伝酒井の太鼓が創作だった理由を紹介!大河ドラマ『どうする家康 第39話』

引用:https://www.nhk.or.jp/ieyasu/

大河ドラマ『どうする家康 第39話』で、伝酒井の太鼓の話が説明されていましたが、この太鼓が実は偽物だった事が判明しました。

そこで、なぜ、伝酒井の太鼓が偽物と判明したのか?その理由について詳しく紹介しましょう。

大河ドラマ 『どうする家康』のキャスト

どうする家康に登場する人物や俳優たちは、以下の通りです。

徳川家

豊臣家

その他

大河ドラマ『どうする家康 第39話』のストーリー

豊臣秀吉は、明国と和議を結ぶには、明国の皇女を日本の天子の妃として、朝鮮の王子を人質として差し出し、朝鮮半島南部の割譲を要求しました。

小西行長石田三成は『さすがに、それは無茶だ』と思ってしまいますが、豊臣秀吉は、これ以上、譲歩するつもりはありませんでした。

徳川家康は、酒井忠次の屋敷を訪れますが、そこには徳川秀忠も来ていて、茶々の妹・江と婚約する事について話し合います。

徳川秀忠は、どうしても、えびすくいを見てみたかったので、酒井忠次が立ち上がってしまい、徳川家康は「いや、無理はせんでいいぞ」「いえ、これが、最後のえびすくいになります」

そういって、酒井忠次徳川秀忠は一緒にえびすくいを踊り始めてしまい「はら、父上も」と言い出してしまい「わしは、いいわ」と断ろうとしますが、結局はみんなで踊る事になってしまいました。

小西行長は、明国からの書状を偽造しようとしますが、それが発覚してしまい、豊臣秀吉は再び明国へ出兵するように命じてしまいます。

しかし、豊臣秀吉は、ついに倒れてしまい、周りの家臣たちは騒然としていまいます。

徳川家康は、日の本の国内外を無茶苦茶にした状態で死のうとする豊臣秀吉に、腹が立ち「こんな無茶苦茶な状態で放り出すのか?」と憤ります。

しかし、徳川家康は「あとは任せよ、二度と戦乱の世に戻さん」と言い放ち、立ち去っていきました。

豊臣秀吉は、口から血を吐き続けてしまいますが、茶々は周りに誰もいないのを良い事に「秀頼はあなたの子供とお思い?秀頼は私の子供。天下は誰にも渡さぬ、猿!」と罵りました。

徳川家康は、石田三成の話し合いで天下を治めていく夢に感銘を受けつつも、戦のない世を作る事を決意するのです。

『伝酒井の太鼓は偽物だった理由』

三方ヶ原の戦いで、徳川家康武田信玄の巧みな戦術の前に完敗してしまいます。勢いに乗った武田軍が城まで押し寄せると、酒井忠次が太鼓を打ち鳴らして、これを聞いた武田軍が撤退していきました。

これこそ、伝酒井の太鼓として、有名な訳ですが、近年の調べてで、この太鼓が偽物であり、創作だった事が判明したのです。

参照元https://www.chunichi.co.jp/article/693761

実は、伝酒井の太鼓は磐田市が所有していて、専門業者に依頼して放射性炭素を測定したら、江戸時代に製作された事が判明しました。

三方ヶ原の戦いから、30年以上も経っていたと見られていて、太鼓が偽物であり、あの話も創作だった可能性が極めて高い事が分かってしまった訳なんですね。

大河ドラマ 『どうする家康 第39話』のまとめ

第39話では、伝酒井の太鼓の話が出てきた訳ですが、ついに酒井忠次豊臣秀吉が亡くなってしまいましたね。

次回から、いよいよ徳川家康が嫌われる事を覚悟の上で、日の本から戦を無くすために動き出します。

かつて、異国から「徳川家康は、日本から鉄砲を捨てさせた」と高く評価される事になるので、その真骨頂をぜひ楽しみに見ていきたいですね。