朝ドラ『虎に翼 第11話』では、毒まんじゅう事件の法廷劇を行う事になりますが、実はモデルとなった事件がありました。
そこで、毒まんじゅう事件のモデルは、どのような事件だったのか?詳しく紹介しましょう。
ドラマ『虎に翼』のキャスト
虎に翼は、2024年4月1日から放送開始されました。
演出
- 梛川善郎
- 安藤大佑
- 橋本万葉
登場人物&俳優
- 猪爪寅子(演:伊藤沙莉)三淵嘉子をモデルにした人物
- 猪爪はる(演:石田ゆり子)猪爪寅子の母親
- 猪爪直言(演:岡部たかし)猪爪寅子の父親
- 猪爪直道(演:上川周作)猪爪寅子の兄
- 猪爪直明(演:三山凌輝)猪爪寅子の弟
- 米谷花江(演:森田望智)猪爪寅子の同級生
- 佐田優三(演:仲野太賀)猪爪家に下宿する書生
- 山田よね(演:土居志央梨)男装をする女性
- 桜川涼子(演:桜井ユキ)華族のお嬢さま
- 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生
- 崔香淑(演:ハ・ヨンス)朝鮮からの留学生
- 轟太一(演:戸塚純貴)法学部で猪爪寅子と知り会う男子
- 花岡悟(演:岩田剛典)社交的な男性
- 桂場等一郎(演:松山ケンイチ)司法の独立を重視する裁判官
- 穂高重親(演:小林薫)猪爪寅子の恩師
- 桜川寿子(演:筒井真理子)桜川涼子の母親
- 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生
- 桜川侑次郎(演:中村育二)桜川涼子の父親
- 笹山(演:田中要次)笹寿司の主人であり寿司職人
- 竹中次郎(演:高橋努)新聞記者
- 久保田聡子(演:小林涼子)猪爪寅子の先輩
- 中山千春(演:安藤輪子)久保田聡子と同じ女子学生
- 雲野六郎(演:塚地武雅)雲野法律事務所の代表
- 星航一(演:岡田将生)温和な性格をした裁判官
- 汐見圭(演:平埜生成)家庭裁判所の設立に尽力する人物
- 稲(演:田中真弓)米谷家で働く女中
- 久藤頼安(演:沢村一樹)猪爪寅子に協力的な人物
- 多岐川幸四郎(演:滝藤賢一)猪爪寅子の上司
- 横山太一郎(演:藤森慎吾)猪爪寅子に怒ってしまう見合い相手
- 桜川涼子(演:桜井ユキ)華族の令嬢
- 田中(演:栗原英雄)夫婦間の暴力を扱う法廷の裁判長
- 東田側の弁護士(演:長谷川忍)夫の弁護人
- 峰子側の弁護士(演:じろう)妻の弁護人
- 東田甚太(演:遠藤雄弥)妻に暴力を振るっていた男性
- 峰子(演:安川まり)離婚調停中に、夫に財産の返還を求める女性
ドラマ『虎に翼 第11話』のストーリー
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/eed8eb7513f5582883835ca419235f836f4445d3
猪爪寅子たちは、先輩の久保田聡子から、生徒たちが次々に退学していった事を知らされてしまい、そこで法廷劇を行う事を教えてもらいます。
この法廷劇で盛り上げていき、なんとか退学者を防いで、入学者を増やさなくては、女子部の存続すら危ぶまれました。
猪爪寅子は、法廷劇に張り切ろうとしますが、水泳をして髪が濡れたまま、教室に入っていき、山田よねは表情をゆがめてしまいます。
「なんだ、それは?」「ちょっと、水泳をしていて」
猪爪寅子は家に戻って行くと、母親から、次々と退学者が増えている事を指摘されてしまいます。
「このままでは、女子部の存続が危ぶまれているんでしょう?このままじゃ、寅子だって」
「私は、試験を1発で合格してみせます!」
猪爪寅子は強気な事を言ってしまうと、佐田優三は食事をしながら、いきなり涙ぐんでしまいます。
実は、佐田優三は、またもや試験に落ちてしまったので、過剰に反応してしまいました。
家族からは「どうしたの?」「きっと梅干しがすっぱかったんじゃないの」と話し合ってしまいます。
猪爪寅子は「いや、1発かどうかは重要じゃないけど」と慌てて、否定しました。
その後、仲間たちも家にやってきて、法廷劇の準備をしようとすると、そこに姉の米谷花江が、お菓子を持ってきました。
仲間たちは、その姿を見て、女中と勘違いしてしまい、少し気まずい雰囲気になってしまいます。
猪爪寅子は「いや、こちらは姉で」と紹介しようとすると、米谷花江は「私なんて女中なもんですから」と言ってしまいます。
姉は部屋を出て行くと「ねぇ、女中みたいってどういう意味?」と聞くと「寅ちゃんにはお嫁に来た人の気持ちなんて分からない」
「それって、母から、色々とこき使われているの?」
二人で話し合っている所に、母親が偶然にもきてしまい「あの……これ、クッキー」と手渡してきました。
どんどんと猪爪家の雰囲気が悪くなっていきますが、家族関係はどうなってしまうのでしょうか?
『毒まんじゅう事件のモデルの内容』
神戸 チフス饅頭事件は、約80年前の日本・兵庫県で起こりました(2024年時点の情報)。「チフス菌饅頭事件」。
女医・広瀬菊子が、夫に裏切られて、お菓子にチフス菌を入れて、殺害しようとして、無期懲役を言い渡されたものです。
参照元:https://bunshun.jp/articles/-/38813?page=2
しかし、その内容は気の毒なものであり、広瀬菊子はずっと夫に尽くしており、学費など色々と資金援助してきました。
その金額は、5年間で、3985円にも達して、約4000円にもなる大金でした。
当時の4000円と言えば、現代の紙幣価値で言うと、約867万円であり、自分の生活を犠牲にしてまで送金してきたのです。
ところが、夫は学位を獲得してから、冷たくなり、送られた金の倍は返すからと言って、離婚して違う女と結婚しようとしました。
この言葉に絶望して、ついに殺意を覚えて、お菓子に毒を入れようとして、これが法廷劇に取り上げられた訳ですね。
ドラマ『虎に翼 第11話』の見所とまとめ
第11話では、法廷劇を行う事になりましたが、毒まんじゅうの話が出てきて、時代を感じさせますね。
それにしても、米谷花江が姉だったのに、女中と言われてしまい、少し気の毒でした。
食事を持っていくだけで女中と言われてしまうのも、現代とは価値観の近いを感じるシーンでした。
次回では、家族関係がどうなるのか?注目したいですね。