西笑承兌(でんでん)の忠義で朝鮮との戦いが長引いた!大河ドラマ『どうする家康 第37話』

引用:https://www.nhk.or.jp/ieyasu/

大河ドラマ『どうする家康 第37話』では、西笑承兌(でんでん)が登場しましたが、この人物の忠義のせいで、朝鮮との戦いが長引いてしまいました。

なぜ、そんな事になったのか?紹介するので参考にしてみて下さい。

大河ドラマ 『どうする家康』のキャスト

どうする家康に登場する人物や俳優たちは、以下の通りです。

徳川家

豊臣家

その他

大河ドラマ『どうする家康 第37話』のストーリー

徳川家康は、豊臣秀吉から茶々を紹介されますが、それは、母君・お市の方に瓜二つな顔をしていて、自分の目を疑うばかりでした。

のちに、茶々は、豊臣秀吉の嫡男を出産して、寧々からも祝福されて、豊臣秀吉の喜びは頂点に達しました。

豊臣秀吉は、北条家を討伐するために、徳川家康に「3ヶ月で、北条を征伐せよ。もし出来たら、北条の領土は、そのまま、徳川殿に与える。褒美じゃわ」

北条の領土に加えて、徳川の領国も合わせると、かなりの大勢力になる事から、徳川家康の側室・阿茶局は「おそらく、北条の領土と引き換えに、今までの領土を召上げる気でしょう」

徳川家康は、今までの領土を失う事を家臣たちに言えないままで、ついに徳川家康は出陣して、豊臣秀吉も兵を繰り出して、その兵力は、20万にもなりました。

豊臣秀吉は、北条に気付かれないように、城を築いていて、障害となるものを排除して、北条には一夜にして城が出来上がったと思って、動揺が走ってしまいます。

徳川家康は、豊臣秀吉から「お前の領土は、他の大名に任せる、お主は、江戸にいけい。それに、重臣たちにも城を分け与えてやれ」と命じられてしまいました。

本多正信は、徳川家康と二人になった所で「未開の江戸を開発させて財を使わせて、家臣を離れさせて、徳川の団結力を無くそうとしているとも言えますな」とつぶやいてしまいます。

3ヶ月以上にも及ぶ、籠城戦の末、ついに北条氏直は降伏をしてきて、徳川家康は「氏直どの、よくぞ決心してくれた、おふう、大儀であった」

徳川家康は、家臣たちに国替えの話をすると、すでに家臣たちは知っていて、誰も異論をはさまず、徳川家の団結力は衰える事なく、新たな領国の経営に専念する事になったのです。

西笑承兌(でんでん)の忠義で朝鮮との戦いが長引いた理由』

西笑承兌(でんでん)は、僧侶でありながら、豊臣家で政治顧問を務めていました。

そんな時に、豊臣秀吉は唐入りのため、朝鮮を征服しようとして戦をしかけます。当初こそ、有利に戦は進んでいましたが、明(中国)の援軍や、朝鮮の義勇軍により、次第に苦戦していきます。

小西行長は、何とか講和しようとするため、西笑承兌に「明使からの冊封状の内容を読む時は、少し穏やかな内容に変えて読んで欲しい」と頼み込みました。

しかし、西笑承兌は、豊臣秀吉に対する忠義心からか?そのまま読んでしまい、豊臣秀吉は「わしを日本国王となすとは、わしを家来だと思うておるのか!」と大激怒します。

これにより、講和は決裂してしまい、朝鮮との戦は長引いてしまったのです。

大河ドラマ 『どうする家康 第37話』のまとめ

徳川家康は、江戸を大阪に負けない地にする事を決断しますが、その願いは実現して、現在の東京(江戸)は、大阪をはるかにしのぐ大都市となりました。

豊臣秀長は、天下一統を果たしたという知らせを聞いて「兄さま、ついにやりましたな。これ以上の欲をはりなさるなよ」と心配しますが、その不安は的中してしまいます。

豊臣秀吉は、嫡男を失ってしまい「次は何を手に入れようかのぅ」と言ってしまい、いよいよ、朝鮮出兵の時が迫ってきましたね。