ファンタジー映画『ドラゴン・ウォーズ 戦士と邪悪な民』では、エリザベス王女が兄に正しい意見を述べたのに、まさかの逆ギレをされるので詳しく紹介しましょう。
- 『ドラゴン・ウォーズ 戦士と邪悪な民』のキャスト
- 『ドラゴン・ウォーズ 戦士と邪悪な民』のストーリー
- 『エリザベス王女の兄が逆ギレした理由』
- 『ドラゴン・ウォーズ 戦士と邪悪な民』と他の映画を比較
- 『ドラゴン・ウォーズ 戦士と邪悪な民』の感想
『ドラゴン・ウォーズ 戦士と邪悪な民』のキャスト
イギリスのファンタジー映画『ドラゴン・ウォーズ 戦士と邪悪な民』は、日本では2017年12月2日に上映されました。
監督&脚本
- 監督:サイモン・ウェルズ
- 脚本:ベン・ロイド=ホームズ
登場人物
映画『ドラゴン・ウォーズ 戦士と邪悪な民』に出演していた一部のキャストを紹介します。
- ジェームズ:途中で命を落とす戦士
- トーマス:フューリーに噛みつかれる戦士
- エリザベス王女:正義感の強い王女
- ファヴィアン王子:エリザベス王女の兄だが、自己中心的な性格
『ドラゴン・ウォーズ 戦士と邪悪な民』のストーリー
王の命令で旅立った戦士たちは、城を出てから8人もの戦士が命を落としていきました。残るはわずか4人になった所で、しつこくドラゴンが襲ってきたので、戦士たちは応戦します。
盾を使って、ドラゴンの炎を防ごうとしますが、ジェームズはいきり立って、隊列を乱してしまい、ドラゴンにやられてしまいます。
3人の戦士たちは村へ向かっていき、途中でカトリの女戦士たちと出会って意気投合しますが、酒場にいた他の客がフューリーというゾンビの話を始めます。
そこで、ささいな事で口論をして殴り合いの喧嘩に発展しますが、王国の戦士がそれを止めたので、酒場の主人が戦士たちの宿を手配してくれました。
宿で一眠りをしていた王国の戦士たちでしたが、夜中にトーマスという戦士が、フューリーに噛み付かれてしまったのです。しかし戦士たちは先を急がなくてはいけないので、旅立っていきます。
その頃、城内ではエリザベス王女が、兄であるファヴィアン王子に対して、民を守らない事を責めます。それにファヴィアン王子は激怒して、王女を激しく叱責するのです。それを見ていた家臣ニコラスは剣を抜きかかるが、ふみとどまります。
戦士たちは城にたどりつきますが、王女から「王子は権力におぼれて、自分に歯向かうものは全て粛清しようとしている」と教えられるのです。
さらに王子がある物を隠し持っていた事で、ドラゴンが城を襲っていた事も知りますが、フューリーの大群が襲ってきたのです。戦士たちは、王国を守りきる事ができるのでしょうか?
『エリザベス王女の兄が逆ギレした理由』
エリザベス王女は、兄が王子であるにも関わらず、国を守ろうともしないので、しっかりと国や国民を守るように意見を述べたら、まさかの逆ギレをされてしまいます。
兄にしてみれば、国や国民などはどうでもよくて、自分の権力や金さえ守れたら良かったのです。それを妹がもっともらしい事を言われて、臣下や民が妹を支持されるようになっては困ると思って、逆ギレしてしまったのでしょう。
全くもって、とんでもない王子ですが、日本の政治家も国民の事よりも議席を守る事や党のほうを大事にしているので、現実でもありえるなと思ってしまいました。
『ドラゴン・ウォーズ 戦士と邪悪な民』と他の映画を比較
ドラゴン・ウォーズ 戦士と邪悪な民は、ドラゴンや人魚などが登場して、ファンタジー映画としては、なかなかの作品です。やはり、幻想的な世界が広がっていて、それは良かったのですが、少しお金をかけていないので、迫力不足は否めません。
それに引き換え、ファンタジー映画の金字塔とも言える作品『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズは幻想的な世界で、迫力のあるシーンが多く登場して、見応えのある映画です。
しかも、リングの魅力にとりつかれた人間の悲哀も見事に描かれていて、色々と感慨深くなる作品ですね。
『ドラゴン・ウォーズ 戦士と邪悪な民』の感想
映画のタイトルに『ドラゴン』と出ているので、ドランゴと戦士たちが激しい戦いを繰り広げるようなイメージがありますが、実際にはどうなっているのか?私が、この映画を見た感想を詳しく紹介するので、参考にしてみて下さい。
ドラゴン・ウォーズ 戦士と邪悪な民のオススメ層
迫力はあまりなくても、ドラゴンが縦横無尽に襲いかかってきたり、美しい人魚に現れたりするので、ファンタジー映画が好きな方にはオススメの映画ですね。
多くの戦士たちが国を守ろうとするので、どちらかと言えば、女性よりは男性よりの映画と言えます。
- ファンタジー映画が好きな方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 男性:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 女性:⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
ドラゴン・ウォーズ 戦士と邪悪な民の残念な所
王国の戦士たちはドラゴンを討伐するために、戦う訳ですが、王国の戦士たちがドラゴンと実際に戦った回数はわずか1回です。
その他にもドラゴンは大事な所で、何回か現れはしますが、あまりにも戦士とドラゴンが戦う回数が少なすぎたので、凄く残念なファンタジー映画になっています。
そのため、戦う敵はゾンビであるフューリーが多い上に、戦いの迫力が少し足りないかなという印象を受けましたね。
ドラゴン・ウォーズ 戦士と邪悪な民の見所
雄大な大地で戦士がドラゴンと戦うシーンは少なかったのですが、フューリーを斬るシーンでは、ある程度の血しぶきが出たので、その辺りはまずまずのリアリティーを感じました。
そのため、ドラゴンとの戦いに比べれば迫力に欠けても、人対人の斬り合いのシーンを見たい方は、ある程度は満足できるファンタジー映画と言えるでしょう。