贅沢を禁止する法律は民衆の不満を和らげるためだった!朝ドラ『ブギウギ 第41話』

引用:https://www.nhk.jp/p/boogie/ts/NLPYVZYM29/blog/bl/p5kPw8DWyV/

ドラマ『ブギウギ 第41話』では、大日本帝国政府が、贅沢を禁止する法律を施行しますが、これは國民(当時は臣民)の不満を和らげるためでもありました。

なぜ、贅沢を禁止する法律が、國民の不満を和らげるためのものだったのか?詳しく紹介しましょう。

ドラマ『ブギウギ』のキャスト

朝ドラ『ブギウギ』は、2023年10月2日から放送開始されました。

演出

  • 福井充広
  • 二見大輔
  • 泉並敬眞
  • 鈴木航
  • 盆子原誠

登場人物&俳優

  • 花田鈴子-福来スズ子(演:趣里笠置シヅ子をモデルにした女性
  • 花田鈴子-少女時代(演:澤井梨丘)銭湯の跡取り娘
  • 花田梅吉(演:柳葉敏郎)鈴子の父親
  • 花田ツヤ(演:水川あさみ)鈴子の母親
  • 花田六郎-少年時代(演:黒崎煌代)鈴子の弟
  • 大西トシ(演:三林京子)ツヤの母親で、鈴子の祖母
  • タイ子-少女時代(演:清水胡桃)花田鈴子の親友
  • タイ子(演:藤間爽子)福来スズ子の幼馴染
  • アホのおっちゃん(演:岡部たかし)タダで銭湯に入る客
  • 易者(演:なだぎ武)鈴子と喧嘩をする占い師
  • 松岡-少年時代(演:湯田大夢)タイ子好かれていた男子
  • ゴンベエ(演:宇野祥平)銭湯の従業員
  • 林(演:橋本じゅん)梅丸少女歌劇団の部長
  • 橘アオイ(演:翼和希)梅丸少女歌劇団の第1期生で男役トップスター
  • 大和礼子(演:蒼井優)梅丸少女歌劇団の大スター
  • 白川幸子-リリー白川(演:清水くるみ)花田鈴子の同期
  • 白川幸子-少女時代(演:小南希良梨)花田鈴子と親しくなる同期
  • 桜庭辰美-桜庭和希(演:片山友希)花田鈴子の同期
  • 桜庭辰美-少女時代(演:木村湖音)白川幸子たちにそっけない同期
  • 大熊熊五郎(演:升毅)梅丸少女歌劇団の社長
  • 秋山美月(演:伊原六花)花田鈴子たちの後輩
  • 股野義夫(演:森永悠希)ピアノを伴奏する男性
  • 治郎丸和一(演:石倉三郎)トシの幼馴染で、鈴子に踊りを要求する人物
  • 西野キヌ(演:中越典子)福来スズ子の実母
  • 大西トシ(演:三林京子)花田ツヤの母親で、福来スズ子の祖母
  • 松永大星(演:新納慎也)梅丸少女歌劇団を訪れる演出家
  • 中山四郎(演:小栗基裕)有名なダンサー
  • 一井(演:陰山泰)トランペット奏者で、福来スズ子をモヤシと思ってしまう
  • 辛島一平(演:安井順平)制作部長デ、USKの林部長の後輩
  • 羽鳥善一(演:草彅剛)大阪生まれの作曲家
  • 羽鳥麻里(演:市川実和子)羽鳥善一の妻で、福来スズ子の良き相談相手
  • 茨田りつ子(演:菊地凛子別れのブルースで有名な歌手
  • 竹田(演:野田晋市)松永大星の後任の演出家

ドラマ『ブギウギ 第41話』のストーリー

花田梅吉は、東京へ来てから、しばらくは映画の脚本家になるべく頑張ろうとしていましたが、1年も経つと、屋台で酒を飲むだけの毎日になってしまいました。

朝方には、家の近くの外で寝てしまい、下宿先の女将が心配してしまい、福来スズ子は眉間にシワをよせて困り果ててしまいました。

女将は「ちょっとあんた?まだ大丈夫なのかい」と言うと『そろそろ、仕事にいかないといけない』と思って、リハーサルをしようとします。

ところが、仲間たちは全くリハーサルの準備をしていなかったので「あれ、どうしたんですか?」と聞くと、羽鳥善一から「それが、からぽんが何か伝えたい事があるって」

「もしかして、賃金の値上げとか?」

仲間たちは『いいねぇ』と笑ってしまいますが、そこに辛島部長が軍人と一緒に入ってきました。

『何事か』と思う中で、羽鳥部長は「今回、ここを監督してくれる事になった方たちです」

これからは、皇軍を支援していかなくてはいけないと言われてしまった上に、福来スズ子にはあまり動き回ってはいけない事になってしまいました。

しかし、本番になると、福来スズ子は前に出過ぎてしまって、軍人がすぐに中止命令を出してしまい、観客たちからは文句を言われてしまうのです。

福来スズ子は、付けまつげを取るハメになってしまいますが、田りつ子は軍人から指導されても、派手な衣装やメイクを改める事はありませんでした。

そんな大変な時でも、花田梅吉は相変わらず、酒に酔いつぶれていたのです!

『贅沢を禁止する法律は民衆の不満を和らげるため』

大日本帝国は、中国と戦争を続けていて、物資が不足していました。しかし、国内では、戦争で儲けている人間たちも多くいて、贅沢な暮らしをする事もできたのです。

ぜいたくは敵だと叫ばれて、民衆は『お国のために』を合言葉に、貧しい生活に耐えていました。

そんな状況で、ぜいたくな暮らしをしている者がいたら、民衆の不満は高まっていくので、それを和らげるために、政府が贅沢を禁止する法律を施行する必要があったのです。

ドラマ『ブギウギ 第41話』の見所とまとめ

第41話では、贅沢を禁止する法律が施行されましたが、現代でも、所得格差の不満は大きな問題になっています。

贅沢な暮らしをしている者が多くいるのに、どれだけ働いても年収が200〜400万円の方たちは多くいて、生きるのに精一杯な方が多いのです。

そのため、昔でも現代でも、所得格差の問題に乗り出す必要はありますが、戦争を続けて、贅沢を禁止するのは、あまりにも間違った方法ですね。