してしまい、朝鮮との戦は長引いてしまったのです。
大河ドラマ 『どうする家康 第37話』のまとめ
徳川家康は、江戸を大阪に負けない地にする事を決断しますが、その願いは実現して、現在の東京(江戸)は、大阪をはるかにしのぐ大都市となりました。
豊臣秀長は、天下一統を果たしたという知らせを聞いて「兄さま、ついにやりましたな。これ以上の欲をはりなさるなよ」と心配しますが、その不安は的中してしまいます。