大河ドラマ『どうする家康 第15話』で、徳川家康は曳馬城に入りますが、そこで三国志の曹操と同じ想いを味わうので、詳しく紹介します。
大河ドラマ 『どうする家康』のキャスト
どうする家康に登場する人物や俳優たちは、以下の通りです。
松平家(のちの徳川家)
- 徳川家康(演:松本潤)のちの徳川家康
- 徳川信康(演:細田佳央太)徳川家康と築山殿の嫡男
- 松平広忠(演:飯田基祐)竹千代の父で、家臣の裏切りにあう
- 於大の方(演:松嶋菜々子)徳川家康の母
- 築山殿-瀬名(演:有村架純)松平元康の妻になり、歴史上では悪女と評される
- お葉(演:北香那)徳川家康の側室で、督姫を産む
- お万(演:松井玲奈)徳川家康の側室で、結城秀康を産む
- 亀姫(演:當真あみ)徳川家康と築山殿の娘で、奥平信昌に嫁ぐ
- 於愛の方(演:広瀬アリス)徳川家康の側室で、徳川秀忠たちを産む
- 登与(演:猫背椿)徳川家康の叔母で、酒井忠次の妻となる人物
- 酒井忠次(演:大森南朋)徳川四天王の筆頭で、柴田勝家を撃退した程の重臣
- 本多忠勝(演:山田裕貴)徳川四天王の一人で、徳川家の随一の猛将
- 榊原康政(演:杉野遥亮)徳川四天王の一人で、武田軍を翻弄する知将
- 井伊直政(演:板垣李光人)徳川四天王の一人で、井伊の赤備えは特に有名
- 鳥居元忠(演:音尾琢真)徳川家の忠臣で、伏見城を死守しようとする武将
- 大久保忠世(演:小手伸也)徳川家の重臣で、武田信玄から一目置かれる武将
- 平岩親吉(演:岡部大)松平信康の傅役(もりやく)
- 鳥居忠吉(演:イッセー尾形)松平家の老臣で、竹千代を支える武将
- 服部半蔵 -正成(演:山田孝之)徳川家康のもとで、忍びの仕事を引き受ける武将
- 石川数正(演:松重豊)豊臣家へ謎の出奔をする重臣
- 本多正信(演:松山ケンイチ)徳川家の随一の知将として知られる武将
- 夏目広次(演:甲本雅裕)三方ヶ原の戦いで、徳川家康の身代わりになる忠臣
- 本多忠真(演:波岡一喜)三方ヶ原の戦いで、奮戦する武将
- 渡辺守綱(演:木村昴)今川家との戦いで奮戦して『槍半蔵』と恐れられる武将
- 大鼠(演:千葉哲也)服部半蔵に使える忍び
- 女大鼠(演:松本まりか)大鼠の娘
- 久松長家(演:リリー・フランキー)桶狭間の戦いの後に松平家に従う
- 松平昌久(演:角田晃広)桶狭間の戦いで討ち死にする武将
今川家
- 今川義元(演:野村萬斎)東海一の弓取りと評される駿遠三の大大名
- 今川氏真(演:溝端淳平)松平元康の才覚に嫉妬する今川義元の後継
- お田鶴(演:関水渚)今川義元の義妹で、瀬名の盟友
- 糸(演:志田未来)三国同盟のために、今川氏真に嫁ぐ人物
- 関口氏純(演:渡部篤郎)瀬名姫の父で、今川家の悲劇の武将として知られる
- 巴(演:真矢ミキ)関口氏純の妻で、一説には今川義元の妹として知られる
- たね(演:豊嶋花)瀬名の侍女
- 鵜殿長照(演:野間口徹)今川家の西進作戦で功績をあげる重臣
織田家
- 織田信長(演:岡田准一)徳川家康と同盟を結ぶが魔王と恐れられる革命児
- 織田信秀(演:藤岡弘)織田信長の父であり、今川や斎藤と争うほどの大名
- お市(演:北川景子)織田信長の妹で、戦国一の美女と評される
- 五徳-督姫(演:久保史緒里)織田信長の娘で、徳川信康に嫁ぐ
