引用:https://artexhibition.jp/topics/news/20231124-AEJ1713544/
大河ドラマ『光る君へ 第17話』では『長徳』という年号が嫌われてしまいましたが、それが以前の年号が関係しています。
そこで、長徳が嫌われる要因の一つとなった、その年号について、詳しく紹介しましょう。
大河ドラマ『光る君へ 第17話』のキャスト
光る君へ 第話は、2024年1月7日から放送開始されました。
脚本&演出
登場人物&俳優
紫式部の一族や身近な者たち
- 紫式部-まひろ(演:吉高由里子)平安時代に活躍する歌人
- 藤原惟規(演:高杉真宙)紫式部の弟
- まひろ(演:落井実結子)のちの紫式部
- さわ(演:野村麻純)まひろを慕っている女性
- 藤原為時(演:岸谷五朗)紫式部の父
- ちやは(演:国仲涼子)紫式部の母
- 太郎(演:湯田幸希)まひろの弟
- はる(演:島田桃依)まひろの従者
- 熊丸(演:志村光貴)まひろ家の下男
- 藤原宣孝(演:佐々木蔵之介)紫式部の夫
- 乙丸(演:矢部太郎)紫式部の従者
- いと(演:信川清順)惟規の乳母
藤原家
- 三郎(演:木村皐誠)のちの藤原道長
- 藤原道長(演:柄本佑)平安時代に栄華を極める人物
- 源倫子(演:黒木華)宇多天皇の曽孫で、藤原道長の嫡妻
- 源明子(演:瀧内公美)皇子・源高明の娘で明子女王と称される人物
- 藤原兼家(演:段田安則)藤原道長の父
- 時姫(演:三石琴乃)藤原兼家の正室
- 藤原頼忠(演:橋爪淳)関白
- 藤原詮子(演:吉田羊)藤原道長の姉
- 藤原道隆(演:井浦新)藤原道長の兄で、藤原兼家の長男
- 藤原伊周(演:三浦翔平)藤原道隆の嫡男
- 藤原道兼(演:玉置玲央)藤原兼家の次男で、まひろを殺害した人物
- 藤原寧子(演:財前直見)藤原兼家の妾で、藤原道綱の母
- 藤原道綱(演:上地雄輔)藤原道長の兄で、藤原道長の異母兄
- 高階貴子(演:板谷由夏)藤原道兼の妻
- 藤原隆家(演:竜星涼)藤原道隆の四男
- 藤原定子(演:高畑充希)藤原道隆の娘
朝廷
- 円融天皇(演:坂東巳之助)64代天皇
- 懐仁親王-東宮(演:石塚陸翔)藤原詮子の息子、のちの66代一条天皇
- 花山天皇(演:本郷奏多)少し奇抜な行動が多い皇族
- 安倍晴明(演:ユースケ・サンタマリア)陰陽師
- 藤原斉信(演:金田哲)一条朝の四納言
- 藤原公任(演:町田啓太)一条朝の四納言
- 藤原実資(演:秋山竜次)藤原道長の先輩
その他
大河ドラマ『光る君へ 第17話』のストーリー
引用:https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/77G426M8K5/
まひろは、藤原道長の看病のかいもあって、体調が回復して、目を冷ましました。
その時、従者から「姫様、実は、藤原道長さまが、昨夜ずっと看病していてくれたのです」と教えられます。
『やはり、そうだったのか』と思ってしまい、複雑な心境に陥ってしまいます。
その頃、藤原道長は、兄・道隆に「疫病がひろがっているので、なんとか民のために」と願い出ていました。
「そのような金など、朝廷にはない。今まで、疫病が何回もあったが、内裏に影響はない」「されど!」
「そもそも、なぜ、お前が道兼と手を結んでいるのじゃ?さては、私を追い落とす気か?」
藤原道長は、その言葉を聞いて、怒りに震えて、勢いよく立ち上がりました。
「そのような事を考えていたら、このような事は申しません!」「そなたになくとも、道兼にあるかもしれぬではないか!」
「あやつに、民を救おうとする気持ちなど、ある訳がない」
ところが、藤原道隆は病が重くなっていき、なんとか長く生きて、自分の一族を繁栄させようとしていました。
その頃、源倫子は、藤原道長・藤原道兼を呼び寄せて「次の関白は、順番から行って、道兼兄上でしょう」と言い切りました。
藤原道兼は、その言葉に驚き「道長、それで、この度、呼んだのか?」と聞くと、静かにうなずきました。
「また、道長に借りが出来たな」と少しだけ微笑み、二人の兄弟に、絆がますます強まっていきます。
藤原道隆は、帝に、一族に力を与えてくれるように頼み込みますが、首をたてには振りませんでした。
失意のなか、藤原道隆はついに生き絶えてしまいますが、朝廷の権力闘争は、どうなっていくのでしょうか?
年号『長徳』が嫌がられたのは以前の年号に関係あり
引用:https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/77G426M8K5/
年号『長徳』が嫌がられたのは、いくつか理由がありますが、その一つが『天徳』という年号です。
天徳も同じように『徳』という文字が年号に使われましたが、その時にも疫病が流行りました。
参照元:https://bizgate.nikkei.com/article/DGXMZO4260712018032019000000
そのため、同じ徳を年号に充てるのは、不吉と騒いだ参議がいたのです。
しかも、長徳は長毒に通じるという事もあるので、わずか数年で終わった年号になった訳です。
大河ドラマ『光る君へ 第17話』の見所とまとめ
第17話ででも、藤原道長が、兄に、民を救うように進言しても、全く相手にしてもらえませんでした。
ファーストサマーウイカさんは、少し小悪魔な清少納言を見事に演じていて、引き込まれる魅力がありますね。
藤原道隆は、もともとは優しい性格をしていましたが『権力』という魔物が、その性根を歪ませてしまったのでしょう。