大河ドラマ『どうする家康 第20話』で、山田八蔵(山田重英)は、瀬名の恩義で裏切りませんが、明智光秀の説得が効いたという説もあるので詳しく紹介します。
- 大河ドラマ 『どうする家康』のキャスト
- 大河ドラマ『どうする家康 第20話』のストーリー
- 『山田八蔵(山田重英)は明智光秀にさとされて裏切らなかった説』
- 大河ドラマ 『どうする家康 第20話』のまとめ
大河ドラマ 『どうする家康』のキャスト
どうする家康に登場する人物や俳優たちは、以下の通りです。
徳川家
- 徳川家康(演:松本潤)のちの徳川家康
- 徳川信康(演:細田佳央太)徳川家康と築山殿の嫡男
- 松平広忠(演:飯田基祐)竹千代の父で、家臣の裏切りにあう
- 於大の方(演:松嶋菜々子)徳川家康の母
- 築山殿-瀬名(演:有村架純)松平元康の妻になり、歴史上では悪女と評される
- お葉(演:北香那)徳川家康の側室で、督姫を産む
- お万(演:松井玲奈)徳川家康の側室で、結城秀康を産む
- 亀姫(演:當真あみ)徳川家康と築山殿の娘で、奥平信昌に嫁ぐ
- 於愛の方(演:広瀬アリス)徳川家康の側室で、徳川秀忠たちを産む
- 登与(演:猫背椿)徳川家康の叔母で、酒井忠次の妻となる人物
- 酒井忠次(演:大森南朋)徳川四天王の筆頭で、柴田勝家を撃退した程の重臣
- 本多忠勝(演:山田裕貴)徳川四天王の一人で、徳川家の随一の猛将
- 榊原康政(演:杉野遥亮)徳川四天王の一人で、武田軍を翻弄する知将
- 井伊直政(演:板垣李光人)徳川四天王の一人で、井伊の赤備えは特に有名
- 鳥居元忠(演:音尾琢真)徳川家の忠臣で、伏見城を死守しようとする武将
- 大久保忠世(演:小手伸也)徳川家の重臣で、武田信玄から一目置かれる武将
- 平岩親吉(演:岡部大)松平信康の傅役(もりやく)
- 鳥居忠吉(演:イッセー尾形)松平家の老臣で、竹千代を支える武将
- 服部半蔵 -正成(演:山田孝之)徳川家康のもとで、忍びの仕事を引き受ける武将
- 石川数正(演:松重豊)豊臣家へ謎の出奔をする重臣
- 本多正信(演:松山ケンイチ)徳川家の随一の知将として知られる武将
- 夏目広次(演:甲本雅裕)三方ヶ原の戦いで、徳川家康の身代わりになる忠臣
- 本多忠真(演:波岡一喜)三方ヶ原の戦いで、奮戦する武将
- 渡辺守綱(演:木村昴)今川家との戦いで奮戦して『槍半蔵』と恐れられる武将
- 大鼠(演:千葉哲也)服部半蔵に使える忍び
- 女大鼠(演:松本まりか)大鼠の娘
- 久松長家(演:リリー・フランキー)桶狭間の戦いの後に松平家に従う
- 松平昌久(演:角田晃広)桶狭間の戦いで討ち死にする武将
- 山田八蔵(演:山田重英)徳川の忠義を貫く家臣
- 大岡弥四郎(演:毎熊克哉)徳川を裏切る逆臣
今川家
- 今川義元(演:野村萬斎)東海一の弓取りと評される駿遠三の大大名
- 今川氏真(演:溝端淳平)松平元康の才覚に嫉妬する今川義元の後継
- お田鶴(演:関水渚)今川義元の義妹で、瀬名の盟友
- 糸(演:志田未来)三国同盟のために、今川氏真に嫁ぐ人物
- 関口氏純(演:渡部篤郎)瀬名姫の父で、今川家の悲劇の武将として知られる
- 巴(演:真矢ミキ)関口氏純の妻で、一説には今川義元の妹として知られる
- たね(演:豊嶋花)瀬名の侍女
- 鵜殿長照(演:野間口徹)今川家の西進作戦で功績をあげる重臣
織田家
- 織田信長(演:岡田准一)徳川家康と同盟を結ぶが魔王と恐れられる革命児
- 織田信秀(演:藤岡弘)織田信長の父であり、今川や斎藤と争うほどの大名
- お市(演:北川景子)織田信長の妹で、戦国一の美女と評される
- 五徳-督姫(演:久保史緒里)織田信長の娘で、徳川信康に嫁ぐ
- 藤吉郎(演:ムロツヨシ)機転が利く男であり、のちの豊臣秀吉
- 柴田勝家(演:吉原光夫)織田四天王の一人で、甕割り柴田の異名を持つ
