朝ドラ『虎に翼 第43話』では、猪爪直言が「優三より花岡のほうが良い」と言ってしまいました。
なぜ、優三の死を隠していた事を詫びなくてはいけないタイミングで、それを言いたかったのか?詳しく紹介しましょう。
ドラマ『虎に翼』のキャスト
虎に翼は、2024年4月1日から放送開始されました。
演出
- 梛川善郎
- 安藤大佑
- 橋本万葉
登場人物&俳優
- 猪爪寅子-佐田寅子(演:伊藤沙莉)三淵嘉子をモデルにした人物
- 猪爪はる(演:石田ゆり子)猪爪寅子の母親
- 猪爪直言(演:岡部たかし)猪爪寅子の父親
- 猪爪直道(演:上川周作)猪爪寅子の兄
- 猪爪直明(演:三山凌輝)猪爪寅子の弟
- 米谷花江(演:森田望智)猪爪寅子の同級生
- 佐田優三(演:仲野太賀)猪爪家に下宿する書生
- 山田よね(演:土居志央梨)男装をする女性
- 桜川涼子(演:桜井ユキ)華族のお嬢さま
- 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生
- 崔香淑(演:ハ・ヨンス)朝鮮からの留学生
- 轟太一(演:戸塚純貴)法学部で猪爪寅子と知り会う男子
- 花岡悟(演:岩田剛典)社交的な男性
- 小高奈津子(演:古畑奈和)花岡悟の婚約者
- 桂場等一郎(演:松山ケンイチ)司法の独立を重視する裁判官
- 穂高重親(演:小林薫)猪爪寅子の恩師
- 桜川寿子(演:筒井真理子)桜川涼子の母親
- 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生
- 大庭徹男(演:飯田基祐)大庭梅子の妻
- 大庭光三郎(石塚陸翔)大庭梅子の三男
- 桜川侑次郎(演:中村育二)桜川涼子の父親
- 笹山(演:田中要次)笹寿司の主人であり寿司職人
- 竹中次郎(演:高橋努)新聞記者
- 久保田聡子(演:小林涼子)猪爪寅子の先輩
- 中山千春(演:安藤輪子)久保田聡子と同じ女子学生
- 雲野六郎(演:塚地武雅)雲野法律事務所の代表
- 星航一(演:岡田将生)温和な性格をした裁判官
- 汐見圭(演:平埜生成)家庭裁判所の設立に尽力する人物
- 稲(演:田中真弓)米谷家で働く女中
- 久藤頼安(演:沢村一樹)猪爪寅子に協力的な人物
- 多岐川幸四郎(演:滝藤賢一)猪爪寅子の上司
- 横山太一郎(演:藤森慎吾)猪爪寅子に怒ってしまう見合い相手
- 桜川涼子(演:桜井ユキ)華族の令嬢
- 田中(演:栗原英雄)夫婦間の暴力を扱う法廷の裁判長
- 東田側の弁護士(演:長谷川忍)夫の弁護人
- 峰子側の弁護士(演:じろう)妻の弁護人
- 東田甚太(演:遠藤雄弥)妻に暴力を振るっていた男性
- 峰子(演:安川まり)離婚調停中に、夫に財産の返還を求める女性
- 花岡悟(演:岩田剛典)猪爪寅子たちに優しく接する男子
- 轟太一(演:戸塚純貴)猪爪寅こたちに敵意を見せる男子
- 小橋浩之(演:名村辰)女子たちに罵声を浴びせていた男子
- 雲野(演:塚地武雅)猪爪寅子を指導していく弁護士
- 小泉(演:福室莉音)佐田寅子の後輩
ドラマ『虎に翼 第43話』のストーリー
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/d290ec35ecb0aa7294a62febe4234c2616285295
猪爪直言は、医師の見立てでは、栄養失調や肺炎などで、もう余命が短いので、覚悟したほうが良いとの事でした。
妻は「はい」と覚悟しましたが、猪爪直明は「父さんは、その優三さんが亡くなったのを隠していたって事?」とつぶやいてしまいます。
それでも、佐田寅子は何も怒ろうともせず、家事をしようとして、周りの家族たちは唖然としてしまいます。
猪爪直言は、起き上がり「みんなに話がしたい」と言うので、家族は近くに集まりました。
「花江さん、あなたは立派な猪爪家の人間だ……ただ、素敵な人と出会えたら、その人と一緒でもいい」
「その時は子供を連れて行っても良いし、置いて行っても良い」
佐田寅子は「話は、それで終わりですか?」と言うので「うん」と答えると、立ち去ろうとします。
米谷花江は「終わりな訳ないでしょう!お父さん。それは今話をするものではないでしょう。寅ちゃん、ここは怒ってもいいのよ」
そこで、猪爪直言は「優三くんが亡くなった事を言ったら……寅は、ここの家の柱だから、言えなかった」と話始めます。
「ただ、本当の事を言えば、優三くんより、花岡くんのほうが良かった」と言い出すので、家族は『はて?それを言う必要がある』と思ってしまいます。
米谷花江は「寅ちゃん、ここは罵ってもいいのよ」と勧めますが「でも、お父さんだけだったよ、家族で最初に女子部へ行っても良いって言ったのは」
「どんな時でも、寅はすごいんだって言ってくれて、私の事を可愛いって」
佐田寅子がそう言うと、父親は安心したのか、そのまま寝てしまったのです。
猪爪直言が「優三より花岡のほうが良い」と言いたかった理由
猪爪直言が「優三より花岡のほうが良い」と言ってしまいましたが、それは余命が短いタイミングだったからです。
寅子が優三さんが良いと言ってきたので、断れなかったのですが、どうしても花岡のほうが良いと思っていました。
それをずっと言えずじまいで、このままでは死んでも死に切れないと思って、どうしても言いたかったのでしょう。
本当は、花岡と結婚したら、実家は凄く金持ちなので、周りにも自慢できると思っていたのにと思い続けていました。
そこで、優三の死を隠していた事を詫びなくてはいけないタイミングで、つい喋ってしまったのでしょう。
しかも、猪爪直言は、今まで悪かったと思う事までペラペラと喋り続けてしまいました。
寅子は「お父さん、今までの一生分の懺悔(ざんげ)をするつもり?」と突っ込んでしまいましたが、直言らしい最期でしたね。
ドラマ『虎に翼 第43話』の見所とまとめ
第43話では、猪爪直言が今まで佐田優三が隠していた理由をう打ち明けようとしますが、勢い余って、余計な事まで喋ってしまいました。
結婚して、夫が亡くなった後に「本当は花岡くんのほうが良かった」とは、あまりにも余計な一言でした。
それでも、面白く聞こえてしまうのは、猪爪直言の人柄のお陰かもしれませんね。