映画『ドラえもん のび太の地球交響楽』では、多くのロボットが、ノイズの来襲に苦しめられてしまいます。
そこで、この映画に登場したロボットたちのモデルは誰なのか?詳しく紹介しましょう。
- 映画『ドラえもん のび太の地球交響楽』のキャスト
- 映画『ドラえもん のび太の地球交響楽』のストーリー
- 『ロボットたちのモデルが誰なのか詳しく紹介』
- 『ドラえもん のび太の地球交響楽』と他の映画を比較
- 映画『ドラえもん のび太の地球交響楽』のまとめ
映画『ドラえもん のび太の地球交響楽』のキャスト
日本の2Dアニメ映画『ドラえもん のび太の地球交響楽』は、2024年3月1日に公開されました。
監督&脚本
登場人物&声優
- ドラえもん(声:水田わさび)ネズミに噛まれて、耳を失ったネコロボット
- 野比のび太(声:大原めぐみ)ドラえもんに何度も助けを求める少年
- 源 静香(声:かかずゆみ)のび太に好かれているヒロイン
- 剛田武(声:木村昴)のび太をイジメる少年で、通称はジャイアン
- 骨川スネ夫(声:関智一)自慢話が好きな少年
- ミーナ(声:芳根京子)来日中の歌姫
- ミッカ(声:平野莉亜菜)惑星ムシーカ生まれの少女
- チャペック(声:菊池こころ)ミッカをサポートするロボット
- タキレン(声:チョー)墓守り
- モーツェル(声:田村睦心)教えるのが得意
- バッチ(声:無し)宇宙を観察する者
- マエストロヴェントー(声:吉川晃司)ファーレの殿堂の支配人
- ワークナー(声:石丸幹二)支配棒を振るうロボット
- ミッカの双子の妹(声:芳根京子)地球で幸せな人生を過ごした女性
映画『ドラえもん のび太の地球交響楽』のストーリー
のび太は、音楽の授業で、自分だけが上手くリコーダーを吹けなくて、ジャイアンたちにバカにされてしまいます。
あまりにも、悔しくて、ドラえもんに訴えても「ちゃんと、練習しなよ」と道具を出してもくれません。
ところが、ドラえもんがあるノート落とした事に気付かず、部屋から出て行ってしまいました。
そのノートに書いた事が、将来、実際に起きてしまうので、のびたは『今日は音楽がなかった。楽しかった』と書いてしまいます。
翌日、音楽の授業が中止になり『やったぁ、あのノートのお陰だ』と喜びますが、すぐにドラえもんにバレてしまい、取り上げられます。
実は、学校の音楽の授業だけではなく、カラオケが休業したり、テレビの音楽番組が映らなくなったりしたのです。
ドラえもんは、すぐに音を楽しめる世界に戻しました。
のび太は、諦めて、リコーダーの練習をしていたら、不思議な少女・ミッカと知り合います。
実は、ミッカが生まれた星は、音楽で繁栄していましたが、一部の者が音楽を独り占めした事がありました。
音を自由に楽しめくなったら、その隙をついて、ノイズが侵略していき、多くの仲間たちが命を落としてしまったのです。
のび太たちは、ミッカと一緒に、音楽を使って星を復活させようとしますが、ノイズは一時的に音楽が止まった地球に目をつけます。
すぐに音楽が復活したのに、その間に、ノイズは多くの胞子を地球にばらまき、音を楽しめないように活動を始めてしまいました。
のび太やドラえもんたちは、音楽を使って、ノイズを撃退しようとしますが、ミッカの星や地球を救う事が、できるのでしょうか?
