大河ドラマ『どうする家康 第39話』で、伝酒井の太鼓の話が説明されていましたが、この太鼓が実は偽物だった事が判明しました。
そこで、なぜ、伝酒井の太鼓が偽物と判明したのか?その理由について詳しく紹介しましょう。
大河ドラマ 『どうする家康』のキャスト
どうする家康に登場する人物や俳優たちは、以下の通りです。
徳川家
- 徳川家康(演:松本潤)豊臣秀吉の家臣になる大大名
- 徳川信康(演:細田佳央太)徳川家康と築山殿の嫡男で切腹してしまう
- 松平広忠(演:飯田基祐)竹千代の父で、家臣の裏切りにあう
- 於大の方(演:松嶋菜々子)徳川家康の母
- 築山殿-瀬名(演:有村架純)徳川家康の元正室で、お家のため命を落とす
- 阿茶局(演:松本若菜)徳川家康の側室
- お葉(演:北香那)徳川家康の側室で、督姫を産む
- お万(演:松井玲奈)徳川家康の側室で、結城秀康を産む
- 亀姫(演:當真あみ)徳川家康と築山殿の娘で、奥平信昌に嫁ぐ
- 於愛の方(演:広瀬アリス)徳川家康の側室で、徳川秀忠たちを産む
- 登与(演:猫背椿)徳川家康の叔母で、酒井忠次の妻となる人物
- 酒井忠次(演:大森南朋)徳川四天王の筆頭で、柴田勝家を撃退した程の重臣
- 本多忠勝(演:山田裕貴)徳川四天王の一人で、徳川家の随一の猛将
- 榊原康政(演:杉野遥亮)徳川四天王の一人で、武田軍を翻弄する知将
- 井伊直政(演:板垣李光人)徳川四天王の一人で、井伊の赤備えは特に有名
- 鳥居元忠(演:音尾琢真)徳川家の忠臣で、伏見城を死守しようとする武将
- 大久保忠世(演:小手伸也)徳川家の重臣で、武田信玄から一目置かれる武将
- 平岩親吉(演:岡部大)松平信康の傅役(もりやく)
- 鳥居忠吉(演:イッセー尾形)松平家の老臣で、竹千代を支える武将
- 服部半蔵 -正成(演:山田孝之)徳川家康のもとで、忍びの仕事を引き受ける武将
- 石川数正(演:松重豊)豊臣家へ謎の出奔をする重臣
- 本多正信(演:松山ケンイチ)徳川家の随一の知将として知られる武将
- 夏目広次(演:甲本雅裕)三方ヶ原の戦いで、徳川家康の身代わりになる忠臣
- 本多忠真(演:波岡一喜)三方ヶ原の戦いで、奮戦する武将
- 渡辺守綱(演:木村昴)今川家との戦いで奮戦して『槍半蔵』と恐れられる武将
- 大鼠(演:千葉哲也)服部半蔵に使える忍び
- 女大鼠(演:松本まりか)大鼠の娘
- 久松長家(演:リリー・フランキー)桶狭間の戦いの後に松平家に従う
- 松平昌久(演:角田晃広)桶狭間の戦いで討ち死にする武将
- 山田八蔵(演:山田重英)徳川の忠義を貫く家臣
- 大岡弥四郎(演:毎熊克哉)徳川を裏切る逆臣
- 稲姫(演:鳴海唯)本多忠勝の娘
- 渡辺半蔵守綱(演:木村昴)槍の半蔵と言われた人物
豊臣家
- 豊臣秀吉(演:ムロツヨシ)農民出身でありながら、関白にのぼりつめる男
- 淀君(演:北川景子)お市の方の娘であり、豊臣秀吉の側室
- 豊臣秀長(演:佐藤隆太)豊臣秀吉の弟で、大和大納言の異名を持つ
- 前田利家(演:宅麻伸)豊臣秀吉の盟友
- 寧々(演:和久井映見)豊臣秀吉の正室で、良妻賢母として慕われる人物
- 大政所(演:高畑淳子)豊臣秀吉の母で、秀吉の野心を心配してしまう
- 旭(演:山田真歩)豊臣秀吉の妹で、徳川家康に嫁ぐ女性
- 石田三成(演:中村七之助)豊臣家の切れ者として知られる人物
- 石川数正(演:松重豊)徳川家から豊臣家へ出奔をする人物
- 浅野長政(演:濱津隆之)豊臣秀吉にきつく進言する忠臣
その他
