ドラマ『シッコウ 第7話』では、小原樹は、なぜか、暴力をふるってきた土山次郎(波岡一喜)を公務執行妨害で訴えませんでした。
そこで、なぜ小原樹は土山次郎を訴えなかったのか?詳しく紹介するので、参考にしてみて下さい。
ドラマ『シッコウ 第7話』のキャスト
シッコウ!!〜犬と私と執行官〜は、2023年7月4日から放送開始されました。
脚本&演出
- 脚本:大森美香
- 演出:田村直己&星野和成&高橋貴司
登場人物&俳優
- 吉野ひかり(演:伊藤沙莉)犬好きな女性で、執行補助者
- 小原樹(演:織田裕二)犬嫌いな執行官
- 栗橋祐介(演:中島健人)執行官室の事務員
- 間々田稔(演:菅原大吉)最年長の執行官
- 渋川万亀(演:渡辺いっけい)ベテラン執行官
- 日野純二(演:勝村政信)執行官室の室長
- 長窪桂十郎(演:笠松将)運搬を担当する執行補助者
- 奈良井司(演:皆藤空良)運搬担当の執行補助
- 砥沢譲吉(演:六角精児)鍵あけを担当する執行補助者
- 須賀川悟(演:モロ師岡)執行官を監督する人物
- 由比千尋(演:ファーストサマーウイカ)保護動物カフェの店長
- 三戸夏奈(演:駒井蓮)動物病院の看護師
- 青柳昌代(演:宮崎美子)ひかりのアパートの大家
- 鵜沼雪乃(演:中川紅葉)トリマー
- 上野原美鶴(演:板谷由夏)ひかりを秘書兼事務として雇う社長
- 土山次郎(演:波岡一喜)債権者であるタンタンファイナンスの社員
ドラマ『シッコウ 第7話』のストーリー
吉野ひかりは「私は、小原さんに、ほ…」と何かを言いかけようとしているので、小原樹から「ほ?」と聞かれるので「ほ」と言い続けようとします。
そこに、上野原美鶴が「ちょっと、吉野さん聞いてぇ!」と駆け込んできて「しゃ…しゃちょう?」と驚くと「執行官って言うの?あの人たちのせいで、すっからかんになったの」
小原樹は「ついに執行されたか」と呆れかえってしまいますが、そのまま会社の事務所に入っていきます。
『それにしても、彼女は何を言おうとしていたのだろうか?』と考え込んでしまいました。
吉野ひかりは、執行官の仕事について、お金を返す側が、少し被害者という考えをしていましたが、栗橋祐介から「もしかして、吉野さんはドラマの影響で、お金を返してもらうが加害者と思っていません?」
「ちょっと、考えているかもしれません」「それでは、お金を借りている者が泣き寝入りしなくてはいけないんですか?」
吉野ひかりは、そう言われると、確かにお金を貸しているほうの事も考えなくてはいけないと考え込むようになってしまいます。
小原樹は、ある自宅を訪れて、執行できないか見回りますが、お金を貸している者は不在で、家族がいるだけでした。しかも生活をする上で必要な家財道具ぐらいしかないので、執行不能と決断します。
しかし、債権者のタンタンファイナンスの社員・土山次郎は「執行不能だと!何でも良いから、差し押さえろや!」と怒鳴りつけてしまうのです。
『小原樹が土山次郎(波岡一喜)を公務執行妨害で訴えない理由』
小原樹は、執行不能と決断すると、債権者側の土山次郎(波岡一喜)から「何でも良いから、差し押さえろや」と、腕で小突かれてしまい、睨み合ってしまいます。
仲間からは「あんなのは、公務執行妨害で訴えられるのに」という声があがり、吉野ひかりも『なんで、訴えなかったんだろう』と困惑してしまうのです。
なぜ、小原樹が訴えなかったのかと言うと、執行官は中立の立場でいなくてはいけないと思っていたので、何もお金を返してもらえない債権者の立場をおもんばかって訴えなかったと考えられます。
苦痛に満ちた表情は、執行官として、債権者に何もできなくて申し訳ないという気持ちと、小突かれて腹立たしい気持ちが葛藤して、複雑な気分になってしまったからでしょう。
ドラマ『シッコウ 第7話』の見所とまとめ
第7話では、小原樹が土山次郎(波岡一喜)を公務執行妨害で訴えませんでしたが、執行官の難しい立場がよく分かる内容でしたね。
人は立場が違えば、だいぶ違って見えるので、改めて人間とは難しいものだったと考えさせられるストーリーです。