正義のブルースが罵詈雑言を浴びせる真意!映画『バットマン ビギンズ』

映画『バットマン ビギンズ』では、正義の味方のブルースが、なぜか誹謗中傷を浴びせてしまいますが、それには深謀遠慮があったので、詳しく紹介しましょう。

映画『バットマン ビギンズ』のキャスト

アメリカ合衆国とイギリスの合作映画『バットマン ビギンズ』は、2005年に公開されました。

バットマン ビギンズの登場人物や俳優さんたちは、以下の通りです。

映画『バットマン ビギンズ』のストーリー

ブルースは、心優しい富豪の両親に育てられていて、何不自由のない生活を送っていました。ところが、夜の帰り道に両親は強盗に射殺されてしまい、ブルースの叫び声がむなしくこだましてしまいます。

両親を殺害したチルは逮捕される事になりますが、14年服役したのちに、ファルコーニの犯罪の捜査に協力した事から、仮釈放されてしまいます。

ブルースは納得がいかず、ひそかにピストルを隠し持ち復讐しようとしますが、ファルコーニの部下がチルを殺害してしまうのです。

仇を討てなくて悔しい思いを抱きながらも、ブルースは悪に負けないためにも厳しい訓練を続けました。

しかし、街は腐敗していて、悪をこらしめるのは簡単な事ではなかったのです。そんな時に、ルーシャス・フォックスから特殊スーツを勧められて、ブルースはかつて恐怖の対象だったコウモリをトレードマークにしようと考えます。

ブルースは、街を牛耳っていたファルコーニを破滅させる事に成功しますが、予想だにしていなかった人物が街に恐ろしい毒物を散布しようと発覚。

恐ろしい計画を止めるために、バッドマンのスーツを着て、戦いに挑みますが、悪の組織を止める事ができるのでしょうか?

『正義のブルースが罵詈雑言を浴びせる真意』

ブルースの館には、多くの者がパーティーに参加していました。しかし、その時、恐ろしい幻覚症状を伴う毒物が散布されようとしていたのです。

一刻も早く、参加者たちも館から退避させる必要がありましたが、その真実を言った所で信じてもらうのは、かなり難しい状況でした。

そこで、ブルースは苦肉の策で「あなた達みたいに、たかってくる人間は困る」と物乞い扱いして、誹謗中傷し始めたのです。

多くの参加者たちは『何という失礼な事を言う奴だ』と眉をひそめて、次々に館をあとにして立ち去っていきました。もしも、ブルースが誹謗中傷しなければ、多くの参加者たちが毒物にやられていたでしょう。

それを考えたら、ブルースの行動は、正しかったと言えます。

バットマン ビギンズ』の名言

レイチェル・ドーズは「人の心は分からない。その人の行動で本性が分かる」と言っていました。

これは的を得た名言であり、人は平気で本心を隠そうとするので、それを聞いてもごまかそうとします。そのため、人の本心を知りたい場合は、相手の言葉よりも行動を見たほうが良いでしょう。

映画『バットマン ビギンズ』と比較

映画『バッドマン ビギンズ』では、バッドマンが超人的な活躍をしていきますが、邦画でも超人的な能力を駆使するものがあって、それが『いぬやしきです。

いぬやしきでは、不思議な光を見た少年と老人が特殊能力を持ちますが、少年は特殊能力を悪用して、老人は人を救出しようとします。

やがて、二人は考えの違いから、激しい空中戦を繰り広げていき、そのスピード感や迫力はバッドマンに匹敵するものがあります。

映画『バットマン ビギンズ』のまとめ

引用:https://www.amazon.co.jp/

バットマン ビギンズでは、なぜブルースがコウモリをトレードマークにしたか分かる作品で、なかなか感慨深い作品になっていました。

自分が子供の時に、コウモリで怖い思いをしたから、その恐怖を相手に植え付けるためにコウモリを選んだとは、何やら皮肉な感じがしますね。

それにしても、序盤でレイチェル・ドーズが何から何まで法で裁かなくてはいけないと言うシーンは、少しうざかったです。そんな事をしているから、先進国は犯罪者が多いんですよね。

実際に、日本やアメリカ合衆国では犯罪者に甘すぎる判決を行なっているので、やはり犯罪者をビシバシと厳しく罰してもらわなくては困ります。