『ロボットたちのモデルが誰なのか詳しく紹介』
映画『ドラえもん のび太の地球交響楽』に登場したロボットや、モデルたちは、以下の通りです。
『タキレンは滝廉太郎』
タキレンのモデルは、この映画では唯一の日本人で、あの『滝廉太郎』です。
滝廉太郎は、ピアノや作曲の研究のために、ドイツへ留学した事があり、これが大きな財産となります。
引用:https://www.city.taketa.oita.jp/soshiki/shogaigakushuka/4/668.html
滝廉太郎は『荒城の月』や『箱根八里』など多くの名曲を作って、日本の音楽に大きな影響を及ぼしました。
顔の輪郭や、メガネの種類などが、よく似ていますね。
『バッチはバッハ』
バッチは、名前だと分かりづらいかもしれませんが、モデルは、あの『バッハ』です。
頭のデザインが、しっかりと、バッハにそっくりですね。
バッハは『G線上のアリア』や『主よ人の望みの喜びよ』などを作り、小川のように静かで優雅な曲調は高い人気を維持しています。
日本でも、バッハの多くの名曲が使われているので、好きな方は多い事でしょう。
『ヴェントーはヴェートーベン』
ヴェントーは、説明するまでもないと思いますが、モデルは『ヴェートーベン』です。
白髪混じりで、ウェーブのかかった髪型や、鋭い目つきなどが、ヴェートーベンによく似ていますね。
ヴェートーベンは、不屈の音楽家であり、耳がだんだんと聴こえなくなっていっても、多くの名曲を作り続けていきました。
特に『運命』のように、津波が押し寄せるような激しい音楽は、自分に迫ってくる過酷な運命を表しているかのようです。
『交響曲 第9番』も、ヴェートーベンの名曲として有名ですが、この曲も耳がほぼ聴こえない時に作られました。
それを考えたら、いかに、ヴェートーベンが優れた音楽家なのか?よく分かりますね。
『モーツェルはモーツアルト』
モーツェルも名前を聞いたら、分かるかと思いますが、モデルは『モーツァルト』です。
ヨーロッパ特有の髪型は、共通している所であり、面長な所も、よく特徴をとらえています。
モーツァルトは、父親から『この子は天才だ』と思われて、3歳の時から英才教育を受けて、ピアノを弾き始めます。
嘘か誠か?5歳の時には、すでに『アンダンテ ハ長調 K.1a』を作曲したと伝えられています。
代表曲『交響曲 第40番』は、日本のアニメやドラマでも、よく使われており、日本人からも愛されている事がよく分かりますね。
『ワークナーはワーグナー』
ワークナーも、名前で分かるかと思いますが、モデルは『ワーグナー』です。
本人とロボットを比較してみると、ワーグナーの髪型や、目の形がよく似ていますね。
引用:https://www.dailyshincho.jp/article/2021/06180605/?photo=1
ワーグナーは、日本の結婚式でお馴染みの『結婚行進曲をを作った音楽家であり、多くの日本人が親しんでいます。
音楽家としては優れていますが、借金を作って夜逃げをしてしまう所もあり、人としては少しドジな所もあります。
『ドラえもん のび太の地球交響楽』と他の映画を比較
ドラえもんが映画になった事は何度もあって、その中には『STAND BY ME ドラえもん2』のように、3Dのものもありました。
のび太が、おばあちゃんに会いたくて懐かしんでしまう物語になっていて、祖母が亡くなった方が見たら、泣いてしまうかもしれません。
それほどの感動的なストーリーであり、今作とは違うリアルさがあり、見応えがあります。
映画『ドラえもん のび太の地球交響楽』のまとめ
ドラえもん のび太の地球交響楽を見た感想について、詳しく解説します。
映画『ドラえもん のび太の地球交響楽』のオススメ層
ドラえもんたちが、音楽を使って世界を救おうとする物語になっているので、原作ファンだではなく、音楽が好きな方にもオススメですね。
ただし、大人向けというよりは、キッズ向けの作品になっているので、家族で一緒に見てみるのも悪くはないでしょう。
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️
- シニア層:⭐️
映画『ドラえもん のび太の地球交響楽』の残念な所
地球で、音楽がなくなってしまい、のび太たちがパニックに陥ってしまいますが、あまりにも早く、音楽が使えるようになりました。
のちに、これが大きな問題になる訳ですが、見ている時は『え?もう音楽が使えるようになったのか』とあっけにとられてしまいます。
そのため、もう少し音楽が使えない時間が長くなっていたら、どんな事が起きてしまうのか?そのあたりを見てみたかったです。
映画『ドラえもん のび太の地球交響楽』の見所
私が、子供の時にドラえもんを見ている時は、もっと、のび太がジャイアンにイジメられているシーンが多かったです。
それが、ジャイアンにいじめられている所は、かなり穏便な感じで描かれていて、時代の変化を感じますね。
そのような変化が分かるのも、今作の大きな見所になっています。