- 藤吉郎(演:ムロツヨシ)機転が利く男であり、のちの豊臣秀吉
- 柴田勝家(演:吉原光夫)織田四天王の一人で、甕割り柴田の異名を持つ
- 明智光秀(演:酒向芳)織田四天王の一人だが、謎の謀反を起こす
- 佐久間信盛(演:立川談春)織田信長に反論して、恨まれる重臣
武田家
その他
- 浅井長政(演:大貫勇輔)北近江の戦国大名で、妻はお市の方
- 水野信元(演:寺島進)徳川家康の叔父にあたる大名
- 登譽上人(演:里見浩太朗)徳川家の旗印となる言葉をさずける住職
- 空誓上人(演:市川右團次)三河の一向一揆を引き起こす僧侶
- 千代(演:古川琴音)空誓上人に協力する謎の人物
- 茶屋四郎次郎(演:中村勘九郎)本能寺の変を徳川方に知らせた人物
- おふう(演:天翔愛)奥平貞昌の妻で、武田方によって処刑される人物
大河ドラマ『どうする家康 第15話』のストーリー
徳川家康は、藤吉郎と共に、命がけの殿(しんがり)を務めて、浅井・朝倉の軍勢と戦い続けていました。
その間に、織田信長は、本領に戻り、徳川家康たちも命からがらの思いで、帰参します。しかし、藤吉郎は、ほとんどの手柄は自分が立てたと言わんばかりに主張して、徳川家康は呆れかえってしまいます。
明智光秀は「徳川殿、すぐさま、本国の兵を出立させて、朝倉を討つべし」と主張しますが、あまり乗り気がしないと「これは、将軍様の下知ですぞ?」
織田信長は「よい、来るか来ないかは、お前が決めよ」と睨みつけてしまい、徳川家康は『参ったなぁ』と顔をしかめてしまいます。
しかし、本国へ帰り、金平糖(こんぺいとう)を家族に分け与えると、五徳姫は、すっかりご機嫌になり、久しぶりに家族団らんのひとときを楽しみました。
徳川家康は、兵を率いて、織田軍と共に、姉川で浅井・朝倉を対峙します。ところが、織田信長から「お前は、曳馬城に入り、岡崎には息子・信康に負かせよ」と家来扱いされてしまいます。
しかも、一番槍の先陣まで命じられてしまい、徳川家康は、織田信長を睨みつけながら、自陣へ戻っていくのです。
徳川家康の活躍もあり、姉川の戦いに勝つ事ができますが、浅井長政を取り逃がしてしまい、織田信長から「これからも、判断を誤るなよ、白兎」と脅されてしまいます。
散々な思いをして、遠江の曳馬城に入りますが、多くの民から「あいつが、今川を裏切った家康だ、お田鶴さまを討った奴じゃ」と恨まれてしまいます。
はたして、こんな事で遠江を治める事ができるのでしょうか?
『曳馬城に入った徳川家康は曹操と同じ思いを受ける』
徳川家康は、今川を裏切った上に、曳馬城の女武将・お田鶴を討ってしまいました。そのため、民から凄まじく恨まれていた訳ですが、かつて三国志の曹操も同じ想いを受けていました。
曹操は、自分の祖父・曹嵩が、徐州で賊に討たれてしまった事を知って、烈火のごとく怒りくるい『報仇雪恨(ほうきゅうせっこん)』という旗をかかげて、民を虐殺しまくったのです。
この虐殺により、諸葛亮・張昭・魯粛たちが、南方に避難して、それらは劉備や孫権に仕えて、曹操を苦しめていきます。
しかも、徐州の民は、曹操を凄く恨んでいて、それは三国志の人気コミック『蒼天航路』でも詳しく描からているほどでした。
大河ドラマ 『どうする家康 第15話』のまとめ
第15話では、徳川家康と藤吉郎の殿(しんがり)が凄く省略されていて、相変わらず、戦はカットしまくるなぁと思ってしまいましたね。