映画『サイレントラブ』の3つの名言を紹介!

映画『サイレントラブ』では、声を出せない沢田蒼(演:山田涼介)と、目がほとんど見えない甚内美夏(演:浜辺美波)たちのが、愛で結ばれようとします。

そんな映画『サイレントラブ』の3つの名言について紹介するので、参考にしてみて下さい。

映画『サイレントラブ』のキャスト

日本の恋愛映画『サイレントラブ』は、2024年1月26日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

  • 沢田蒼(演:山田涼介)若い頃の喧嘩が原因で、喋れなくなった青年
  • 甚内美夏(演:浜辺美波)交通事故に巻き込まれて、ほとんど目が見えない女性
  • 北村優真(演:野村周平)横柄な性格でも、ピアノの演奏が上手
  • 柞田一平(演:古田新太)大学の清掃をする男性

映画『サイレントラブ』のストーリー

沢田蒼は、学校の屋上で、ペンキを塗って仕事をしていたら、目が悪い女子学生・甚内美夏がゆっくりと手すりに向かっていき、飛び降りようとしたのです。

『マズイ!』と思って、あわてて捕まえると「離して、離してぇ!」と言われますが、なんとか自殺を思いとどまらせます。

甚内美夏は、ピアニストを目指していましたが、交通事故に巻き込まれて、視力が凄く低下していました。

沢田蒼も、実は若い頃の喧嘩が原因で、喉をナイフで切られてしまい、声を出す事ができなかったのです。

自分には、もう夢も何もないから、彼女の夢だけは応援したいと思って、彼女が落としていった鈴を使って、彼女が街中でも歩けよるようにサポートしていきます。

しかも、ピアノが置いてある建物の鍵をあけて、ピアノまで弾かせるようにすると「あなたは、ここの音楽科の学生?今度は、あなたのピアノの演奏を聴きたい」と言われてしまいました。

『これは困った』と思っていた時に、北村優真がピアノを上手に弾ける所を目撃したので、スマホの音声機能を使って『お金、払うから。ピアノ弾いて』と頼み込みます。

そこで、北村優真から「じゃあ、5万円払うなら、いいよ」と言って、彼女の前で沢田蒼の振りをして、ピアノを演奏するようになりました。

しかし、夜遅くまでバイトをして、5万円を稼いでは、彼に5万円を渡す事を繰り返すうちに、仲間が「あいつ、お金を渡しているぞ、きっと恐喝されているんだ』と誤解されます。

仲間は、悪い連中に「アイツを懲らしめてやってくれ」と頼み込んで、チンピラたちが、北村優真や甚内美夏たちを拉致監禁してしまいました。

沢田蒼は、その事を知って、助けようとしますが、事態は最悪の展開を迎えてしまうのです!

映画『サイレントラブ』の3つの名言を紹介

サイレントラブの3つの名言などは、以下の通りです。

その世界は魔法で作られている

沢田蒼の仲間は「アイツ、夜遅くまで仕事をしていて大丈夫か?」と心配をして、学校まで行きます。

そこで、清掃係の柞田一平から「お前、蒼の友達か?アイツは、今お楽しみ中だ。その世界は魔法で作られている」と教えられます。

沢田蒼は声が出せなくて、生徒から白い目で見られるような仕事をしているのに、裕福な家に生まれた甚内美夏に恋をしてしまいました。

ピアノがある建物の鍵をあけて、彼女のピアノの演奏を間近で聴ける空間は、バレてしまったら、魔法が解けたかのように全てが台無しになってしまいます。

そのため「その世界は魔法で作られている」と言われてしまったのでしょう。

夢はしょせん夢だ

柞田一平は、沢田蒼を心配してしまいますが、きっと報われない恋だと思って「夢は、しょせん夢だ」とつぶやいてしまいます。

これは、多くの方にとっても、共通して言える名言といえるものであり、夢と言っているうちは、しょせん夢であり、それが目標になった時、達成する可能性は高まりますね。

私にとってあなたの手は神の手

北村優真は、やがて甚内美夏に恋するようになりますが、彼女にとっては、沢田蒼にずっと助けられていたので「私にとって、あなたの手は神の手」と言い切りました。

自殺しようとする時に助けてくれて、街中でサポートしてくれて、返事をする時に、自分の手の甲を叩いてくれる感覚など、全てが愛おしかったのでしょう。

(手の甲を1回叩いたらYESで、2回叩いたらNOという感じで、二人は意思疎通していました)

『サイレントラブ』と他の映画を比較

サレイントラブは、声を出せない青年が、目が見えない少女を優しくサポートしていき、二人の微妙な距離感を表すようなBGMが奏でてくれました。

それは、北野武監督の映画『ドールズ』のようであり、ファタンジーの世界でありながら、厳しい現実も表しているのとよく似ていました。

ただし、今作のほうが、少しのどかで優しい感じがして、ドールズは悲しい感じがするので、多少の違いはありますね。

映画『サイレントラブ』のまとめ

サイレントラブを見た感想について、詳しく解説します。

映画『サイレントラブ』のオススメ層

引用:https://eiga.com/movie/100204/gallery/

サイレントラブは、声を出せない男性と、目が見えない女性たちが愛で結ばれていくので、障がい者や、障がい者の家族に見て欲しい映画ですね。

ピュアで甘い恋愛映画でもあるので、恋人同士や、学生にもオススメの作品になっています。

  • 障がい者:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画『サイレントラブ』の残念な所

沢田蒼の仲間が、勘違いで最悪の結果をもたらしたくせに、甚内美夏に「あんたと俺らじゃ、住む世界が違うんだよ。二度と葵に近づくなよ、近づいたら俺が許さねぇからな」と言いました。

いやいや、お前がそれを言うか?と思ってしまうシーンでしたね。お前が勝手に勘違いをして、葵の人生がボロボロになって、彼女に怖い思いをさせたのに、バカではないのか?と思ってしまう所です。

映画『サイレントラブ』の見所

少し痛い男も出てきましたが、ふたりの甘く切ない恋愛を見られて、かなり見応えのある映画ですね。

しかも、人気女優の浜辺美波さんと、人気俳優の山田涼介さんが共演するというのは、2024年でもトップクラスの映画になるかもしれません。

そして、BGMによって、ふたりの微妙な距離感やもろさを表しているのも、今作の大きな見所です。