朝ドラ『虎に翼 第16話』では、花岡悟が登場しますが、実は、そのモデルは正義を貫くため、餓死してしまったのです。
なぜ、花岡悟のモデルは、正義を貫くために餓死しなければならなかったのか?詳しく紹介しましょう。
ドラマ『虎に翼』のキャスト
虎に翼は、2024年4月1日から放送開始されました。
演出
- 梛川善郎
- 安藤大佑
- 橋本万葉
登場人物&俳優
- 猪爪寅子(演:伊藤沙莉)三淵嘉子をモデルにした人物
- 猪爪はる(演:石田ゆり子)猪爪寅子の母親
- 猪爪直言(演:岡部たかし)猪爪寅子の父親
- 猪爪直道(演:上川周作)猪爪寅子の兄
- 猪爪直明(演:三山凌輝)猪爪寅子の弟
- 米谷花江(演:森田望智)猪爪寅子の同級生
- 佐田優三(演:仲野太賀)猪爪家に下宿する書生
- 山田よね(演:土居志央梨)男装をする女性
- 桜川涼子(演:桜井ユキ)華族のお嬢さま
- 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生
- 崔香淑(演:ハ・ヨンス)朝鮮からの留学生
- 轟太一(演:戸塚純貴)法学部で猪爪寅子と知り会う男子
- 花岡悟(演:岩田剛典)社交的な男性
- 桂場等一郎(演:松山ケンイチ)司法の独立を重視する裁判官
- 穂高重親(演:小林薫)猪爪寅子の恩師
- 桜川寿子(演:筒井真理子)桜川涼子の母親
- 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生
- 桜川侑次郎(演:中村育二)桜川涼子の父親
- 笹山(演:田中要次)笹寿司の主人であり寿司職人
- 竹中次郎(演:高橋努)新聞記者
- 久保田聡子(演:小林涼子)猪爪寅子の先輩
- 中山千春(演:安藤輪子)久保田聡子と同じ女子学生
- 雲野六郎(演:塚地武雅)雲野法律事務所の代表
- 星航一(演:岡田将生)温和な性格をした裁判官
- 汐見圭(演:平埜生成)家庭裁判所の設立に尽力する人物
- 稲(演:田中真弓)米谷家で働く女中
- 久藤頼安(演:沢村一樹)猪爪寅子に協力的な人物
- 多岐川幸四郎(演:滝藤賢一)猪爪寅子の上司
- 横山太一郎(演:藤森慎吾)猪爪寅子に怒ってしまう見合い相手
- 桜川涼子(演:桜井ユキ)華族の令嬢
- 田中(演:栗原英雄)夫婦間の暴力を扱う法廷の裁判長
- 東田側の弁護士(演:長谷川忍)夫の弁護人
- 峰子側の弁護士(演:じろう)妻の弁護人
- 東田甚太(演:遠藤雄弥)妻に暴力を振るっていた男性
- 峰子(演:安川まり)離婚調停中に、夫に財産の返還を求める女性
- 花岡悟(演:岩田剛典)猪爪寅子たちに優しく接する男子
- 轟太一(演:戸塚純貴)猪爪寅こたちに敵意を見せる男子
- 小橋浩之(演:名村辰)女子たちに罵声を浴びせていた男子
ドラマ『虎に翼 第16話』のストーリー
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/57cbb7fec65a579d92f22d0de88b9363f72c9df6
猪爪寅子たちは、明津大学に入学する事になり、仲間たちと一緒に『絶対に、争いの多い毎日が待っているだろう』と覚悟を持ちます。
ところが、明津大学に入ると、花岡悟たちが笑顔で出迎えてくれました。
「ようこそ、待っていたよ。それではレディーファーストという事で、そちらから自己紹介をお願いします」
猪爪寅子たちは、思いがけない出迎えに驚きつつも、自己紹介していくと、男子たちは拍手をしてくれて、頬を緩めました。
学校の授業が終わり、女子たちは店の中で、あまりにも平和だった学校生活を思い返して惚(ほう)けてしまいます
山田よねだけは「全くおめでたい奴らだ、いつか、あいつらは化けの皮を出す」と言いますが、その予想は見事に外れました。
いつまでも、花岡悟たちは優しく接してくれて、唯一の例外は轟太一でした。
轟太一だけが「男女が同じの訳がない。男は国のために働き、女は家を守る」と言い切ってしまったのです。
しかし、花岡悟は「轟、確か、イギリスでエリザベス女王が統治したのは16世紀ごろだったかな?」と痛い指摘をしてしまいます。
その言葉に、轟太一は『ぐっ』と、反論のしようもなく「おい、小橋、お前なんか言ってやれ」と、そそのかします。
小橋浩之が顔を出すと、自分の股間を蹴り飛ばした山田よねに頭が上がらなくなり「あの時はすいませんでした」と謝ります。
翌日、花岡悟から、ハイキングを提案されますが、山田よねだけが断ろうとすると、轟太一から「男と女じゃ体力が違うからな」とバカにされます。
これに、山田よねは対抗心を燃やして、男女で一緒にハイキングする事になりました。
ところが、授業が始まると、大庭梅子は夫が講師に招かれて登場するので、すんとした表情になってしまうのです!
『花岡悟のモデルは正義を貫くため餓死してしまった人物』
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/773c8931e2fd051186773207d0584365f3065505
花岡悟のモデルは、山口良忠氏の可能性が高いのですが、この方は判事にまでなった方です。
日本は、第二次世界大戦で負けてしまい、朝鮮・台湾・満州などを失い、食料事情が悪くなっていました。
しかも、多くの兵士たちが帰国してきたので、人口が増えていき、食傷事情はますます悪くなります。
そこで登場したのが、正規で決まっていない『闇米(やみごめ)』です。
当時は、闇米を食べなければ、餓死してしまうような状況でした。
しかし、山口良忠氏は、闇米を食べてしまったら、どうして正しい判決を下せようかと思い、闇米を食べず餓死してしまったのです。
まさに、正義を貫くための餓死であり、余裕があるのに私腹を凝らす自民党の議員たちに見習ってほしいものですね。
ドラマ『虎に翼 第16話』の見所とまとめ
第16話では、花岡悟が優しく接していましたが、何か裏があるような感じがするので、まだまだ油断はできません。
それにしても、轟太一の「笑止」という言葉を聞いたら、そう言えば、そんな日本語があったなぁと懐かしく感じてしまいました。
小橋浩之は、以前まで、あんな調子にのっていたのに、すっかりと、しおらしくなって、きっと痛快に思った視聴者は多いでしょうね。