羽柴秀吉が三河中入りという危険な策を採用した5つの理由!大河ドラマ『どうする家康 第32話』

引用:https://www.nhk.or.jp/ieyasu/

大河ドラマ『どうする家康 第32話』で、羽柴秀吉は危険を承知で、なぜか三河中入りという危険な策を採用してしまいます。

そこには、羽柴秀吉の冷製な判断による5つの理由があったので、詳しく紹介しましょう。

大河ドラマ 『どうする家康』のキャスト

どうする家康に登場する人物や俳優たちは、以下の通りです。

徳川家

今川家

 

織田家

武田家

その他

大河ドラマ『どうする家康 第32話』のストーリー

羽柴秀吉は、10万もの大軍で、徳川家康織田信雄の連合軍2万と対峙します。

連合軍の間では「あれほどの大軍に対して、どうする?」と動揺が走りますが、本多正信が、羽柴秀吉を中傷する看板を立てさせるように進言して、あちこちに秀吉を罵る看板が立てられました。

その看板は、羽柴秀吉の目にも止まり「ワシが、野人?」と笑い飛ばしますが、内心では穏やかではいられなかったのです。

翌日、池田恒興は「筑前(秀吉)、わしの策がある。これより、我らの軍勢がぐるりと回っていき、三河の岡崎を狙う」と進言すると、羽柴秀長は「中入りですな」

羽柴秀吉は「それは少し危険な策じゃのう」と懸念を示しますが、池田恒興は引きさがろうとせず、羽柴の陣営で、わずかな亀裂が走っていきました。

羽柴秀吉は、ついに中入りの戦法を採用して、親戚の羽柴秀次を別働隊の総大将に任じ得て、3万もの中入り隊を出撃させます。

しかし、この知らせは徳川・織田の連合軍に知られており、徳川家康は「今こそ、我らが手で天下をつかむ時ぞ、出陣じゃ!」と号令をかけて、重臣たちは「おぉぉ!」と叫びました。

池田恒興たち中入り隊は、徳川軍の猛攻を受けて、池田恒興森長可といった織田家の元重臣が相次いで戦死してしまいます。

羽柴秀吉は、救援に向かおうとしますが、あと一歩、及ばなかったのです。家臣たちは「家康は強い、どうやって勝ちます」と慌てますが、小牧長久手の戦いは、どうなっていくのでしょうか?

羽柴秀吉三河中入りという危険な策を採用した3つの理由』

羽柴秀吉は、危険を承知で、池田恒興三河中入りという危険な策を取り入れたのは、以下の5つの理由が考えられます。

  • 羽柴勢は、旧織田の家臣もいて一枚岩ではなかったので、やむを得なかった所
  • 仮に失敗しても、目障りな池田恒興森長可が戦死したら都合が良かった所
  • 自分に従おうとしない家臣は戦で死ぬことがあるという事を示せる所
  • 後継者の羽柴秀次に経験を積せまたかった為
  • 降着状況に陥ったので、やむを得なかった所

羽柴勢は、旧織田勢もいて、一枚岩ではなかったので、やむを得なかった所がありました。さらに、失敗しても、自分にとっては目障りな池田恒興森長可が戦死したら、都合が良かった所もあります。

そして、当時では、後継者ともくされていた羽柴秀次に、経験をつませたかった事もあって、三河中入りという危険な策を取り入れてしまったと考えられますね。

大河ドラマ 『どうする家康 第32話』のまとめ

第32話では、三河中入りが失敗しましたが、次に狙われるのは、織田信雄でしょう。この小牧長久手で、徳川軍が最終的な勝者になれなかったので、石川数正は孤立してしまったと考えられます。

次回は、その石川数正が、どのようにして孤立していくのか?注目していきたいですね。