- 明智光秀(演:酒向芳)織田四天王の一人だが、謎の謀反を起こす
- 佐久間信盛(演:立川談春)織田信長に反論して、恨まれる重臣
武田家
- 武田信玄(演:阿部寛)武田騎馬軍団を率いて、徳川家康を苦しめる大名
- 武田四郎勝頼(演:眞栄田郷敦)武田信玄の後継者
- 山県昌景(演:橋本さとし)武田家、随一の猛将
- 穴山梅雪-信君(演:田辺誠一)徳川・織田連合軍の内応に従う裏切り者
その他
- 浅井長政(演:大貫勇輔)北近江の戦国大名で、妻はお市の方
- 水野信元(演:寺島進)徳川家康の叔父にあたる大名
- 登譽上人(演:里見浩太朗)徳川家の旗印となる言葉をさずける住職
- 空誓上人(演:市川右團次)三河の一向一揆を引き起こす僧侶
- 千代(演:古川琴音)空誓上人に協力する謎の人物
- 茶屋四郎次郎(演:中村勘九郎)本能寺の変を徳川方に知らせた人物
- おふう(演:天翔愛)奥平貞昌の妻で、武田方によって処刑される人物
大河ドラマ『どうする家康 第20話』のストーリー
徳川家康は、武田信玄が死んでも多くの領土をさらに取られて、家臣の中には「信玄がいなくても、武田は武田か!」と諦めに近い言葉まで出てしまいます。
その頃、武田勝頼は「穴山、亡き父の3回忌が終わった。これからは、私の好きなようにやらせてもらう」と宣言して、岡崎を陥落するために、動き出そうとします。
徳川家康は、岡崎城に救援に向かおうとしますが、高熱を出してしまい、倒れてしまいました。
岡崎城では、五徳が「浜松の父上が来てくれないとは、頼りになりませぬなぁ」と嫌味を言ってしまい、徳川信康は「そなたの父とて、あれこれと命じるわりには、来てくれぬではないか」
「我が父には、天下人としての役割がありまする」「ご立派な事じゃのぅ!」「父を侮辱すると、我が父に言いますよ」
瀬名は、息子と嫁の言い合いにうんざりとしながらも「やめなされ!信康、ここには忠義の者が集まっておる、皆一つとなれば、勝てぬ相手はおらぬ」「心得ております」
武田との戦いに明け暮れて、多くの負傷兵が出てしまい、瀬名自ら、多くの兵たちの手当をしていましたが、五徳は何もしようとしませんでした。
瀬名は、五徳にも手当てをするように言葉をかけますが「このような汚い男たちに触れるなどできませぬ」「汚いとは何事か!そなたは三河の女子であろう!」
「私は、織田信長の娘じゃ、この無礼者!」ついには、五徳は義母にまで、罵り合ってしまい、瀬名と織田信康の不幸は、すでに始まっていたのです。
大岡弥四郎は、徳川から武田に寝返ろうとしますが、山田八蔵は瀬名から手当てをしてもらった恩義を裏切れず、密かに密告をして、大岡弥四郎の裏切りを未然に防げました。
はたして、徳川と武田の攻防は、どうなっていくのでしょうか?
『山田八蔵(山田重英)は明智光秀にさとされて裏切らなかった説』
山田八蔵(山田重英)は、大岡弥四郎(演:毎熊克哉)から、一緒に願えるように誘われていましたが、瀬名から傷の手当てをしてもらい、その恩義に裏切れず、徳川信康たちに密告しました。
これにより、大岡弥四郎は捕らえられて処刑されてしまいます。
しかし、これには違う説もあり、山田八蔵(山田重英)は、天海にさとされて、裏切らなかったという話もあるのです。
天海とは、徳川家康に使える僧であり、江戸幕府の基礎を作り上げて、豊臣をつぶすための『国家安康 君臣豊楽』にいいがかりをつける策を進言したほどの人物です。
実は、この天海は、明智光秀という説もあるので、総合的に考えて、山田八蔵は明智光秀にさとされて、裏切らなかったと考えられます。
大河ドラマ 『どうする家康 第20話』のまとめ
第20話では、山田八蔵(山田重英)が瀬名の恩義を感じて裏切りませんでしたが、この大河ドラマでは、あの鬼嫁を良妻賢母として描きたいようですね。
しかし、五徳と言い合いをするようになってしまい、もう瀬名と徳川信康の悲劇は、もう止められない運命だったのでしょう。