年号『長徳』が嫌がられたのは以前の年号に関係あり!大河ドラマ『光る君へ 第17話』

引用:https://artexhibition.jp/topics/news/20231124-AEJ1713544/

大河ドラマ『光る君へ 第17話』では『長徳』という年号が嫌われてしまいましたが、それが以前の年号が関係しています。

そこで、長徳が嫌われる要因の一つとなった、その年号について、詳しく紹介しましょう。

大河ドラマ『光る君へ 第17話』のキャスト

光る君へ 第話は、2024年1月7日から放送開始されました。

脚本&演出

登場人物&俳優

紫式部の一族や身近な者たち

藤原家

朝廷

その他

大河ドラマ『光る君へ 第17話』のストーリー

引用:https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/77G426M8K5/

まひろは、藤原道長の看病のかいもあって、体調が回復して、目を冷ましました。

その時、従者から「姫様、実は、藤原道長さまが、昨夜ずっと看病していてくれたのです」と教えられます。

『やはり、そうだったのか』と思ってしまい、複雑な心境に陥ってしまいます。

その頃、藤原道長は、兄・道隆に「疫病がひろがっているので、なんとか民のために」と願い出ていました。

「そのような金など、朝廷にはない。今まで、疫病が何回もあったが、内裏に影響はない」「されど!」

「そもそも、なぜ、お前が道兼と手を結んでいるのじゃ?さては、私を追い落とす気か?」

藤原道長は、その言葉を聞いて、怒りに震えて、勢いよく立ち上がりました。

「そのような事を考えていたら、このような事は申しません!」「そなたになくとも、道兼にあるかもしれぬではないか!」

「あやつに、民を救おうとする気持ちなど、ある訳がない」

ところが、藤原道隆は病が重くなっていき、なんとか長く生きて、自分の一族を繁栄させようとしていました。

その頃、源倫子は、藤原道長藤原道兼を呼び寄せて「次の関白は、順番から行って、道兼兄上でしょう」と言い切りました。

藤原道兼は、その言葉に驚き「道長、それで、この度、呼んだのか?」と聞くと、静かにうなずきました。

「また、道長に借りが出来たな」と少しだけ微笑み、二人の兄弟に、絆がますます強まっていきます。

藤原道隆は、帝に、一族に力を与えてくれるように頼み込みますが、首をたてには振りませんでした。

失意のなか、藤原道隆はついに生き絶えてしまいますが、朝廷の権力闘争は、どうなっていくのでしょうか?

年号『長徳』が嫌がられたのは以前の年号に関係あり

引用:https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/77G426M8K5/

年号『長徳』が嫌がられたのは、いくつか理由がありますが、その一つが『天徳』という年号です。

天徳も同じように『徳』という文字が年号に使われましたが、その時にも疫病が流行りました。

参照元https://bizgate.nikkei.com/article/DGXMZO4260712018032019000000

そのため、同じ徳を年号に充てるのは、不吉と騒いだ参議がいたのです。

しかも、長徳は長毒に通じるという事もあるので、わずか数年で終わった年号になった訳です。

大河ドラマ『光る君へ 第17話』の見所とまとめ

第17話ででも、藤原道長が、兄に、民を救うように進言しても、全く相手にしてもらえませんでした。

ファーストサマーウイカさんは、少し小悪魔な清少納言を見事に演じていて、引き込まれる魅力がありますね。

藤原道隆は、もともとは優しい性格をしていましたが『権力』という魔物が、その性根を歪ませてしまったのでしょう。