家基は貞次郎より長生きしていた?ドラマ『大奥(2024年版)第9話』

ドラマ『大奥(2024年版)第9話』では、貞次郎よりも、先に家基が殺害されてしまいました。

しかし、史実では、貞次郎よりも家基のほうが長生きしていたので、詳しく紹介しましょう。

ドラマ『大奥(2024年版)第9話』のキャスト

大奥(2024年)は、から放送開始されました。

脚本&演出

  • 脚本:大北はるか
  • 演出:兼﨑涼介&林徹&二宮崇&柏木宏紀

登場人物&俳優

ドラマ『大奥(2024年版)第9話』のストーリー

引用:https://www.fujitv.co.jp/ohoku2024/story/story09.html

高岳は、田沼意次に「どういう事です?貞次郎を世継ぎにするという事ではなかったのですか?」と訴えていました。

「もう、こうなったら、家基さまを始末するしかない」「……殺めるのですか?そこまでしなくても」

お品は「しかし、このまま何もしなければ、松島さまが、貞次郎に手をかけるかもしれませぬ。もう我らは人の道を外しております」

松平定信は、猿吉に「家基をやれ」と命じて、猿吉は密かに家基に近づき、池に叩き落として殺害してしまいました。

お知保は、我が子を失い半狂乱になるほど嘆き悲しみ、床に伏してしまい、御台所は心配して果物を持っていきます。

「少しは食べたほうが」「いいのです。このまま飢え死にしたら、あの子のもとへ行けますから」

御台所は、これ以上、なんと声をかけたら良いのか?分からなくなり、絶句してしまいました。

高岳は「運のいい子じゃ」と貞次郎に声をかけていて、お品は「ほんに、良かったです」と微笑みます。

御台所は、その言葉を聞いて、殺気立ち「お品、何が良かったのじゃ!お前は自分の子さえよければ良いのか」と責めます。

「私は、自分の子のためなら、何でもします」「お前、変わったな」

松平定信は、猿吉に「次は、貞次郎をやれ」と命じますが、相手は自分が仕えてきたお品の息子という事もあり、たじろいでしまいます。

はたして、貞次郎までもが、命を奪われてしまうのでしょうか?

『家基は貞次郎より長生きしていた』

引用:https://www.fujitv.co.jp/ohoku2024/story/story09.html

家基の死因はハッキリしていなくて、落馬説から、鷹狩りの帰りに体調を崩して亡くなった説もあります。

ただし、ハッキリしている事があり、貞次郎は1763年に亡くなっていて、家基は1779年に亡くなったという事です。

つまり、今回のドラマと史実では、全くの逆となっていて、史実では家基のほうがずっと長生きしていた訳ですね。

ここまで、史実を捻じ曲げてしまったので、このドラマはどこまで史実を曲げていくのか?心配な所です。

ドラマ『大奥(2024年版)第9話』の見所とまとめ

引用:https://www.fujitv.co.jp/ohoku2024/

第9話では、田沼意次高岳たちは、徳川家基を殺害しようとしますが、先に松平定信の魔手が伸びてしまいました。

お品はすっかりと変わってしまい、御台所は嘆いてしまいましたが、やはり母親にとって自分の子は特別な存在なのでしょう。

猿吉は、徳川家基を殺害するまでは、全くためらわなかったのですが、やはりお品の子が相手だと、ひるんでしまいました。

しかし、それが新たな悲劇になってしまい、何ともやりきれない感じでしたね。