リバーブで室内の大きさを気づけた理由を紹介!|ドラマ『相棒 season22 第4話』

引用:https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/

ドラマ『相棒 season22 第4話』では、杉下右京が、犯人を突き止めるために『リバーブ』を指摘しました。

実は、リバーブを利用すれば、室内の大きさを勘違いさせる事が可能になるので、詳しく紹介しましょう。

ドラマ『相棒 season22 第4話』のキャスト

相棒 season1は、テレビ朝日系で2003年10月18日から放送開始されました。

プロデューサー

  • 古草昌実

登場人物&俳優

ドラマ『相棒 season22 第4話』のストーリー

久保崎美怜は、映画のオーディションに挑戦しますが、ある審査員の男性から「熱演しているのは認めるけど、ちょっと独りよがりじゃないか?」と厳しい言葉を投げかけられてしまいます。

その時は、軽く会釈して立ち去っていくと、審査員から「君の才能を伸ばしたい」と言って、食事に誘い始めました。

きっと、下心があると思って、やんわりと断ると、何度も電話がかかってくるようになって、ついには部屋に入ってきて、暴行しようとしたのです。

久保崎美怜は、とっさに近くにあった果物ナイフで、審査員の胸を刺し殺してしまいました。

外に出て震え上がった所で、杉下右京亀山薫たちが通りかかったので「誰か、警察を呼んで下さい」と声をかけて、取調室で、今までの事情を聞きました。

杉下右京は、亀山薫たちと捜査をしていくうちに「しかし、なんで、久保崎さんは果物ナイフをつかめたんですかねぇ」と疑ってしまいます。

そのあと、杉下右京は、他の刑事たちの前で、久保崎美怜に「今回の事件は、正当防衛の条件が、あますところなく満たされています」と言うと「杉下さんは、私の事を疑っているんですか?」

「おや、そういう風に聞こえましたか」「杉下さんがどう思おうが、真実は神様が見ています」

やがて、久保崎美怜の部屋に盗聴器が仕掛けられている事が分かり、その録音データが警察に届けらて、刑事たちは驚いてしまいます。

録音データを聴いたら、久保崎美怜が暴行されようとして、正当防衛で殺害したのは疑いようのない会話がありましたが、それでも杉下右京は彼女を疑ってしまうのです!

『リバーブを利用すれば室内の大きさを勘違いさせる事が可能』

引用:https://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/0004/

バーブとは、音に残響を付加するエフェクターの事です。

残響とは、部屋の中で、音が壁や天井などにぶつかり、反射して聞こえてくる音の事です。

広い部屋ほど、反射して返ってくる音が聞こえてくる事が遅くなります。それに引き換え、部屋が小さい所では、反射して返ってくる音は、すぐ聞こえてきます。

この反射する音のスピードを利用すれば、部屋の大きさを勘違いさせる事ができる訳ですね。

杉下右京は、クラシックを聴く事が好きなので、録音データを聴いて『これは、何かおかしいと感じて、もっと広い部屋で犯行が行われたと気づけたのでしょう。

ドラマ『相棒 season22 第4話』の見所とまとめ

第4話では、久保崎美怜(演:藤井美菜)や久保崎美由(演:石崎日梨)など、美しい女優が多く登場しましたね。

しかし、そんな女優と同じぐらい、興味深かったのが、リバーブでした。なぜ、杉下右京はリバーブで、おかしいと気づけたのか?その仕組みを勉強したら『なるほど』と思えましたね。

さすが、クラシックを多く聴いてきただけの事はあるので、今後も、その音楽の知識が捜査で活かされるかもしれません。