映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』で、奈々瀬役の木村文乃さんが、自分の絵を描いた長尾謙杜さんに怒ってしまうので、その理由について紹介します。
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』のキャスト
日本のドラマ映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は、2023年5月26日に公開されました。
監督＆脚本
登場人物＆俳優
- 岸辺露伴（演：高橋一生）人の心を読める人気漫画家
- 岸辺露伴-青年期（演：長尾謙杜）ミステリアスな女性に心を奪われる青年
- 泉京香（演：飯豊まりえ）岸辺露伴の担当編集者
- 奈々瀬（演：木村文乃）ある下宿先で岸辺露伴と出会う女性
- 辰巳隆之介（演：安藤政信）ルーヴル美術館で、東洋画を担当する人物
- エマ・野口（演：美波）ルーヴル美術館に招待する女性
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』のストーリー
岸辺露伴（演：高橋一生）は、黒い絵に150万円もの大金をはたいてしまうので、担当編集者の泉京香から「そんな絵に、150万円使うなんてと呆れられてましたよ」と言われてしまいます。
しかし、どうしても黒い絵にはこだわる理由があって、それは、時計の針を少し巻き戻さなければいけません。
かつて、若い頃の岸辺露伴（演：長尾謙杜）は、漫画家を目指すために、祖母の大きな屋敷で、漫画を描いていました。
かつては旅館だった所ですが、祖父が亡くなってから、祖母は下宿先の家に代えていき、やがて奈々瀬（演：木村文乃）という美しい女性が泊まり込みます。
岸辺露伴は、お風呂に入ろうとしたら、間違えて女性用の所の扉を開いてしまい、奈々瀬が着替えている所を見てしまい「うわ、ごめんなさい」と謝ってしまうハメになりました。
それから、奈々瀬の事が気になり、遠くから眺めて、漫画用に絵を描くようになったら、いつのまにか側まで来ていたのです。
「これ、私の？あなた、漫画を描くのね、もし良かったら、今度、あなたが描く原稿用紙を見たいわ」
その約束を守るために、出来上がったものを見せたら、またも自分の絵が描いてある事を知って「これ、私を描いたの！くだらない、こんな安っぽいもの」と激怒してしまうのです！
『奈々瀬役の木村文乃が自分の絵を描いた長尾謙杜に怒った理由』
奈々瀬（演：木村文乃）は、岸辺露伴（演：長尾謙杜）が、自分の絵を描いてると知って、激怒してしまいますが、それは過去に大きな秘密がありました。
かつて、江戸時代の頃、奈々瀬は幕府御用達の絵師と婚約をすると、夫は自分の黒い髪を絵に再現するために、もっと黒い絵の顔料がいるとつぶやくようになります。
やがて、夫は御神木から取れる黒い樹液を使うようになりますが、それが役人の知る所となって、最愛の夫が命を落としてしまいます。
奈々瀬が、自分の絵を描いて怒ったのは、かつて自分の黒髪を絵にするために、夫が命を落とす事になったので、それが大きなトラウマになったからでしょう。
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』のまとめ
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』で、奈々瀬役の木村文乃さんが、自分の絵を描いた長尾謙杜さんに怒ってしまうシーンがありましたが、過去のシーンを見れたら、その理由も納得できましたね。
それにしても、木村文乃さんは、怪しくも、どこか未亡人のような雰囲気を漂わせていたので、それも最初に、説明しなくて、雰囲気だけで伝えてくる所が凄かったです。
