桂場等一郎は猪爪寅子の進学に反対した訳ではない!朝ドラ『虎に翼 第5話』

引用:https://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/

朝ドラ『虎に翼 第5話』では、桂場等一郎が猪爪寅子に厳しい事を言いましたが、実は進学に反対した訳ではありませんでした。

それでは、なぜ反対した訳ではないので、キツイ事を言ったのか?その理由について詳しく紹介しましょう。

ドラマ『虎に翼』のキャスト

虎に翼は、2024年4月1日から放送開始されました。

演出

  • 梛川善郎
  • 安藤大佑
  • 橋本万葉

登場人物&俳優

  • 猪爪寅子(演:伊藤沙莉)三淵嘉子をモデルにした人物
  • 猪爪はる(演:石田ゆり子)猪爪寅子の母親
  • 猪爪直言(演:岡部たかし)猪爪寅子の父親
  • 猪爪直道(演:上川周作)猪爪寅子の兄
  • 猪爪直明(演:三山凌輝)猪爪寅子の弟
  • 米谷花江(演:森田望智)猪爪寅子の同級生
  • 佐田優三(演:仲野太賀)猪爪家に下宿する書生
  • 山田よね(演:土居志央梨)男装をする女性
  • 桜川涼子(演:桜井ユキ華族のお嬢さま
  • 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生
  • 崔香淑(演:ハ・ヨンス)朝鮮からの留学生
  • 轟太一(演:戸塚純貴)法学部で猪爪寅子と知り会う男子
  • 花岡悟(演:岩田剛典)社交的な男性
  • 桂場等一郎(演:松山ケンイチ)司法の独立を重視する裁判官
  • 穂高重親(演:小林薫)猪爪寅子の恩師
  • 桜川寿子(演:筒井真理子)桜川涼子の母親
  • 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生
  • 桜川侑次郎(演:中村育二)桜川涼子の父親
  • 笹山(演:田中要次笹寿司の主人であり寿司職人
  • 竹中次郎(演:高橋努)新聞記者
  • 久保田聡子(演:小林涼子)猪爪寅子の先輩
  • 中山千春(演:安藤輪子)久保田聡子と同じ女子学生
  • 雲野六郎(演:塚地武雅)雲野法律事務所の代表
  • 星航一(演:岡田将生)温和な性格をした裁判官
  • 汐見圭(演:平埜生成)家庭裁判所の設立に尽力する人物
  • 稲(演:田中真弓)米谷家で働く女中
  • 久藤頼安(演:沢村一樹)猪爪寅子に協力的な人物
  • 多岐川幸四郎(演:滝藤賢一)猪爪寅子の上司
  • 横山太一郎(演:藤森慎吾)猪爪寅子に怒ってしまう見合い相手

ドラマ『虎に翼 第5話』のストーリー

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/9a912a3cf183fd9b0e6ebbbd77c076aa8b6e8e2f

猪爪寅子は、母親に「あの人(穂高重親)は、私の話を遮らなかった。その人のもとであれば、うまくやれるかもしれない」と打ち明けます。

「私、一生懸命になって勉強するから、私は女学校で」と言いかけると「あなたが、優秀な事は分かっています!」

思わず、母は語気を強めてしまいますが、自分は少女時代の時に、親が女学校へ行かせてくれなかった事を話し始めました。

猪爪はるの両親は、旅館を経営していたので、娘をどこに嫁がせれば、旅館に旨味があるのか?それしか考えていませんでした。

「それがシャクだったので、今のお父さんと結婚したの。もちろん、今はお父さんと結婚して良かったと思っているわよ」

猪爪はるは、それからは娘の幸せを考えられる母親になろうと思ったのです。

しかし、猪爪寅子は「お母さんのような幸せが、私にとって幸せだとは決して思えない」と言ってしまいました。

「お母さんみたいになりたくないって事?あなた、私の事をそんな風に思っていたの?」「いや、違うんだって」

完全に、親不孝してしまったと思ってしまいましたが、翌朝になると、母親から、ある店で落ち合う事になりました。

猪爪寅子は、先にお店に着くと、桂場等一郎がいたので「法学部へ進学しようと思っているんですが、母から反対されているんです」

「母を説得するには、先生だったら、どうしますか?」

そう聞いてみると、桂場等一郎から「いつか女性も法律に関わる事があるかもしれない。しかし、今ではない」

「君のように甘やかされたお嬢さんは、血を流すまでもなく、泣いて逃げるのが落ちだろう」

そこに、猪爪はるが現れて「お黙りなさい!」と一喝して、娘を店から連れ出して、法律の本・六法全書を買ってあげます。

女性の可能性を伸ばそうとしない男に苛立ちを覚えて、ついに母親も寅子が法律の道を歩む事を許してあげたのです。

『桂場等一郎は猪爪寅子の進学に反対した訳ではない理由』

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/e46cbcf38a40363d4b147c7b6a8a022ec4060691

桂場等一郎は、猪爪寅子に「今、法律にたずさわって、女性が男性と対等になれる日が来ても、君が報われる事はない」と言い切りました。

これは、先陣を切って、最初に井戸を掘った人はあとで感謝されても、君が生きている間に報われる事は少ないだろうと教えたかったハズです。

『それでも、君は進学して、血を流して男たちと戦う気があるのか?』

そこまで聞いて、猪爪寅子の気持ちを確かめようとしたら、途中で母親が割って入ってきたので、反対する形で終わってしまったのでしょう。

もしも、母親が現れず、最後まで猪爪寅子が強い意志を示し続けていれば「君の気持ちはよく分かった」と背中を押した可能性は高いです。

ドラマ『虎に翼 第5話』の見所とまとめ

第5話で、猪爪はるが娘の進学を認めてくれるのか?注目していたら、意外な形で許してくれましたね。

しかし、本当に桂場等一郎が、猪爪寅子の進学を反対していたのか?ハッキリしない所がありました。

もしかしたら、あえて厳しい事を言って、それでも進学を諦めないのか?それを確かめたかったのかもしれません。