『へんつぎ』のルールには3つの説があった!大河ドラマ『光る君へ 第3話』

引用:https://artexhibition.jp/topics/news/20231124-AEJ1713544/

大河ドラマ『光る君へ 第3話』では、姫たちが『へんつぎ』で遊ぶ事になりますが、紫式部が勝ちすぎて、少し微妙な雰囲気に陥ってしまいます。

実は、へんつぎのルールには、3つの説があったので、詳しく紹介しましょう。

大河ドラマ『光る君へ 第3話』のキャスト

光る君へ 第話は、2024年1月7日から放送開始されました。

脚本&演出

登場人物&俳優

光る君への登場人物や、俳優たちは以下の通りです。

紫式部の一族や身近な者たち

藤原家

朝廷

大河ドラマ『光る君へ 第3話』のストーリー

藤原道長は、盗賊に間違われて連れていかれそうになるので、紫式部は「その人ではありません。私が見た人は別です」と一生懸命になって否定しようとします。

しかし、藤原道長は目だけで合図をして「私は大丈夫だ、さぁ行こうか」と言って、連れて行かれました。

紫式部は呆然と立ち尽くしてしまいましたが、すぐに嫌疑は晴れて釈放されます。

藤原兼家は「お前は何を考えておるのだ!わしがいなかったら、お前は獄でなぶり殺されたのかもしれんのだぞ!」「いや、私は民の暮らしを知っておいたほうが良いと思って」

「下々の暮らしなど知らなくてよい!」と厳しく叱責されてしまった上に、藤原道長は自分の部下を罷免されてしまい「父上!」と叫びますが、藤原兼家は立ち去って行きました。

紫式部は『あの人は大丈夫なのか?』と心配してしまい、弟に頼み込んだら「いいやぁ、身分が違いますよ」と反対されながら、姉のために人探しに尽力してくれました。

藤原為時は、主君・藤原兼家が朝廷の動きを探りたがっていたので、娘の紫式部に、姫たちの集いに参加させて、間者(スパイ)として使おうとします。

『私を患者として利用するつもりなのか』と憤ってしまいますが、それでも外に出られるのであればと思って、姫たちに集いに参加するようになりました。

そして、久しぶりに、意中の藤原道長と再会する事ができますが、盗賊騒ぎを起こした人物が現れてしまうのです!

『へんつぎ』のルールには3つの説があったので詳しく紹介

へんつぎは、平安時代に、宮仕えしていた女性たちが遊んでいた事で知られていて、そのルールには3つの説がありました。

1つ目の説としては、今回の大河ドラマのように、漢字の旁(つくり)に偏をつけて、字を完成させていく方法です。

例えば『サンズイ』の札に『可』をつけて『河』と完成させるものです。

参照元http://www.asahi-net.or.jp/~qm4h-iim/k980814.htm

2つ目の説としては、旁を隠して偏を見て文字を当てるルールもあります。河の『サンズイ』だけを隠して、これは何の漢字か?当てていくものですね。

3つ目の説としては、ある偏の字をいくつ知っているのか?あてていく遊びもあって、現代の漢字検定よりはずっと面白そうですね。

大河ドラマ『光る君へ 第3話』の見所とまとめ

第3話を見ましたが、平安時代には、へんつぎという遊びがあったようですね。何とも優雅で、それだけで絵になるような感じがします。

武士の時代ができた後と前では、日本の国家としての姿形は全く違いますね。

今まで、大河ドラマは武士の時代ばかり描いていましたが、たまには、平安時代を描くのも、日本の歴史を知る意味で言えば、必要でしょう。