キリエの声がおかしくて上手く喋れない原因を紹介!映画『キリエのうた』

映画『キリエのうた』では、キリエ(アイナ・ジ・エンド)が、おかしな声になっていて、上手く喋れなくて、イッコ(演:広瀬すず)に心配されます。

そこで、なぜ、キリエの声がおかしくなり、喋れなくなったのか?その原因について詳しく紹介しましょう。

映画『キリエのうた』のキャスト

日本の映画『キリエのうた』は、2023年10月13日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

映画『キリエのうた』のストーリー

イッコは、新宿駅南口で、キリエがストリートミュージシャンをしているのに、何も歌おうとしていなかったので「何か歌って」と頼んでみました。

そうしたら、かすれるような歌声で、上手く喋れなかった事に気付いて「あなた、声どうしたの」と気になってしまいます。

それから、イッコはキリエのマネージャーになって、何とか彼女をメジャーデビューさせようとします。

ところが、イッコは突然、行方をくらましてしまって、警察が「実は、あの子は結婚詐欺の疑いがあるんですよ」と言ってきて、彼女との関係について聞かれてしまうのです。

そこに、姉の婚約者・潮見夏彦が姿を現して「心配したぞ、どうして連絡してこなかったんだ?」と聞くので「迷惑をかけたくなかったから」

潮見夏彦は思わず、キリエを抱きしめますが、亡くなってしまった婚約者・小塚希を思い出して涙を流してしまいます。

潮見夏彦は、友達とお酒を飲む機会があって、その時に、学校の後輩・小塚希もやってきました。

お酒を飲み終わると、二人は夜にも関わらず、神社へ行くと、小塚希が積極的にキスをしてきて、そのまま深い関係に陥って、二人の間には子供ができます。

しかし、二人には、暗い未来が待ち構えていたのです。

『キリエの声がおかしくて上手く喋れない原因』

小塚希が、妊娠をして、お腹が大きくなっていた時に、婚約者の潮見夏彦と電話をしていたら、いきなり家が大きく揺れだして、地震が襲ってきました。

被害者の数が、死者 18,131 人、行方不明者 2,829人にものぼった『東日本大震災』が起きてしまったのです。

参照元https://www.fdma.go.jp/disaster/higashinihon/item/higashinihon001_12_03-01_02.pdf

潮見夏彦は大阪に住んでいて遠距離恋愛をしていたので無事でしたが、婚約者が東北に住んでいた事を知っていたので「津波がくるから、早く避難して!」と泣き出しそうな声で頼みます。

「でも、妹の路花を迎えに行かないと」「路花ちゃんなら、きっと避難しているよ」

しかし、小塚希は学校へ行ってしまい、妹がいないと知ると、教会へ向かって、何とか妹と再会できます。

そこに、大きな津波が押し寄せてきて、小塚希や母親は命を落としてしまい、路花だけが生き延びて、姉の名前を借りて『キリエ』と名乗る事にしました。

キリエが、上手く喋れなくなったのは、この後からなので、自分のせいで姉が亡くなってしまったと思って、責任を感じてしまいました。

そのトラウマのせいで、上手く喋れなくなってしまったのでしょう。

映画『キリエのうた』のまとめ

引用:https://eiga.com/movie/99319/gallery/11/

キリエのうたでも、東日本大震災が取り上げられていましたが、それだけ日本人にとって忘れられないほどの災害でした。

キリエの声がおかしくなり、上手く喋れなくなったのは、やはり『自分のせいで、お姉ちゃんが亡くなってしまった』と責任を感じた事が大きいと考えられますね。

記憶をだいぶ失ってしまいましたが、姉を亡くした責任感だけが、何か残っていて、それがトラウマとなり消えていなかったのでしょう。