中宮と皇后の違いについて詳しく紹介!大河ドラマ『光る君へ 第14話』

引用:https://artexhibition.jp/topics/news/20231124-AEJ1713544/

大河ドラマ『光る君へ 第14話』では、藤原道隆が「定子を中宮にする」と決断したら、多くの公家たちが難色を示してしまいました。

そこで、皇后と中宮には、どのような違いがあるのか?詳しく紹介しましょう。

大河ドラマ『光る君へ 第14話』のキャスト

光る君へ 第話は、2024年1月7日から放送開始されました。

脚本&演出

登場人物&俳優

紫式部の一族や身近な者たち

藤原家

朝廷

その他

大河ドラマ『光る君へ 第14話』のストーリー

引用:https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/46JN2WQQKK/

藤原為時は、もう命は長くないと考えて、息子たちを集めて「余の次は……」と言いかけて、次男の道兼は息をのんで注目します。

ところが、藤原為時は「道隆である」と長男を世継ぎに指名してしまいました。

「納得できませぬ!今の父上があるのは、私の働きのお陰」「お前のように人を殺して、手を怪我した奴など世継ぎにできん」

「それならば、父上はどうなのです?帝の一族に手をかけて、呪詛までして!」

激しく問い詰めようとしますが、藤原兼家の強い意志は変わらず、長男の道隆があとを継ぐ事になりました。

藤原兼家は、生き絶えて、ここに巨星がついに堕ちたのです。

都は、しばらく静かな日々が過ぎていましたが、藤原道兼は喪にも服さず、妻に愛想をつかされてしまい、娘にまで家から出て行きました。

その頃、藤原公任は「父上も見る目がなかったな。何が、次は道兼殿じゃ。これからは道隆さまに取り入らなくては」と愚痴をこぼしていました。

藤原道隆は、自分の息子・藤原伊周を取り立てて、大出世させます。

そんな事があっても、幼き帝は相変わらず、藤原定子に甘えて、背中の上の乗ってしまい「帝、重うございます」と笑いあっていました。

藤原詮子は、そんな光景を見て『何をしておるのじゃ』と思ってしまい、苛立ちを隠せません。

藤原道隆は、息子が抜擢されただけでは満足できず、今度は自分の娘・定子を中宮にしようと画策します。

多くの公家たちは「ありえぬ」と言い合って、実弟道長でさえ承服できませんでした。

ところが、藤原道隆が「定子さまを中宮におたて致す事にします。帝、いかがいたします?」と進言すると「珍は定子を中宮とする」

これにより、藤原道隆の独裁が始まってしまったのです!

中宮と皇后の違いについて詳しく紹介』

引用:https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/46JN2WQQKK/

中宮と皇后の違いについて説明する前に、中宮とは皇后の住居という意味があり、そこに住む方たちを中宮と呼んでいました。

そのため、本来は中宮と皇后は、ほぼ同じ意味だったのです。

参照元https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1345914198?__ysp=5Lit5a6u44Go44Gv

しかし、藤原道隆は、皇后・皇太后太皇太后がいたので、定子を立后させるために、中宮という称号を分離させました。

これ以降は、先に皇后になった方を『皇后』にして、そのあとに皇后になった方を『中宮となっていきます。

つまりは、皇后と中宮は、この時まで意味がほぼ同じでしたが、これ以降の違いは先になったか後になったかの違いという事です。

大河ドラマ『光る君へ 第14話』の見所とまとめ

第14話では、定子が中宮となってしまい、皇后とほぼ同じ権限をもつ事になっていきます。

あれだけ、帝が甘える相手ですから、中宮になる事は、それほど難しい事ではないのでしょう。

平安時代は、限りなく中国の歴史に近い感じがあり、朝廷で権力闘争が激しく行われていた事がよく分かりますね。