ヴィクトリア女王がタコを飼うのはキリスト教が関係?映画『ドクター・ドリトル』

映画『ドクター・ドリトル』では、ヴィクトリア女王が、タコを飼っていましたが、それはキリスト教が関係している可能性があるので詳しく紹介します。

映画『ドクター・ドリトル』のキャスト

アメリカ合衆国のアドベンチャー映画『ドクター・ドリトル』は、日本では2020年6月19日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

映画『ドクター・ドリトル』のストーリー

トミー・スタビンズは、狩猟をする一家に生まれましたが、動物を傷つける事を嫌がってしまい、自分が撃ってしまったリスにトドメをさす事が出来ませんでした。

そこで、ドクター・ドリトルのもとへ向かうと、動物と喋ることができる獣医を見て、その魅力に惹かれていきます。

同じ頃、レディ・ローズが、ドクター・ドリトルを訪ねてきて「女王の命が危ういので、治療して欲しいんです」と頼み込みますが、人との接触を嫌がり、屋敷から出てくれません。

しかし、ヴィクトリア女王が、ドクター・ドリトルの屋敷を含めた一帯を『動物保護区』に定めてくれていたので、もしもヴィクトリア女王が亡くなったら屋敷に住めなくなる事に気付きます。

ドクター・ドリトルはお城へ向かうと、タコから、女王は紅茶に含まれていた、ベラドンナの毒が原因で、寝込んでしまった事を知らされます。

そこで、ドクター・ドリトルは動物たちや、トミー・スタビンズたちと一緒に、船に乗り、大海原へ旅立って、治療薬となる『エデンの樹の果実』を探す旅に出かけます。

しかし、その旅は困難を極めて、途中で船を失ってしまい、海賊王から「お前を殺しても構わないが、娘への愛情が、私の決断を鈍らせる」と言われて、今は亡き妻のお陰で、船を貰い旅を続けられます。

はたして、ドクター・ドリトルは治療薬を見つけて、ヴィクトリア女王を助けられるのでしょうか?

ヴィクトリア女王がタコを飼うのはキリスト教が関係』

タコのお陰で、ヴィクトリア女王の病気の原因を知る事ができますが、多くの日本人は『タコは食べるもので、飼うものではないだろう?』と思ったでしょう。

実は、キリスト教の教えで、魚は鱗(うろこ)がついた物は食べても良いが、それ以外は食べてはいけないという教えが、昔からあったのです。

そのため、王族がタコを食べず、飼っていたとしても不思議ではありません。

ドクター・ドリトルの舞台は、イギリスと思いきや、アメリカ合衆国になっていますが、仮にどちらの国であったにせよキリスト教が主な宗教なので、キリスト教の影響でタコを飼っていた可能性は高いですね。

『ドクター・ドリトル』と他の映画を比較

ドクター・ドリトルの魅力は、動物と触れ合う事ですが、映画『101』の悪役で有名なクルエラが主役となる作品もあります。

クルエラは、動物の毛皮を欲しがる女性であり、動物愛護者にとっては憎むべき敵のような人物です。

今作とは、対極をなすような作品なので、その違いを見比べてみるのも悪くはないでしょう。

映画『ドクター・ドリトル』のまとめ

引用:https://www.amazon.co.jp/

ドクター・ドリトルを見た感想について、詳しく解説します。

映画『ドクター・ドリトル』のオススメ層

ドクター・ドリトルは、動物と一緒に大海原に旅立つ映画なので、子供が見ても楽しめる作品になっています。

しかも、動物がリアルに描かれているので、大人が見ても楽しめる方は多いハズなので、家族そろって見るのもオススメな映画です。

  • ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画『ドクター・ドリトル』の残念な所

ドクター・ドリトルが、人間との接触を毛嫌いして、館から出ようとしないのは、主役としては、少し情けない感じがして、そこが残念な所です。

ただし、私も人付き合いは苦手なほうなので、ドクター・ドリトルの気持ちは、よく理解できます。

映画『ドクター・ドリトル』の見所

海賊王が、ドクター・ドリトルを毛嫌いするくせに、娘の愛情で殺害をためらうのは、娘にたいする愛情を感じられて、今作の大きな見所ですね。

さらに、動物たちと一緒に大海原へ向かうのは、冒険な感じがして、見ているだけでワクワクするような展開で、面白かったです。

映画館で見た事もありましたが、あのスケールの大きいストーリーをスクリーンで見る事ができたのは、なかなか貴重な体験でした。