ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 第11話』では、俄(にわか)が大きな話題になりました。
そこで、俄(にわか)の語源について詳しく紹介するので、参考にしてみて下さい。
- ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』のキャスト
- ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 第11話』のストーリー
- 『俄(にわか)の語源について詳しく紹介』
- ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 第11話』の見所とまとめ
ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』のキャスト
べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜は、2025年1月5日から放送されました。登場人物や俳優たちは、以下の通りです。
主要人物と駿河屋と蔦屋の人々
- 蔦屋重三郎(演:横浜流星)困っている人間を方っておけない町民
- 駿河屋市右衛門(演:高橋克実)蔦屋重三郎の養父
- ふじ(演:飯島直子)駿河屋の女将
- 次郎兵衛(演:中村蒼)蔦屋重三郎の義兄
- 留四郎(演:水沢林太郎)蔦屋の奉公人
- 唐丸(演:渡邉斗翔)謎の少年
徳川一族と関係する者たち
- 徳川家治(演:眞島秀和)徳川10代将軍
- 知保の方(演:高梨臨)徳川家治の側室
- 徳川家基(演:奥智哉)徳川家治の嫡男
- 一橋治済(演:生田斗真)徳川11代将軍の実父
- 田安賢丸(演:寺田心)白河藩3代藩主
- 宝蓮院(演:花總まり)徳川宗武の正室
- 高岳(演:冨永愛)大奥女中
- 大崎(演:映美くらら)大奥御年寄
幕臣たち
- 田沼意次(演:渡辺謙)側用人と老中を兼任
- 田沼意知(演:宮沢氷魚)若年寄
- 三浦庄司(演:原田泰造)田沼意次の側近
- 松本秀持(演:吉沢悠)勘定奉行
- 長谷川平蔵宣以(演:中村隼人)のちに鬼平と知られる人物
- 松平武元(演:石坂浩二)寺社奉行と老中を務めた人物
- 松平康福(演:相島一之)老中にまで上り詰める重臣
- 佐野政言(演:矢本悠馬)旗本
- 田沼意致(演:宮尾俊太郎)能登守まで上り詰める人物
吉原
- 花の井-五代目瀬川(演:小芝風花)蔦屋重三郎の幼馴染
- 松葉屋半左衛門(演:正名僕蔵)松葉屋の主人
- いね(演:水野美紀)松葉屋の女将
- うつせみ(演:小野花梨)松葉屋の座敷持ち
- 松の井(演:久保田紗友)松葉屋の花魁
- とよしま(演:珠城りょう)松葉屋の番頭新造
- 半次郎(演:六平直政)そば屋の主人
- りつ(演:安達祐実)大黒屋の女将
- 扇屋宇右衛門(演:山路和弘)扇谷の主人
- 志津山(演:東野絢香)玉屋の座敷持ち
- かをり(演:稲垣来泉)お芝居が好きな女郎
大文字屋
二文字屋
- きく(演:かたせ梨乃)二文字屋の女将
- 朝顔(演:愛希れいか)元・松葉屋の花魁
- ちどり(演:中島瑠菜)二文字屋の女郎
江戸市中(出版人たち)
- 須原屋市兵衛(演:里見浩太朗)書物問屋の主人
- 鱗形屋孫兵衛(演:片岡愛之助)地本問屋の主人
- 鱗形屋長兵衛(演:三浦獠太)鱗形屋孫兵衛の長男
- 藤八(演:徳井優)鱗形屋の番頭
- 鶴屋喜右衛門(演:風間俊介)旗本問屋の主人
- 西村屋与八(演:西村まさ彦)地本問屋の主人
- 小泉忠五郎(演:芹澤興人)浅草の本屋の主人
江戸市中(その他)
- 小田新之助(演:井之脇海)平賀源内と行動を共にする浪人
- 鳥山検校(演:市原隼人)盲目の大富豪
- 喜多川歌麿(演:染谷将太)浮世絵師
- 清水重好(演:落合モトキ)謎の多い人物
- 誰袖(演:福原遥)大文字屋の花魁
- てい(演:橋本愛)本を愛する人物
絵師・文人・学者・太夫
- 平賀源内(演:安田顕)江戸随一の研究家
- 平秩東作(演:木村了)煙草屋
- 平沢常富-朋誠堂喜三二(演:尾美としのり)秋田藩士
- 勝川春章(演:前野朋哉)絵師
- 北尾重政(演:橋本淳)絵師
- 礒田湖龍斎(演:鉄拳)浮世絵師
- 午之助(演:寛一郎)人気太夫
ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 第11話』のストーリー
画像の引用元:https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/episode/te/7P429YG381/
鶴屋喜右衛門は、蔦屋重三郎の細見を見て「これは売れません」と言い切るので「いや、でも、これだけ載っているんだぞ?」と反論されます。
「タダであればともかく、よほどの吉原好きじゃなければ、買わないでしょう」
その指摘は、実現してしまい、お客の中には「高いなぁ」と渋る者もいて、なかなか売れませんでした。
吉原の親父たちが集まり、今後の事で話し合おうとしますが、鱗形屋に寝返る者が現れて、対立してしまいます。
若木屋が席を立つと、多くの者たちが追従して、仲間割れを起こしてしまいました。
りつたちは「最近、付き合いが悪いと思ったら、知らないうちに、あっちに寝返っていたって事かい」と吐き捨てます。
「おい!重三。細見は売れてんのかい!あいつらをぶっ飛ばせるのか?」「それなんですがね、値がはるので、そのうち」
「待っていれば、売れんのか?」「それなんですがね、この細見を馴染みの客に渡してくれないかと」
「それで、借金はチャラにしてくれってか?」「まぁ、そういう事になりますかね」
吉原の親父たちの怒りがついに頂点に達してしまい、蔦屋重三郎は階段から突き落とされてしまいました。
将軍家は、吉宗公以来となる日光社参を行い、多くの家来たちが従い、行列となって、進行していきます。
その光景は、多くの江戸っ子たちを興奮させて、吉原の親父たちは「このように祭りを行えば、話題になり細見が売れる」とひらめきます。
蔦屋重三郎は、人気太夫のかをりに、吉原の祭りに参加してもらおうと思い、ある策を思いつきますが、うまくいくのでしょうか?
『俄(にわか)の語源について詳しく紹介』
俄(にわか)が使われるようになったのは、江戸時代から用いられた言葉です。
古語の『にはか』が語源であるといわれて、当時は素人が即興で行う『俄(にわか)狂言』と呼ばれる寸劇が流行しました。
参照元:https://news.mynavi.jp/article/20220514-2329383/#:~:text=にわかという言葉自体は,になったようです。
実は、現代でも、使われており、ワールドカップが行われる時だけ、日本代表を応援したり、テレビで見たりするファンを『ニワカ』と言う方がいます。
にわかとは『突然に』とか『一時的に』という意味でも、江戸時代から使われていたのです。
ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 第11話』の見所とまとめ
第11話では、吉原の親父たちが仲間割れを起こしてしまい、鶴屋の思惑通りという感じですね。
日光社参は、江戸っ子たちを興奮させたかもしれませんが、これは江戸幕府の財政を逼迫させる行いであり、評価は厳しい所でしょう。
ヨーロッパでは血みどろの戦いが行われている中、日本は江戸幕府のお陰で、町民たちは歌舞伎を楽しめていたとは、やはり凄いとしかいいようがありません。