大河ドラマ『どうする家康 第47話』では、千姫が「徳川を倒しましょう」と言いましたが、それは本音だったのか?半信半疑の方も多いでえしょう。
そこで、千姫が「徳川を倒しましょう」と言った時の気持ちについて、詳しく紹介します。
大河ドラマ 『どうする家康』のキャスト
どうする家康に登場する人物や俳優たちは、以下の通りです。
徳川家
- 徳川家康(演:松本潤)豊臣秀吉の家臣になる大大名
- 徳川信康(演:細田佳央太)徳川家康と築山殿の嫡男で切腹してしまう
- 徳川秀忠(演:森崎ウィン)徳川二代将軍で、家康の後継
- 松平広忠(演:飯田基祐)竹千代の父で、家臣の裏切りにあう
- 於大の方(演:松嶋菜々子)徳川家康の母
- 築山殿-瀬名(演:有村架純)徳川家康の元正室で、お家のため命を落とす
- 阿茶局(演:松本若菜)徳川家康の側室
- お葉(演:北香那)徳川家康の側室で、督姫を産む
- お万(演:松井玲奈)徳川家康の側室で、結城秀康を産む
- 亀姫(演:當真あみ)徳川家康と築山殿の娘で、奥平信昌に嫁ぐ
- 於愛の方(演:広瀬アリス)徳川家康の側室で、徳川秀忠たちを産む
- 登与(演:猫背椿)徳川家康の叔母で、酒井忠次の妻となる人物
- 酒井忠次(演:大森南朋)徳川四天王の筆頭で、柴田勝家を撃退した程の重臣
- 本多忠勝(演:山田裕貴)徳川四天王の一人で、徳川家の随一の猛将
- 榊原康政(演:杉野遥亮)徳川四天王の一人で、武田軍を翻弄する知将
- 井伊直政(演:板垣李光人)徳川四天王の一人で、井伊の赤備えは特に有名
- 鳥居元忠(演:音尾琢真)徳川家の忠臣で、伏見城を死守しようとする武将
- 大久保忠世(演:小手伸也)徳川家の重臣で、武田信玄から一目置かれる武将
- 平岩親吉(演:岡部大)松平信康の傅役(もりやく)
- 鳥居忠吉(演:イッセー尾形)松平家の老臣で、竹千代を支える武将
- 服部半蔵 -正成(演:山田孝之)徳川家康のもとで、忍びの仕事を引き受ける武将
- 石川数正(演:松重豊)豊臣家へ謎の出奔をする重臣
- 本多正信(演:松山ケンイチ)徳川家の随一の知将として知られる武将
- 夏目広次(演:甲本雅裕)三方ヶ原の戦いで、徳川家康の身代わりになる忠臣
- 本多忠真(演:波岡一喜)三方ヶ原の戦いで、奮戦する武将
- 渡辺守綱(演:木村昴)今川家との戦いで奮戦して『槍半蔵』と恐れられる武将
- 大鼠(演:千葉哲也)服部半蔵に使える忍び
- 女大鼠(演:松本まりか)大鼠の娘
- 久松長家(演:リリー・フランキー)桶狭間の戦いの後に松平家に従う
- 松平昌久(演:角田晃広)桶狭間の戦いで討ち死にする武将
- 山田八蔵(演:山田重英)徳川の忠義を貫く家臣
- 大岡弥四郎(演:毎熊克哉)徳川を裏切る逆臣
- 稲姫(演:鳴海唯)本多忠勝の娘
- 渡辺半蔵守綱(演:木村昴)槍の半蔵と言われた人物
- ウィリアム・アダムス(演:村雨辰剛)最初に侍の称号を得た西洋人
豊臣家
- 豊臣秀吉(演:ムロツヨシ)農民出身でありながら、関白にのぼりつめる男
- 豊臣秀頼(演:作間龍斗)豊臣秀吉の後継
- 淀君(演:北川景子)お市の方の娘であり、豊臣秀吉の側室
- 豊臣秀長(演:佐藤隆太)豊臣秀吉の弟で、大和大納言の異名を持つ
- 上杉景勝(演:津田寛治)五大老の一人で、奥羽の大大名
- 直江兼続(演:TAKAHIRO)上杉景勝の軍師で、直江状で有名
- 毛利輝元(演:吹越満)五大老の一人で、中国地方の大大名
- 宇喜多秀家(演:栁俊太郎)五大老の一人で、西軍として奮戦する大大名
- 前田利家(演:宅麻伸)豊臣秀吉の盟友
- 寧々(演:和久井映見)豊臣秀吉の正室で、良妻賢母として慕われる人物
- 大政所(演:高畑淳子)豊臣秀吉の母で、秀吉の野心を心配してしまう
