徳川家重は史実だと女狂いではなかった?ドラマ『大奥(2024年版)第3話』

ドラマ『大奥(2024年版)第3話』では、徳川家重が女狂いで、妻を牢にぶち込んでしまいましたが、史実ではどうだったのか?気になる方は多いでしょう。

そこで、史実の徳川家重も女狂いだったのか?詳しく紹介するので、参考にしてみて下さい。

ドラマ『大奥(2024年版)第3話』のキャスト

大奥(2024年)は、から放送開始されました。

脚本&演出

  • 脚本:大北はるか
  • 演出:兼﨑涼介&林徹&二宮崇&柏木宏紀

登場人物&俳優

ドラマ『大奥(2024年版)第3話』のストーリー

松島の局は「このまま、御台がお子を宿してしまえば、公家が政(まつりごと)に口を挟むようになる。我々の息のかかった者を側室にしなければいけない」と意気込みます。

そこで、お知保に「これから側室になれば、簡単に家族と会う事もできぬ。今のうちに会っておけ」と言い放ち「分かりました」と、立ち去って行きました。

五十宮倫子は、お品に「よいか、これから私に何があっても、何を言ってもならぬ。そなたに矛先が向いて辛い思いをするのが、私にとって何よりも辛い」「御台さま」

そこに、大奥の女子たちが歩きながら「将軍さまが、御渡りになっても、何も無かったのですか?」「そうよぉ、まさに添い寝姫さま」「おほほほほ」

大奥の女子たちが、五十宮倫子を笑い飛ばしている話が聞こえて、表情を曇らせると、高岳は「これは、無礼をいたしました」と言いながら、顔は面々の笑みでした。

五十宮倫子は、将軍・徳川家治に従って歩こうとしたら、松島の局が「恐れながら、側室をお持ちくだされ」と嘆願してしまい、周りの女から「無礼であろう!」と叱責されます。

「側室な不要だ。私は子供を作る気がない」「なぜです?神君・家康公の血を途絶えさせて良いのですか?」

五十宮倫子は、お品に「あの方が何を考えておるのか分からぬ」と愚痴をこぼすと「これは噂なのですが、将軍さまは、父上が女狂いになって、仲の悪くなった奥方を牢に入れた事があったのです」

「そうなのか?」「はい、将軍様は、吉宗さまにお母様を助けてもらうようにお願いして、牢から出してもらいましたが、時遅く、命を落としてしまったのです」

五十宮倫子は「そのような事があったのか」と衝撃を受けますが、将軍から「わしは、身分に関係なく、多くの者が学問を学べるようになって、この国を豊かにできるようにしたい」と打ち明けられます。

「素晴らしい夢です」と目を細めて、ますます将軍に惹かれていきますが、あのお知保が将軍の側室になる事が決まってしまい、愕然としてしまうのです!

徳川家重は史実だと女狂いではなかった!』

史実の徳川家重は、言語が不明瞭な所があり、父・吉宗は「家重を次の将軍にするべきか?」と悩んだ時期もあったようでした。

徳川家重は、一生懸命になって喋っても、それを聞き取れる家臣が少なくて、だんだんとふさぎこんでしまい、やがて大奥にいる事が多くなってしまったのです。

これが、女狂いになったという説が有力になってしまった訳であり、何人もの女におぼれて、政(まつりごと)をおろそあにした訳ではありません。

実際の徳川家重は、農民たちが過酷な課税をされている事を目安箱に投書したら、それに目を配り、課税をしていた武士たちを厳しく処罰した事もあったのです。

徳川吉宗ほど目立つ将軍ではありませんでしたが、平穏な時代を続かせた将軍であり、このドラマで描かれるほどの愚か者ではりません。

ドラマ『大奥(2024年版)第3話』の見所とまとめ

引用:https://www.fujitv.co.jp/ohoku2024/

第3話では、徳川家治が、父親の女狂いで、凄く苦しい思いをしていたようですね。しかし、この話がキッカケで、ますます五十宮倫子と徳川家治たちの距離が縮まりそうです。

松島の局は、お知保を側室にしょうとしますが、お品も側室になる運命なので、この先、二人がライバルとなって火花を散らすかもしれません。