引用:https://artexhibition.jp/topics/news/20231124-AEJ1713544/
大河ドラマ『光る君へ 第14話』では、藤原道隆が「定子を中宮にする」と決断したら、多くの公家たちが難色を示してしまいました。
そこで、皇后と中宮には、どのような違いがあるのか?詳しく紹介しましょう。
大河ドラマ『光る君へ 第14話』のキャスト
光る君へ 第話は、2024年1月7日から放送開始されました。
脚本&演出
登場人物&俳優
紫式部の一族や身近な者たち
- 紫式部-まひろ(演:吉高由里子)平安時代に活躍する歌人
- 藤原惟規(演:高杉真宙)紫式部の弟
- まひろ(演:落井実結子)のちの紫式部
- さわ(演:野村麻純)まひろを慕っている女性
- 藤原為時(演:岸谷五朗)紫式部の父
- ちやは(演:国仲涼子)紫式部の母
- 太郎(演:湯田幸希)まひろの弟
- はる(演:島田桃依)まひろの従者
- 熊丸(演:志村光貴)まひろ家の下男
- 藤原宣孝(演:佐々木蔵之介)紫式部の夫
- 乙丸(演:矢部太郎)紫式部の従者
- いと(演:信川清順)惟規の乳母
藤原家
- 三郎(演:木村皐誠)のちの藤原道長
- 藤原道長(演:柄本佑)平安時代に栄華を極める人物
- 源倫子(演:黒木華)宇多天皇の曽孫で、藤原道長の嫡妻
- 源明子(演:瀧内公美)皇子・源高明の娘で明子女王と称される人物
- 藤原兼家(演:段田安則)藤原道長の父
- 時姫(演:三石琴乃)藤原兼家の正室
- 藤原頼忠(演:橋爪淳)関白
- 藤原詮子(演:吉田羊)藤原道長の姉
- 藤原道隆(演:井浦新)藤原道長の兄で、藤原兼家の長男
- 藤原伊周(演:三浦翔平)藤原道隆の嫡男
- 藤原道兼(演:玉置玲央)藤原兼家の次男で、まひろを殺害した人物
- 藤原寧子(演:財前直見)藤原兼家の妾で、藤原道綱の母
- 藤原道綱(演:上地雄輔)藤原道長の兄で、藤原道長の異母兄
- 高階貴子(演:板谷由夏)藤原道兼の妻
- 藤原隆家(演:竜星涼)藤原道隆の四男
- 藤原定子(演:高畑充希)藤原道隆の娘
朝廷
- 円融天皇(演:坂東巳之助)64代天皇
- 懐仁親王-東宮(演:石塚陸翔)藤原詮子の息子、のちの66代一条天皇
- 花山天皇(演:本郷奏多)少し奇抜な行動が多い皇族
- 安倍晴明(演:ユースケ・サンタマリア)陰陽師
- 藤原斉信(演:金田哲)一条朝の四納言
- 藤原公任(演:町田啓太)一条朝の四納言
- 藤原実資(演:秋山竜次)藤原道長の先輩
その他
大河ドラマ『光る君へ 第14話』のストーリー
引用:https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/46JN2WQQKK/
藤原為時は、もう命は長くないと考えて、息子たちを集めて「余の次は……」と言いかけて、次男の道兼は息をのんで注目します。
ところが、藤原為時は「道隆である」と長男を世継ぎに指名してしまいました。
「納得できませぬ!今の父上があるのは、私の働きのお陰」「お前のように人を殺して、手を怪我した奴など世継ぎにできん」
「それならば、父上はどうなのです?帝の一族に手をかけて、呪詛までして!」
激しく問い詰めようとしますが、藤原兼家の強い意志は変わらず、長男の道隆があとを継ぐ事になりました。
藤原兼家は、生き絶えて、ここに巨星がついに堕ちたのです。
都は、しばらく静かな日々が過ぎていましたが、藤原道兼は喪にも服さず、妻に愛想をつかされてしまい、娘にまで家から出て行きました。
その頃、藤原公任は「父上も見る目がなかったな。何が、次は道兼殿じゃ。これからは道隆さまに取り入らなくては」と愚痴をこぼしていました。
藤原道隆は、自分の息子・藤原伊周を取り立てて、大出世させます。
そんな事があっても、幼き帝は相変わらず、藤原定子に甘えて、背中の上の乗ってしまい「帝、重うございます」と笑いあっていました。
藤原詮子は、そんな光景を見て『何をしておるのじゃ』と思ってしまい、苛立ちを隠せません。
藤原道隆は、息子が抜擢されただけでは満足できず、今度は自分の娘・定子を中宮にしようと画策します。
多くの公家たちは「ありえぬ」と言い合って、実弟の道長でさえ承服できませんでした。
ところが、藤原道隆が「定子さまを中宮におたて致す事にします。帝、いかがいたします?」と進言すると「珍は定子を中宮とする」
これにより、藤原道隆の独裁が始まってしまったのです!
『中宮と皇后の違いについて詳しく紹介』
引用:https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/46JN2WQQKK/
中宮と皇后の違いについて説明する前に、中宮とは皇后の住居という意味があり、そこに住む方たちを中宮と呼んでいました。
そのため、本来は中宮と皇后は、ほぼ同じ意味だったのです。
参照元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1345914198?__ysp=5Lit5a6u44Go44Gv
しかし、藤原道隆は、皇后・皇太后・太皇太后がいたので、定子を立后させるために、中宮という称号を分離させました。
これ以降は、先に皇后になった方を『皇后』にして、そのあとに皇后になった方を『中宮』となっていきます。
つまりは、皇后と中宮は、この時まで意味がほぼ同じでしたが、これ以降の違いは先になったか後になったかの違いという事です。
大河ドラマ『光る君へ 第14話』の見所とまとめ
第14話では、定子が中宮となってしまい、皇后とほぼ同じ権限をもつ事になっていきます。
あれだけ、帝が甘える相手ですから、中宮になる事は、それほど難しい事ではないのでしょう。
平安時代は、限りなく中国の歴史に近い感じがあり、朝廷で権力闘争が激しく行われていた事がよく分かりますね。