ドラマ『大奥(2024年版)第3話』では、徳川家重が女狂いで、妻を牢にぶち込んでしまいましたが、史実ではどうだったのか?気になる方は多いでしょう。
そこで、史実の徳川家重も女狂いだったのか?詳しく紹介するので、参考にしてみて下さい。
ドラマ『大奥(2024年版)第3話』のキャスト
大奥(2024年)は、から放送開始されました。
脚本&演出
- 脚本:大北はるか
- 演出:兼﨑涼介&林徹&二宮崇&柏木宏紀
登場人物&俳優
- 五十宮倫子(演:小芝風花)徳川10代将軍家治の御台所
- 徳川家治(演:亀梨和也)徳川10代将軍であり、家臣に有無を言わさぬ人物
- お品(演:西野七瀬)徳川家治の側室
- お知保(演:森川葵)徳川家治の側室
- 松平定信(演:宮舘涼太)寛政の改革を行う老中
- 徳川家重(演:高橋克典)徳川九代将軍
- 田安宗武(演:陣内孝則)徳川八代将軍の次男
- 松島の局(演:栗山千明)大奥を取り仕切る人物
- 田沼意次(演:安田顕)側用人と老中を兼任する人物
- 徳川吉宗(演:伊武雅刀)徳川八代将軍にして、中興の祖を呼ばれる名君
- 久我信通(演:鈴木仁)公卿
- 高岳(演:田中道子)大奥の筆頭老女
- お幸(演:紺野まひる)徳川10代将軍家治の生母
- 五菜の猿吉(演:本多力)
- 夜霧(演:井本彩花)
- 御右筆の昭島(演:山村紅葉)
- 御次のお平(演:小林きな子)
- 表使のお玲(演:ハシヤスメ・アツコ)
- 葉山貞之助(演:小関裕太)五十宮倫子に従う武士
ドラマ『大奥(2024年版)第3話』のストーリー
松島の局は「このまま、御台がお子を宿してしまえば、公家が政(まつりごと)に口を挟むようになる。我々の息のかかった者を側室にしなければいけない」と意気込みます。
そこで、お知保に「これから側室になれば、簡単に家族と会う事もできぬ。今のうちに会っておけ」と言い放ち「分かりました」と、立ち去って行きました。
五十宮倫子は、お品に「よいか、これから私に何があっても、何を言ってもならぬ。そなたに矛先が向いて辛い思いをするのが、私にとって何よりも辛い」「御台さま」
そこに、大奥の女子たちが歩きながら「将軍さまが、御渡りになっても、何も無かったのですか?」「そうよぉ、まさに添い寝姫さま」「おほほほほ」
大奥の女子たちが、五十宮倫子を笑い飛ばしている話が聞こえて、表情を曇らせると、高岳は「これは、無礼をいたしました」と言いながら、顔は面々の笑みでした。
五十宮倫子は、将軍・徳川家治に従って歩こうとしたら、松島の局が「恐れながら、側室をお持ちくだされ」と嘆願してしまい、周りの女から「無礼であろう!」と叱責されます。
「側室な不要だ。私は子供を作る気がない」「なぜです?神君・家康公の血を途絶えさせて良いのですか?」
五十宮倫子は、お品に「あの方が何を考えておるのか分からぬ」と愚痴をこぼすと「これは噂なのですが、将軍さまは、父上が女狂いになって、仲の悪くなった奥方を牢に入れた事があったのです」
「そうなのか?」「はい、将軍様は、吉宗さまにお母様を助けてもらうようにお願いして、牢から出してもらいましたが、時遅く、命を落としてしまったのです」
五十宮倫子は「そのような事があったのか」と衝撃を受けますが、将軍から「わしは、身分に関係なく、多くの者が学問を学べるようになって、この国を豊かにできるようにしたい」と打ち明けられます。
「素晴らしい夢です」と目を細めて、ますます将軍に惹かれていきますが、あのお知保が将軍の側室になる事が決まってしまい、愕然としてしまうのです!
『徳川家重は史実だと女狂いではなかった!』
史実の徳川家重は、言語が不明瞭な所があり、父・吉宗は「家重を次の将軍にするべきか?」と悩んだ時期もあったようでした。
徳川家重は、一生懸命になって喋っても、それを聞き取れる家臣が少なくて、だんだんとふさぎこんでしまい、やがて大奥にいる事が多くなってしまったのです。
これが、女狂いになったという説が有力になってしまった訳であり、何人もの女におぼれて、政(まつりごと)をおろそあにした訳ではありません。
実際の徳川家重は、農民たちが過酷な課税をされている事を目安箱に投書したら、それに目を配り、課税をしていた武士たちを厳しく処罰した事もあったのです。
徳川吉宗ほど目立つ将軍ではありませんでしたが、平穏な時代を続かせた将軍であり、このドラマで描かれるほどの愚か者ではりません。
ドラマ『大奥(2024年版)第3話』の見所とまとめ
第3話では、徳川家治が、父親の女狂いで、凄く苦しい思いをしていたようですね。しかし、この話がキッカケで、ますます五十宮倫子と徳川家治たちの距離が縮まりそうです。
松島の局は、お知保を側室にしょうとしますが、お品も側室になる運命なので、この先、二人がライバルとなって火花を散らすかもしれません。