俄(にわか)の語源について詳しく紹介!ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 第11話』

引用:https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/

ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 第11話』では、俄(にわか)が大きな話題になりました。

そこで、俄(にわか)の語源について詳しく紹介するので、参考にしてみて下さい。

ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』のキャスト

べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜は、2025年1月5日から放送されました。登場人物や俳優たちは、以下の通りです。

主要人物と駿河屋と蔦屋の人々

徳川一族と関係する者たち

幕臣たち

吉原

大文字屋

  • 大文字屋市兵衛(演:伊藤淳史)大文字屋の主人
  • しげ(演:山村紅葉)大文字屋の遣り手

二文字屋

  • きく(演:かたせ梨乃)二文字屋の女将
  • 朝顔(演:愛希れいか)元・松葉屋の花魁
  • ちどり(演:中島瑠菜)二文字屋の女郎

江戸市中(出版人たち)

  • 須原屋市兵衛(演:里見浩太朗)書物問屋の主人
  • 鱗形屋孫兵衛(演:片岡愛之助)地本問屋の主人
  • 鱗形屋長兵衛(演:三浦獠太)鱗形屋孫兵衛の長男
  • 藤八(演:徳井優)鱗形屋の番頭
  • 鶴屋喜右衛門(演:風間俊介)旗本問屋の主人
  • 西村屋与八(演:西村まさ彦)地本問屋の主人
  • 小泉忠五郎(演:芹澤興人)浅草の本屋の主人

江戸市中(その他)

絵師・文人・学者・太夫

ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 第11話』のストーリー

画像の引用元:https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/episode/te/7P429YG381/

鶴屋喜右衛門は、蔦屋重三郎の細見を見て「これは売れません」と言い切るので「いや、でも、これだけ載っているんだぞ?」と反論されます。

「タダであればともかく、よほどの吉原好きじゃなければ、買わないでしょう」

その指摘は、実現してしまい、お客の中には「高いなぁ」と渋る者もいて、なかなか売れませんでした。

吉原の親父たちが集まり、今後の事で話し合おうとしますが、鱗形屋に寝返る者が現れて、対立してしまいます。

若木屋が席を立つと、多くの者たちが追従して、仲間割れを起こしてしまいました。

りつたちは「最近、付き合いが悪いと思ったら、知らないうちに、あっちに寝返っていたって事かい」と吐き捨てます。

「おい!重三。細見は売れてんのかい!あいつらをぶっ飛ばせるのか?」「それなんですがね、値がはるので、そのうち」

「待っていれば、売れんのか?」「それなんですがね、この細見を馴染みの客に渡してくれないかと」

「それで、借金はチャラにしてくれってか?」「まぁ、そういう事になりますかね」

吉原の親父たちの怒りがついに頂点に達してしまい、蔦屋重三郎は階段から突き落とされてしまいました。

将軍家は、吉宗公以来となる日光社参を行い、多くの家来たちが従い、行列となって、進行していきます。

その光景は、多くの江戸っ子たちを興奮させて、吉原の親父たちは「このように祭りを行えば、話題になり細見が売れる」とひらめきます。

蔦屋重三郎は、人気太夫のかをりに、吉原の祭りに参加してもらおうと思い、ある策を思いつきますが、うまくいくのでしょうか?

『俄(にわか)の語源について詳しく紹介』

俄(にわか)が使われるようになったのは、江戸時代から用いられた言葉です。

古語の『にはか』が語源であるといわれて、当時は素人が即興で行う『俄(にわか)狂言』と呼ばれる寸劇が流行しました。

参照元https://news.mynavi.jp/article/20220514-2329383/#:~:text=にわかという言葉自体は,になったようです。

実は、現代でも、使われており、ワールドカップが行われる時だけ、日本代表を応援したり、テレビで見たりするファンを『ニワカ』と言う方がいます。

にわかとは『突然に』とか『一時的に』という意味でも、江戸時代から使われていたのです。

ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 第11話』の見所とまとめ

第11話では、吉原の親父たちが仲間割れを起こしてしまい、鶴屋の思惑通りという感じですね。

日光社参は、江戸っ子たちを興奮させたかもしれませんが、これは江戸幕府の財政を逼迫させる行いであり、評価は厳しい所でしょう。

ヨーロッパでは血みどろの戦いが行われている中、日本は江戸幕府のお陰で、町民たちは歌舞伎を楽しめていたとは、やはり凄いとしかいいようがありません。