- 旭(演:山田真歩)豊臣秀吉の妹で、徳川家康に嫁ぐ女性
- 石田三成(演:中村七之助)豊臣家の切れ者として知られる人物
- 石川数正(演:松重豊)徳川家から豊臣家へ出奔をする人物
- 浅野長政(演:濱津隆之)豊臣秀吉にきつく進言する忠臣
- 大谷吉継(演:忍成修吾)石田三成の盟友
その他
- 昌山-足利義昭(演:古田新太)室町幕府の最後の元将軍
- 真田昌幸(演:佐藤浩市)信濃の上田城城主
- 真田信之(演:吉村界人)真田昌幸の嫡男
- 望月千代(演:古川琴音)武田の元間者
- 織田信勝(演:浜野謙太)織田信長の次男であり、現在は豊臣家に従う
- 北条氏政(演:駿河太郎)北条家の4代目の当主
- 北条氏直(演:西山潤)北条家の5代目の当主で、氏政の嫡男
- おふう(演:清乃あさ姫)徳川家康の次女であり、北条氏直の妻
大河ドラマ『どうする家康 第47話』のストーリー
大筒の弾丸が、大阪城本丸を直撃して、千姫が下敷きになりそうでしたが、茶々が身を呈して守ってくれたおかげで、かろうじて下敷きにならずに済みました。
千姫は「母上、母上!」となんども叫ぶと、茶々は気を取り戻して「千姫や」と微笑むと、安心して泣き崩れてしまうのです。
茶臼山の徳川本陣では、千姫が無事であるという事と、豊臣方が和議を結ぶ事が知らされました。
阿茶局は「いかがとりはからいましょう?」と聞くと、徳川家康は「肝要なのは、大阪が二度と戦えないようにする事じゃ」と睨みつけます。
大阪方の全権代表として、茶々の妹・お初(常高院)が、使者として赴く事になり、所領の安堵・秀頼君が大阪から出ないようにする事・浪人に領土を預ける事を認めてもらおうとします。
阿茶局が徳川方の全権代理として対応する事になり「2つの条件は良いのですが、浪人だけは難しいですね。ただし、本丸以外の堀を全て埋めるのであれば、浪人を放ってもようございます」
「かしこまりました、それでは掘を埋めるのは大阪が致します」
会見が終わると、阿茶局は「なかなか、かしこい人でございました」と言うと、本多正信は「まぁ、堀さえ埋めれば、どちらが埋めても問題はありますまい」
それでも徳川が約束を守らず、堀を埋めていっても、豊臣の戦意は喪失せず、豊臣秀頼は「乱世の夢を見ようぞ」と兵たちを鼓舞して、千姫は「徳川を倒しましょう」と言い切りました。
豊臣は大和郡山城を攻め込み、徳川秀忠は「これが豊臣の返答か」と憤ってしまい、いよいよ戦国乱世で最後の戦が始まろうとします。
千姫が「徳川を倒しましょう」と言った時の気持ちを紹介
千姫は、茶々に命を助けてもらい、親子の情がわいていき、夫・豊臣秀頼が『乱世の夢』を見る事を宣言した時に、ついに「徳川を倒しましょう」と言ってしまいました。
それは、かつての母・お市の方が、浅井家を優先して、織田軍を窮地におとしいれた所と似ています(両はしをしばった袋を送って、危機を知らせたという逸話はあります)。
千姫は、徳川秀忠やお江に対して、愛情は抱いていたハズですが、今は豊臣を優先したくて、苦しみながらも「徳川を倒しましょう」と言ったと考えられます。
恐らく、千姫はもう命を捨てる覚悟をして、徳川を倒せるとは思えないが、今は秀頼や茶々の味方をしてあげたいと思ったのでしょう。
大河ドラマ 『どうする家康 第47話』のまとめ
第47話では、千姫が「徳川を倒しましょう」と言いましたが、それは本音ではないでしょう。
豊臣が悪いように描かれていますが、史実では徳川家康のほうが悪どくて、徳川の天下にするためには、なりふり構わず、謀略の限りを尽くしました。
しかし、日本の腐りきった乱世を終わらせて、新時代を築き上げた事を考えたら、徳川家康のような人物が、今の日本に必要である事は、歴史が物語っています。