民法・第877条が変わり母親が親権を取りやすくなった3つの理由!朝ドラ『虎に翼 第18話』

引用:https://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/

朝ドラ『虎に翼 第18話』の民法・第877条が変わり、現代では、母親が親権を取りやすくなりました。

なぜ、民法・第877条が変わり、母親が親権を取りやすくなったのか?その理由を3つまで紹介しましょう。

ドラマ『虎に翼』のキャスト

虎に翼は、2024年4月1日から放送開始されました。

演出

  • 梛川善郎
  • 安藤大佑
  • 橋本万葉

登場人物&俳優

  • 猪爪寅子(演:伊藤沙莉)三淵嘉子をモデルにした人物
  • 猪爪はる(演:石田ゆり子)猪爪寅子の母親
  • 猪爪直言(演:岡部たかし)猪爪寅子の父親
  • 猪爪直道(演:上川周作)猪爪寅子の兄
  • 猪爪直明(演:三山凌輝)猪爪寅子の弟
  • 米谷花江(演:森田望智)猪爪寅子の同級生
  • 佐田優三(演:仲野太賀)猪爪家に下宿する書生
  • 山田よね(演:土居志央梨)男装をする女性
  • 桜川涼子(演:桜井ユキ華族のお嬢さま
  • 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生
  • 崔香淑(演:ハ・ヨンス)朝鮮からの留学生
  • 轟太一(演:戸塚純貴)法学部で猪爪寅子と知り会う男子
  • 花岡悟(演:岩田剛典)社交的な男性
  • 桂場等一郎(演:松山ケンイチ)司法の独立を重視する裁判官
  • 穂高重親(演:小林薫)猪爪寅子の恩師
  • 桜川寿子(演:筒井真理子)桜川涼子の母親
  • 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生
  • 大庭徹男(演:飯田基祐)大庭梅子の妻
  • 大庭光三郎(石塚陸翔)大庭梅子の三男
  • 桜川侑次郎(演:中村育二)桜川涼子の父親
  • 笹山(演:田中要次笹寿司の主人であり寿司職人
  • 竹中次郎(演:高橋努)新聞記者
  • 久保田聡子(演:小林涼子)猪爪寅子の先輩
  • 中山千春(演:安藤輪子)久保田聡子と同じ女子学生
  • 雲野六郎(演:塚地武雅)雲野法律事務所の代表
  • 星航一(演:岡田将生)温和な性格をした裁判官
  • 汐見圭(演:平埜生成)家庭裁判所の設立に尽力する人物
  • 稲(演:田中真弓)米谷家で働く女中
  • 久藤頼安(演:沢村一樹)猪爪寅子に協力的な人物
  • 多岐川幸四郎(演:滝藤賢一)猪爪寅子の上司
  • 横山太一郎(演:藤森慎吾)猪爪寅子に怒ってしまう見合い相手
  • 桜川涼子(演:桜井ユキ華族の令嬢
  • 田中(演:栗原英雄)夫婦間の暴力を扱う法廷の裁判長
  • 東田側の弁護士(演:長谷川忍)夫の弁護人
  • 峰子側の弁護士(演:じろう)妻の弁護人
  • 東田甚太(演:遠藤雄弥)妻に暴力を振るっていた男性
  • 峰子(演:安川まり)離婚調停中に、夫に財産の返還を求める女性
  • 花岡悟(演:岩田剛典)猪爪寅子たちに優しく接する男子
  • 轟太一(演:戸塚純貴)猪爪寅こたちに敵意を見せる男子
  • 小橋浩之(演:名村辰)女子たちに罵声を浴びせていた男子

ドラマ『虎に翼 第18話』のストーリー

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/f63e940e0b64fe289fed027ed4ef0983665e0652

猪爪寅子は、ハイキングに行く時に、足を痛めてしまいますが、花岡悟に優しく接してもらい、戸惑ってしまいます。

ハイキングが始まると、小橋浩之たちは、大庭光三郎に「父上は立派だなぁ。仕事もして、陰では妾もいて」と口をすべらせてしまいます。

猪爪寅子は「子供の前で、そんな話は辞めて」と、止めに入ると「こんな時だけ、女ぶるなよ!」

「はて?私がいつ、男になりたいなんて言った」

男子たちと口論してしまうと、花岡悟が止めに入りますが、猪爪寅子の怒りは治らず、花岡悟にも喰ってかかり、つきとばします。

態勢をくずした花岡悟は立ち上がろうとすると、うまくいかず、高い所から、足元をすべらせて転落してしまいました。

病院に入院する事になり、轟太一から「花岡の母上は、随分前に亡くなっている」と打ち明けられて、女子たちは『そうだったのか』と驚いてしまいます。

「気にやむな、あいつが自分で、足元をすべらせたんだ。何か飲み物を持って来よう」

轟太一がそう言って立ち去って行くと、崔香淑は「轟さん、根は良い人なんですね」と見直します。

それでも、山田よねは「どこがだよ」とつぶやいてしまいます。

大庭梅子は「あぁ、ついに皆んなに知られてしまった。私は以前まで良い母、良い妻になる自信があった」と過去の話を始めます。

頑張って、子供を育てていたのに、長男は夫のように冷たい性格になり、自分に対して「どんくさいな」と言うようになりました。

そこで、大庭梅子は下の二人の子供まで、父親のようにさせたくないと考えて、法律を学び、親権を勝ち取って離婚しようとしたのです。

山田よねは「無理だ」とつぶやき、猪爪寅子は「民法、第877条」とつぶやくと、大庭梅子は辛そうな表情で、答えます。

「そうね、民法第877条には、子はその家の父に服すとある。でも、なんとか下の二人だけは、父のようにはしたくない」

女子たちは、もっと自分たちを頼って欲しいと言って、大庭梅子との絆はますます深まりました。

轟太一は、物陰で、その話を辛そうな表情で、ただ黙って聞いているだけでした。

はたして、大庭梅子は二人の子供の親権を勝ち取って、離婚できるのでしょうか?

民法・第877条が変わり母親が親権を取りやすくなった3つの理由』

民法・第877条では、親権は家に残った父が勝ち取るものとありました。

しかし、それが変わり母親が親権を取りやすくなったのは、3つの理由が考えられます。

  1. 日本が敗戦して、欧米の文化が浸透して男女平等が一気に進んだ事
  2. 子供にとって母親は不可欠な存在であり、特に乳幼児の場合は母親と離すべきではないと考えられているため
  3. 離婚に至るこれまでの生活で、母親の方が多くの時間を子どもと一緒に過ごしているため

日本は、第二次世界大戦で負けてしまい、欧米の文化を押し付けられる形で、民主主義や男女平等が進みました。

参照元https://www.akai-tantei.com/q_a/father_sinken.html

その結果、母親と父親は同格までに、親権を勝ち取りやすくなったのでしょう。

さらに、乳幼児にとっては母親の存在が必要不可欠であり、子供と一緒にいる時間帯が多い傾向な事も、母親が優先になった要因です。

ドラマ『虎に翼 第18話』の見所とまとめ

第18話では、大庭梅子が離婚しても、親権を勝ち取るために、法律を学ぼうとしている事が判明しました。

山田よねが、ほぼ何も文句を言わず「無理だ」とだけ言ったのは、決して恵まれた環境ではないと理解したからでしょう。

それにしても、轟太一は良い性格なのか?悪い性格なのか?ハッキリとしませんが、これからは女子の味方になって欲しいですね。