映画『怪獣大戦争』では、波川女史(水野久美)はグレンの何を監視しようとしたのか?詳しく紹介します。
映画『怪獣大戦争』のキャスト
日本のゴジラ映画『怪獣大戦争』は、1965年12月19日に公開されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
- 富士一夫(演:宝田明)P-1号でのX星を調査しようとする日本人男性
- グレン(演:ニック・アダムス)富士一夫と共に、X星を調査する外国人男性
- 富士ハルノ(演:沢井桂子)富士一夫の妹
- 桜井博士(演:田崎潤)地球連合宇宙局の科学者
- 鳥井哲男(演:久保明)富士ハルノの恋人であり、科学者
- 波川女史(演:水野久美)グレンの恋人
- 統制官(演:土屋嘉男)地球と交渉しようとする宇宙人
映画『怪獣大戦争』のストーリー
富士一夫とグレンは、X星に旅立ち、どのような星なのか調査しようとして、いよいよ目的の星に到着します。
摂氏15度のX星は、見渡す限り、岩山や砂漠のようなものが続いていて、人間には住みづらい環境のように見えました。
そこにX星人が接触してきて「この星にいるキングきドラを撃退するために、地球のゴジラやラドンを貸して欲しい。その見返りとして、地球人を悩ませるガンの特効薬を渡す」と言ってきたのです。
地球で、有識者たちが議論を重ねて「ここは、宇宙人と友好関係を築くためにも、科学を進歩させるためにも、協力しましょう」という話になり、X星人がUFOによりゴジラやラドンを輸送させる事を承諾します。
ところが、X星人は用が済むと「我々は、地球を植民地星にする」と言い出して、手のひらを返してしまいます。富士一夫たちは「それが本心だったのか」と悔しがります。
地球はパニックに陥りますが、X星人はキンギキドラを自在に操り、地球人たちにピンチが訪れます。
波川女史は、X星人でしたが、グレンの恋人の振りをしながら監視を続けていました。しかし、次第にグレンに本気で恋をするようになり、X星人の弱点は『音』である事を教えます。
富士一夫は、妹の恋人の鳥井哲男に頼り、X星人が嫌いな特殊音によって、X星人を撃退しようとします。はたして、キングキドラを操るほどの相手を、音だけで撃退する事など、出来るのでしょうか?
『波川女史(水野久美)はグレンの何を監視しようとしたのか紹介』
X星人の科学力は、地球人を遥かに凌駕するものがありました。あのゴジラやラドンのような巨大怪獣をUFOで、はるか遠くの星まで移動させるなど、地球人では考えられない事でした。
そのため、波川女史(水野久美)が、地球人のグレンを監視する必要はあまりないようにも感じます。
しかし、地球人が早めに危険を察知して、ゴジラやラドンの輸送を反対したら、地球を征服するために、ゴジラやラドンと戦う可能性が増えてしまいます。
そこで、グレンたちが、X星人の狙いにいつから気付くのか?それを波川女史に探らせていたのでしょう。
『怪獣大戦争』と他の映画を比較
怪獣大戦争のように、宇宙と怪獣を組み合わせた映画は、他にもあって、それが『宇宙怪獣ガメラ』です。
今、こうして見ようとすると、少し笑いたくなる所もありますが、古き昭和な映画という感じがするので、古い映画が、どのようなものか?知りたい方は見てみる価値があるでしょう。
映画『怪獣大戦争』のまとめ
怪獣大戦争を見た感想について、詳しく解説します。
映画『怪獣大戦争』のオススメ層
大人たちが活躍する映画であっても、多くの怪獣が現れるので、キッズにオススメの映画ですね。
さらに、昔の映画作品なので、昭和生まれの中年層やシニア層にも、オススメしたい作品です。
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『怪獣大戦争』の残念な所
波川女史が、好きなグレンのために、奔走しても、最後は悲しい結末を迎えてしまったので、そこは少し残念な所でした。
昔の映画なので、仕方のない所はありますが、宇宙人があまりにも迫力不足なので、このあたりは少し興ざめする所でしたね。
映画『怪獣大戦争』の見所
今まで、ゴジラは地球で戦うものという固定概念がありましたが、この映画では、それを吹き飛ばすように、宇宙と怪獣を組み合わせて、今までにない戦いが繰り広げられます。
そのため、SFと怪獣を組み合わせた映画が好きな方には、オススメの映画ですね。