朝ドラ『虎に翼 第2話』では、猪爪寅子が憤慨するキッカケになった言葉に「庶子（しょし）」という言葉がありました。
現代人では、庶子という言葉がよく分からない方もいるかと思うので、詳しく紹介しましょう。
ドラマ『虎に翼』のキャスト
虎に翼は、2024年4月1日から放送開始されました。
演出
- 梛川善郎
- 安藤大佑
- 橋本万葉
登場人物＆俳優
- 猪爪寅子（演：伊藤沙莉）三淵嘉子をモデルにした人物
- 猪爪はる（演：石田ゆり子）猪爪寅子の母親
- 猪爪直言（演：岡部たかし）猪爪寅子の父親
- 猪爪直道（演：上川周作）猪爪寅子の兄
- 猪爪直明（演：三山凌輝）猪爪寅子の弟
- 米谷花江（演：森田望智）猪爪寅子の同級生
- 佐田優三（演：仲野太賀）猪爪家に下宿する書生
- 山田よね（演：土居志央梨）男装をする女性
- 桜川涼子（演：桜井ユキ）華族のお嬢さま
- 大庭梅子（演：平岩紙）猪爪寅子の同級生
- 崔香淑（演：ハ・ヨンス）朝鮮からの留学生
- 轟太一（演：戸塚純貴）法学部で猪爪寅子と知り会う男子
- 花岡悟（演：岩田剛典）社交的な男性
- 桂場等一郎（演：松山ケンイチ）司法の独立を重視する裁判官
- 穂高重親（演：小林薫）猪爪寅子の恩師
- 桜川寿子（演：筒井真理子）桜川涼子の母親
- 大庭梅子（演：平岩紙）猪爪寅子の同級生
- 桜川侑次郎（演：中村育二）桜川涼子の父親
- 笹山（演：田中要次）笹寿司の主人であり寿司職人
- 竹中次郎（演：高橋努）新聞記者
- 久保田聡子（演：小林涼子）猪爪寅子の先輩
- 中山千春（演：安藤輪子）久保田聡子と同じ女子学生
- 雲野六郎（演：塚地武雅）雲野法律事務所の代表
- 星航一（演：岡田将生）温和な性格をした裁判官
- 汐見圭（演：平埜生成）家庭裁判所の設立に尽力する人物
- 稲（演：田中真弓）米谷家で働く女中
- 久藤頼安（演：沢村一樹）猪爪寅子に協力的な人物
- 多岐川幸四郎（演：滝藤賢一）猪爪寅子の上司
- 横山太一郎（演：藤森慎吾）猪爪寅子に怒ってしまう見合い相手
ドラマ『虎に翼 第2話』のストーリー
引用：https://news.yahoo.co.jp/articles/afcaecd3f6f6bacca1016a2b3156e3c9a8e83820
猪爪寅子は、父親から「横山さんから、正式にお断りの返事が来ました」と教えられて「どうして？」と戸惑ってしまいます。
母親は「当たり前です！相手にうんちくを語って、どうするんですか」と叱責されてしまいました。
お見合いを3回も断れてしまったので、次のお見合い相手は、なかなか見つかりませんでした。
猪爪寅子の親たちと、米谷花江は一緒に食事をする事になりますが、母親は物を持ってきてと頼んできたのです。
掃除をしていた事もあり「そんなのは、自分で持っていけばいいのに」と愚痴をこぼしてしまいます。
それを聞いた弟・直明が「お母さん、今、お姉ちゃんがね、そんなの自分が」と言い始めたので、あわてて口をふさぎます。
母親と一緒に食事をしていた米谷一家は思わず「ふふふ」と笑ってしまいました。
実は、米谷花江は、猪爪寅子の兄・直道と結婚する事になってしまい、親友から義姉になってしまいました。
米谷花江は「お姉ちゃんね、分かったわ。寅ちゃんは結婚した先の家族で一番になれば良いのよ。お母さんみたいに」と助言します。
それに、顔をひきつらせながら「はは、はぁ」と苦笑いしてしまいました。
翌朝、猪爪寅子は、下宿人の佐田優三が通っている学校に、お弁当を届けようとしたて、教室の様子をこっそりとのぞきます。
桂場等一郎が「実子の長女より、認知された庶子のほうが相続のほうが上に場合がある。それを答えられる者は？」と生徒に聞きます。
そうしたら、ある生徒が手を上げて「それは、結婚した女性は無能力者だからであります」と答えました。
猪爪寅子は「はぁ？」と大声を出してしまい、講師の桂場等一郎は「君は？」と見下ろしながら、聞いてきます。
佐田優三があわてて、外へ連れて出て行こうとします。
そこに、穂高重親がやってきて「待ちなさい。君ねぇ」と言われてしまいました。
『これは、偉い感じの人に怒られる奴だ』と覚悟を決めると、意外にも「何か言いたいがあるなら、言いなさい」と勧められます。
猪爪寅子は『え？』と驚いてしまいますが、前回のお見合いと同じように、相手の言葉を信じて、思った事を言ってしまうのでしょうか？
『庶子（しょし）とは何か詳しく紹介』
庶子（しょし）とは、正妻（正式な妻）以外の女性が産んだ子供であり、現代的に言えば、愛人の子と言えますね。
正妻が生んだ娘よりも、愛人の息子のほうに相続権がいきやすいのは、結婚した女性よりも能力があるからという議論をしていました。
現代人の感覚で言えば、すごい差別であり、なんという時代だと思うかもしれません。
しかし、残念ながら、現代の日本でも、結婚した女性は職場復帰する事が容易ではなく、まだまだ完全な男女平等にはなっていません。
それでも、男性も育休を取るようになり、奥さんと一緒に家事や育児をする家庭も増えているので、状況は今後変わっていくでしょう。
ドラマ『虎に翼 第2話』の見所とまとめ
第2話では、虎に翼の予告であったメインの「結婚した女性は無能力者」というフレーズが出てきました。
現代の女性が聞いたら、気分を悪くする言葉であり、田嶋陽子さんが聞いたら、大変な事になってしまうセリフでしょう。
前回は、お見合い相手が「議論したい」と言っておきながら、途中で「分をわきまえなさい」と怒ってしまいました。
しかし、今度の相手は、自分の言った言葉に責任を持ってくれるのか？注目したいですね。
