映画『変な家』では、本家の間取りでは、なぜか真ん中に仏壇を配置するという奇妙な感じになっていました。
そこで、本家では、なぜ仏壇を真ん中に配置していたのか?詳しく紹介しましょう。
映画『変な家』のキャスト
日本のホラー映画『変な家』は、年に公開されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
- 雨男-雨宮(演:間宮祥太朗)危険な事をするYouTuber
- 栗原(演:佐藤二朗)雨宮に忠告する設計士
- 柚希(演:川栄李奈)雨宮と手を組む女性
- 柳岡(演:DJ松永)動画プロダクションのマネージャー
- 柚希の姉(演:瀧本美織)呪いに苦しめられる女性
- 柚希の義兄(演:長田成哉)呪われた家に婿入りする男性
- 柚希の母親(演:斉藤由貴)娘を心配する女性
映画『変な家』のストーリー
雨宮は、怪談もので動画配信していましたが、イマイチな再生回数だったので、柳岡から、ある家の間取りを渡されます。
それは、柳岡の奥さんが「この家には住みたくない」と拒んでいた所であり、これが動画配信のネタにならないか?と話し合います。
雨宮は、さっそく設計士の栗原に間取りを見せたら「私だったら、この家には住みません。そこかしこにおかしいです」と言われます。
まず、1階に不思議な隙間がある事・2階の子供部屋が二重扉になっている事・子供部屋にトイレが備えられている事などです。
気になった雨宮は、動画配信でそれらを説明していくと、一気に再生回数が伸びていきました。
やがて、動画を見た柚希が訪ねてきて「その家、知っています」と情報提供して、二人で一緒に行動するようになります。
実は、柚希の姉が住んでいた家だったのですが、途中で会えなくなってしまったのです。
栗原からは「子供部屋からの抜け道をたどって、1階の隙間から浴室に通り、殺人を犯しているかもしれない」と忠告されていました。
しかし、柚希は姉に会いたくて、母親から反対されていた本家を尋ねる事にします。
本家には、雨宮も一緒に来てくれましたが、そこでようやく姉と再会しましたが、そこでは恐ろしい『左手供養』が行われている事が判明します。
実は、明治時代に、この家の主人が女中を可愛がって、子供ができますが、本妻がそれに怒って女中を拷問していたのです。
女中は頭がおかしくなり、自分の左手を切り落として死んでしまってから、この家では左手がない子供が生まれるようになりました。
そこで、罪もない人間の左手を切り落としては、その左手を亡くなった女中に捧げるようになったのです。
柚希は、姉の子供が左手供養を手伝わされそうになっている事を知って、止めようとしますが、助けられるのでしょうか?
『本家の間取りの真ん中に仏壇を配置した理由』
本家では、恐ろしい左手供養をするために、仏壇の裏に、隠し通路を設けていて、その先に切断した左手が多く置かれていました。
さらに、拷問されて亡くなった女優の遺影もあり、その通路は誰にも見つかっては、マズイ所でした。
そこで、考えたのが仏壇でしょう。
怪しい家と言えども、仏壇を動かす事ほど、バチはたりな事はないので『まさか、仏壇をどかしてまで調べないだろう』と思ったハズです。
それで、部屋が左右に分かれて、真ん中に通路があり、その先に仏壇を置くという奇妙な間取りにしたと考えられます。
『変な家』と他の映画を比較
ある家が呪われていて、その呪いに多くの者たちが翻弄される映画と言えば、やはり『呪怨』シリーズでしょう。
ある家で、佐伯俊雄の父親が、自分の子供ではない者を育てていた事に気づいて、妻を殺害して、飼い猫を虐待してしまいます。
www.akira-movies-drama.com血まみれになった父親は、佐伯俊雄にゆっくりと迫っていき、やがて、この家を訪れた者たちは呪われて、次々に命を落としていきました。
呪怨の恐ろしさに比べれば、変な家は迫力不足という感じがしますが、意外性のあるストーリーで、なかなか見ごたえはあります。
映画『変な家』のまとめ
変な家を見た感想について、詳しく解説します。
映画『変な家』のオススメ層
変な家は、間取りのおかしな所を調べていくホラー映画なので、ホラーが好きな方から、設計に興味がある方までオススメです。
ただし、過激なシーンもあるので、キッズよりも大人向けの映画と言えます。
- キッズ:⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『変な家』の残念な所
前半までは、間取りについて調べていくので、ホラー映画というよりは、ミステリー映画のような感じでした。
そのため、ホラー映画が好きな方にとっては、途中まで退屈に見えてしまう所があるので、そこが注意すべき点でしょう。
映画『変な家』の見所
途中からは、恐ろしい顔をした者が現れて、雨宮に襲いかかろうとしました。
その迫力は凄まじいものがあり、拷問を受けていた女中の恨みが表れているかのようでしたね。
間取りのおかしな部分がどこにあるのか?そのあたりを考察してみるのも、今作の大きな見所です。