オードリーの『ズレ漫才』が認められた理由!ドラマ『だが、情熱はある 第9話』

ドラマ『だが、情熱はある 第9話』で、オードリーの新しいスタイル『ズレ漫才』が、なぜ認められたのか?その理由について紹介します。

ドラマ『だが、情熱はある 第9話』のキャスト

だが、情熱はあるは、から放送開始されました。

脚本&演出

  • 脚本:今井太郎
  • 演出:狩山俊輔・伊藤彰記・長沼誠

登場人物&俳優

ドラマ『だが、情熱はある 第9話』のストーリー

山里亮太は、ロケ先で仕事をしていても、そこでも、しずちゃんばかりが、もてはやされてしまい、嫉妬のあまり睨みつけてしまいます。

そこに、TVプロデューサーの島貴子が「つまらなそうね?」と声をかけてきて「いえ、そんな事は……あの、以前に、悔しい気持ちとか忘れないでと言ってましたよね」

「言ったねぇ」「その気持ちを忘れるどころか、増えていくいっぽうなんですけど」

島貴子は、その言葉を聞いて「私もね、この番組をしているけど、視聴率が悪くて、悔しくてね」と意外な事を言われてしまい、山里亮太は呆然としてしまいます。

その頃、若林正恭は、放送作家から「あの子(春日俊彰)が、なんでツッコミをやってんの?あの子、ポンコツだよ」と言われてしまい、考え込んでいたら、ある事を思いついたのです。

それは、自分がぼけて、それに春日俊彰がズレたつっこみをして、それに自分がつっこむという今までにないスタイルでした。

オードリーが変わろうとしていたのに、山里亮太は、映画『フラガール』がヒットして、しずちゃんが女優としても活躍していた事に、嫉妬しか感じていませんでした。

若林正恭は、新しいスタイルのお笑いに磨きをかけていき、M1に出場して、ついに準優勝する事ができました。

今までリードをしていた山里亮太は「やだなぁ、面白い芸人が新たに出てくるのは」とぶつやいしまいますが、いよいよ二人が一緒に仕事をする日が近づいていたのです!

オードリーの『ズレ漫才』が認められた理由

引用:https://www.ntv.co.jp/daga-jyounetsu/story/

若林正恭が考え出した『ズレ漫才』は、オードリーの新しいスタイルとなって、多くの人たちに認められました。

なぜ、これほどズレ漫才が認められたのか?それは、今までの日本のお笑いにないスタイルだったのが大きいです。

今までのスタイルは、1人の相方がぼけて、もう1人の相方が突っ込むものでした。ところが、ズレ漫才では、まずはぼけて、そこに少しズレたツッコミをして、それに、さらに突っ込むというものでした。

  • 従来の漫才:Aがボケて、Bが突っ込む
  • ズレ漫才:Aがボケて、Bがズレたツッコミをして、Aがそれに突っ込む

今まで、あまり見た事がないスタイルに、お笑いに厳しい批評をしていた人でさえ「うん、面白いね」と太鼓判を押すほどでした。

見る人によっては、ズレたツッコミをした時に『今のツッコミは、あまり面白くないなぁ』と思っていたら、ボケ役が意表をつかくのように逆ツッコミをして、思わず笑ってしまいます。

この意表をつくスタイルが、効いて、ズレ漫才が認められていった訳ですね。

ドラマ『だが、情熱はある 第9話』の見所とまとめ

引用:https://www.ntv.co.jp/daga-jyounetsu/

第9話では、ついにオードリーが日の目を見る事になりましたが、ズレ漫才とは、よく考えたものです。

自分は、漫才はあまり見ないほうですが、オードリーが他のお笑いと少し違う感じがするのは、このズレ漫才だった訳だったんですね。

TVの画面では、いつもニコニコしてお笑いをしていますが、その裏では、どれだけ、芸人さんたちが、もがき苦しんで、お笑いのネタを作っているのか?よく分かるドラマです。