引用:https://www.nhk.jp/p/boogie/ts/NLPYVZYM29/blog/bl/p5kPw8DWyV/
ドラマ『ブギウギ 第49話』では、ついに大空の弟が歌われますが、その歌詞は絶妙なバランスで作られていました。
そこで、なぜ、大空の弟の歌詞は絶妙なバランスだったのか?詳しく紹介するので参考にしてみて下さい。
ドラマ『ブギウギ』のキャスト
朝ドラ『ブギウギ』は、2023年10月2日から放送開始されました。
演出
- 福井充広
- 二見大輔
- 泉並敬眞
- 鈴木航
- 盆子原誠
登場人物&俳優
- 花田鈴子-福来スズ子(演:趣里)笠置シヅ子をモデルにした女性
- 花田鈴子-少女時代(演:澤井梨丘)銭湯の跡取り娘
- 花田梅吉(演:柳葉敏郎)鈴子の父親
- 花田ツヤ(演:水川あさみ)鈴子の母親
- 花田六郎-少年時代(演:黒崎煌代)鈴子の弟
- 大西トシ(演:三林京子)ツヤの母親で、鈴子の祖母
- タイ子-少女時代(演:清水胡桃)花田鈴子の親友
- タイ子(演:藤間爽子)福来スズ子の幼馴染
- アホのおっちゃん(演:岡部たかし)タダで銭湯に入る客
- 易者(演:なだぎ武)鈴子と喧嘩をする占い師
- 松岡-少年時代(演:湯田大夢)タイ子好かれていた男子
- ゴンベエ(演:宇野祥平)銭湯の従業員
- 林(演:橋本じゅん)梅丸少女歌劇団の部長
- 橘アオイ(演:翼和希)梅丸少女歌劇団の第1期生で男役トップスター
- 大和礼子(演:蒼井優)梅丸少女歌劇団の大スター
- 白川幸子-リリー白川(演:清水くるみ)花田鈴子の同期
- 白川幸子-少女時代(演:小南希良梨)花田鈴子と親しくなる同期
- 桜庭辰美-桜庭和希(演:片山友希)花田鈴子の同期
- 桜庭辰美-少女時代(演:木村湖音)白川幸子たちにそっけない同期
- 大熊熊五郎(演:升毅)梅丸少女歌劇団の社長
- 秋山美月(演:伊原六花)花田鈴子たちの後輩
- 股野義夫(演:森永悠希)ピアノを伴奏する男性
- 治郎丸和一(演:石倉三郎)トシの幼馴染で、鈴子に踊りを要求する人物
- 西野キヌ(演:中越典子)福来スズ子の実母
- 大西トシ(演:三林京子)花田ツヤの母親で、福来スズ子の祖母
- 松永大星(演:新納慎也)梅丸少女歌劇団を訪れる演出家
- 中山四郎(演:小栗基裕)有名なダンサー
- 一井(演:陰山泰)トランペット奏者で、福来スズ子をモヤシと思ってしまう
- 辛島一平(演:安井順平)制作部長で、梅丸楽劇団の部長
- 羽鳥善一(演:草彅剛)大阪生まれの作曲家
- 羽鳥麻里(演:市川実和子)羽鳥善一の妻で、福来スズ子の良き相談相手
- 茨田りつ子(演:菊地凛子)別れのブルースで有名な歌手
- 竹田(演:野田晋市)松永大星の後任の演出家
- 小村チズ(演:ふせえり)下宿先の女将
- 小村吾郎(演:隈本晃俊)小村チズの夫
- 小林小夜(演:富田望生)福来スズ子に弟子入りしたい女性
- 伝蔵(演:坂田聡)おでんの屋台の店主
ドラマ『ブギウギ 第49話』のストーリー
花田鈴子とその楽団たちのメンバーは、チケットが全て完売した事について、大喜びして、いよいよ茨田りつ子とコラボをするショーが始まろうとしていました。
客席では、花田梅吉が、息子が大事に思っていた亀を連れて、娘の登場を今か今かと待っていたのです。
福来スズ子は、緊張した面持ちで自分の出番を待っていたら、小林小夜がやってきて「スズ子さん、羽鳥先生がお呼びです」と知らせてきたので「分かった」と返事をします。
最初は、茨田りつ子が登場して「このたびは、このような場を設けていただき、ありがとうございます」とお礼を言って、静かに、そして力強い魂の歌をうたい上げていきました。
歌い終わると、茨田りつ子は福来スズ子に「お先」と言って立ち去っていきました。
羽鳥善一はピアノを演奏しはじめると、今度は福来スズ子は切なそうな表情で「憎き敵に、がんと突撃しています。六郎」と弟の事をうたい始めていきます。
梅田六郎は、その歌を聞いた瞬間に驚いてしまいますが、亀をチラッと見て、そのあと、すぐに福来スズ子のほうへ目線を戻しました。
「姉さん、体の弱い父さんといつも、弟の話ばかり、皆様方の情けに守られて、何不自由なく、暮らしています。これもひとえに、弟のおかげと思う姉さんは、遠い戦地をしのぶごと。泣けているぅ」
歌い終わり、大きな拍手が送られると、福来スズ子は泣き崩れてしまいますが、羽鳥善一から「福来くん、しっかりなさい」と言われます。
しかし、その時。笑顔で微笑む弟の幻影が見えると、すぐに立ち直り、明るい曲『センチメンタル・ダイナ』を歌い上げていき、観客が一気に盛り上がりました。
はたして、福来スズ子は完全復活できたのでしょうか?
『大空の弟の歌詞が絶妙だった理由を紹介』
大空の弟の歌詞は、軍国主義に染まった者たちに配慮した部分と、弟の事を思う家族愛の両方が書かれていました。
以前、与謝野晶子が弟が戦地に行く事について『君死にたまふことなかれ』という作品を発表してしまい、世間から第バッシングされてしまいました。
日露戦争より、米英と戦争を始めた時のほうが軍国主義は強まっていたので、どうしても戦場へ突撃していく所を歌詞に入れるのは、仕方のない所だったのでしょう。
しかし、それだけではなく、ギリギリのところで家族愛の事も歌っていて、絶妙のバランスを保てたので、軍極主義者と花田一家・花田関係者たちの双方に配慮できた歌が生まれた訳です。
ドラマ『ブギウギ 第49話』の見所とまとめ
第49話では、福来スズ子が弟の事を思った歌をうたいあげていくと、あまりの悲しみに嘆きな悲しんでしまいました。
羽鳥善一から「しっかりなさい」と言われますが、弟の幻影が現れた事で、なんとか立ち直れましたね。
悲しい曲から一気に、明るい歌に変わっていく所はすごかったですね。
大空の弟の歌詞については、現代の日本人には理解しがたいものがあると思いますが、当時はやむを得ない歌詞だったのでしょう。