ミニラの卵がゾルゲル島にあった理由!映画『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』

映画『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』では、ゴジラの息子が、ゾルゲル島で卵から生まれますが、危険の多い島で、なぜ卵があったのか?理解に苦しむ方は多いでしょう。

そこで、なぜ危険の多いゾルゲル島で、ミニラの卵があったのか?詳しく紹介するので参考にしてみて下さい。

映画『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』のキャスト

日本の怪獣映画『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』は、1967年12月16日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

  • 楠見博士(演:高島忠夫)シャーベット計画を勧める博士
  • サエコ(演:前田美波里ゾルゲル島の原住民
  • 真城伍郎(演:久保明)無茶を取材をする人物
  • 藤崎(演:平田昭彦)真城伍郎を上手く取り計らう
  • 古川(演:土屋嘉男)長引く実験にいらつく人物
  • 気象観測機無線員(演:当銀長太郎)ゴジラに気づく無線員
  • 気象観測機計測員(演:大前亘)ゴジラの動向に注意を払う計測員
  • 気象観測機機長(演:黒部進)観測機無線員を指揮する人物
  • 気象観測機操縦士(演:鈴木和夫)気象観測機を操縦する人物

映画『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』のストーリー

気象観測機で、ゴジラが、ゾルゲル島へ向かっている事が確認されて「ゾルゲル島に何があるというのだ?」と緊張感が走っていました。

そのソルゲル島に、真城伍郎が無断で上陸をして、楠見博士たちが「何だ、君は?」と問い詰めると「取材をしに来ました」「取材?我々はPRを必要としていない」

帰そうとしても、なかなか帰ろうとしないので、藤崎が「博士、どうでしょう。彼に炊事などをさせては?そうすれば、我々もだいぶ助かります」

その話を聞いて「ちょっと待って下さい」と慌てますが「嫌なら、帰ってもらうよ」と言われてしまい、仕方なく炊事の仕事をする羽目になってしまいました。

楠見博士は、人口増による食糧危機に備えるために『シャーベット計画』を勧めていて、気象をコントロールしようとしていました。

しかし、真城伍郎は、原住民の女性・サエコを見かけてしまったので『彼女は大丈夫だろうか』と思って、何とか探し出そうとします。

ついにシャーベット計画の実験が開始されて、摂氏70度以上にもなり、暑い大豪雨が発生してしまい、4日後にようやく気温が37度に下がりました。

実験も順調に進むかと思われましたが、カマキリの怪獣『カマキラス』たちが、ゴジラの卵を掘り起こして、バンバンと叩き始めてしまいます。

ゴジラの息子『ミニラ』は、何とか卵から生まれますが、カマキラスたちにいじめられてしまいます。そこに、ゴジラがやってきて、カマキラスたちを撃退しようとしました。

しかし、巨大なクモである『クモンガ』まで、戦いに参加して、島は怪獣同士の戦場と化してしまったのです!

『ミニラの卵がゾルゲル島にあった理由』

ゾルゲル島で、危険が多くなってしまったのは、シャーベット計画で、気象をコントロールして、カマキュラスを刺激させてしまったからでしょう。

シャーベット計画がなければ、もしかしたら、カマキュラスもミニラの卵を攻撃しなかったかもしれないので、比較的、平和な状況でミニラが育てたかもしれません。

そして、ゴジラの息子とは言っても、ゴジラ一族があって、他のゴジラが生んだ卵の可能性もあり得ます。

他のゴジラは、ゾルゲル島で息子を肌身離さず育てようとしたら、そのまま生き絶えてしまい、他のゴジラが同族を助けようと思って、やってきたと考えられます。

ミニラを生んだゴジラは、寿命が尽きて亡くなっていれば、遠く離れたゾルゲル島に、卵があっても不思議ではありません。

怪獣島の決戦 ゴジラの息子』と他の映画を比較

2023年11月3日、ついにゴジラの最新作が上映されようとして、その名も『G-1.0(ゴジラ マイマスワン)』です(2023年10月時点の情報です)。

終戦直後の日本は、焼け野原と瓦礫の山で、何もない『無』のゼロという状況でしたが、そこにリアルで巨大なゴジラが暴れまわり、ゼロからマイナスになろうとします。

今作とは大きく異なり、リアルで迫力もあり、臨場感のあるBGMになっていて、多くのゴジラファンも『やはり、ゴジラはこうではなくては』と期待したくなる作品ですね。

映画『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』のまとめ

引用:https://www.amazon.co.jp/

怪獣島の決戦 ゴジラの息子を見た感想について、詳しく解説します。

映画『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』のオススメ層

ゴジラシリーズの中では、珍しいほどコミカルなストーリーになっていて、ゴジラができの悪い息子を育てようとするシーンがあります。

人間ではありませんが、親子愛の感じられる映画になっているので、家族で一緒に見てみる映画として、オススメですね。

  • ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』の残念な所

親子愛を描く作品として、コミカルになるのは仕方ないとして、少し間の抜けたようなBGMが多くて、迫力が薄れているのは少し残念な所でしたね。

そして、ゴジラの息子『ミニラ』が、あまりにもブサイクな感じになっているので、ゴジラファンが見たら「こんなのは、ゴジラじゃない」と目を背けたくなるかもしれません。

映画『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』の見所

今まで、暴れまわるゴジラばかりでしたが、ゴジラの息子が少しドジな感じがして、今までにないゴジラを見られるのが、今作の大きな見所ですね。

しかも、ゴジラ以外に、大カマキリが怪獣カマキラスや、クモンガなどの多くの怪獣が現れるのも、怪獣ファンとしては魅力的なポイントです。