- 昌山-足利義昭(演:古田新太)室町幕府の最後の元将軍
- 真田昌幸(演:佐藤浩市)信濃の上田城城主
- 真田信之(演:吉村界人)真田昌幸の嫡男
- 望月千代(演:古川琴音)武田の元間者
- 望月千代(演:古川琴音)武田の元間者
- 織田信勝(演:浜野謙太)織田信長の次男であり、現在は豊臣家に従う
- 北条氏政(演:駿河太郎)北条家の4代目の当主
- 北条氏直(演:西山潤)北条家の5代目の当主で、氏政の嫡男
- おふう(演:清乃あさ姫)徳川家康の次女であり、北条氏直の妻
大河ドラマ『どうする家康 第39話』のストーリー
豊臣秀吉は、明国と和議を結ぶには、明国の皇女を日本の天子の妃として、朝鮮の王子を人質として差し出し、朝鮮半島南部の割譲を要求しました。
小西行長や石田三成は『さすがに、それは無茶だ』と思ってしまいますが、豊臣秀吉は、これ以上、譲歩するつもりはありませんでした。
徳川家康は、酒井忠次の屋敷を訪れますが、そこには徳川秀忠も来ていて、茶々の妹・江と婚約する事について話し合います。
徳川秀忠は、どうしても、えびすくいを見てみたかったので、酒井忠次が立ち上がってしまい、徳川家康は「いや、無理はせんでいいぞ」「いえ、これが、最後のえびすくいになります」
そういって、酒井忠次と徳川秀忠は一緒にえびすくいを踊り始めてしまい「はら、父上も」と言い出してしまい「わしは、いいわ」と断ろうとしますが、結局はみんなで踊る事になってしまいました。
小西行長は、明国からの書状を偽造しようとしますが、それが発覚してしまい、豊臣秀吉は再び明国へ出兵するように命じてしまいます。
しかし、豊臣秀吉は、ついに倒れてしまい、周りの家臣たちは騒然としていまいます。
徳川家康は、日の本の国内外を無茶苦茶にした状態で死のうとする豊臣秀吉に、腹が立ち「こんな無茶苦茶な状態で放り出すのか?」と憤ります。
しかし、徳川家康は「あとは任せよ、二度と戦乱の世に戻さん」と言い放ち、立ち去っていきました。
豊臣秀吉は、口から血を吐き続けてしまいますが、茶々は周りに誰もいないのを良い事に「秀頼はあなたの子供とお思い?秀頼は私の子供。天下は誰にも渡さぬ、猿!」と罵りました。
徳川家康は、石田三成の話し合いで天下を治めていく夢に感銘を受けつつも、戦のない世を作る事を決意するのです。
『伝酒井の太鼓は偽物だった理由』
三方ヶ原の戦いで、徳川家康は武田信玄の巧みな戦術の前に完敗してしまいます。勢いに乗った武田軍が城まで押し寄せると、酒井忠次が太鼓を打ち鳴らして、これを聞いた武田軍が撤退していきました。
これこそ、伝酒井の太鼓として、有名な訳ですが、近年の調べてで、この太鼓が偽物であり、創作だった事が判明したのです。
参照元:https://www.chunichi.co.jp/article/693761
実は、伝酒井の太鼓は磐田市が所有していて、専門業者に依頼して放射性炭素を測定したら、江戸時代に製作された事が判明しました。
三方ヶ原の戦いから、30年以上も経っていたと見られていて、太鼓が偽物であり、あの話も創作だった可能性が極めて高い事が分かってしまった訳なんですね。
大河ドラマ 『どうする家康 第39話』のまとめ
第39話では、伝酒井の太鼓の話が出てきた訳ですが、ついに酒井忠次や豊臣秀吉が亡くなってしまいましたね。
次回から、いよいよ徳川家康が嫌われる事を覚悟の上で、日の本から戦を無くすために動き出します。
かつて、異国から「徳川家康は、日本から鉄砲を捨てさせた」と高く評価される事になるので、その真骨頂をぜひ楽しみに見ていきたいですね。