映画『美女と野獣』では、ベルの父親モーリスが小さな罪を犯してしまうので、何をしたのか詳しく解説しましょう。
『美女と野獣』のキャスト
アメリカ合衆国の恋愛映画『美女と野獣』は、2017年4月21日に日本で上映されました(上映時間は約129分)。
監督&脚本
ディズニーの人気アニメ『美女と野獣』を実写化したのが、ビル・コンドン監督になります。
- 監督:ビル・コンドン
- 脚本:スティーヴン・チョボスキー
- 脚本:エヴァン・スピリオトポウロス
登場人物&役者
誰にも愛されないで絶望していく王子を中心に描いた映画『美女と野獣』に登場する人物や役者さんたちは、以下の通りです。
- ベル/読書が好きな少女(演:エマ・ワトソン)
- 野獣/魔女に冷たくして野獣にされた王子(演:ダン・スティーヴンス)
- モーリス/ベルの父親(演:ケヴィン・クライン)
- ベルの母/娘のベルを守った母親(演:ゾーイ・レイニー)
- アガット/謎の多い女性(演:ハティ・モラハン)
- ガストン/ベルに言いよる自信家(演:ルーク・エヴァンス)
- ル・フウ/ガストンの仲間(演:ジョシュ・ギャッド)
- プリュメット/はたきになった人間(演:ググ・バサ=ロー)
- マエストロ・カデンツァ/ピアノに変わった人間(演:スタンリー・トゥッチ)
- ポット夫人/食器に変わった女性(演:エマ・トンプソン)
- チップ/ポット夫人の子供(演:ネイサン・マック)
- ルミエール/燭台になった人間(演:ユアン・マクレガー)
- コグスワース/時計になった人間(演:イアン・マッケラン)
- ペール・ロベール/ベルに本を貸す男性(演:レイ・フィアロン)
『美女と野獣』のストーリー
フランスのある城には、美しい王子がいましたが、美しい物や女性にしか興味がないような性格をしていました。
パーティーが開かれている時に、薄汚い乞食の老婆が来て雨宿りを求めてきて1本のバラを差し出しましたが、王子は冷たくあしらってしまいます。
そうしたら、老婆は魔女の姿に変わり、呪いをかけてきて、王子は醜い野獣の姿に変えられてしまったのです!しかも、城の者たちは魔法によって燭台(ろうそくを立てる台)や時計などに変えられてしまいました。
恐ろしい呪いを解くには、魔女が用意したバラの花びらが全て枯れる前に、野獣になった王子が女性と愛し合う必要がありました。しかし、野獣になってしまった王子を愛してくれるような女性など見つかる訳もなく、王子は絶望していく事になります。
ある村では美しい女性のベルが、市場へ向かう父親から「何が欲しい?」と聞かれて「バラ」が欲しいと頼んでしまいます。これが、恐ろしい結果を招くとは知らずに。
父親は、市場でバラを買う事ができず、途方に暮れてしまいます。ところが、ある屋敷の庭にバラがあったので、それを摘み取ったら、野獣が現れて捕まってしまうのです。
ベルは、いつまでも父親が戻ってこないので、城まで足を運んで、牢獄にぶち込まれていた父親を解放してもらうために、自分が身代わりになります。
しかし、野獣がベルの純真な性格に少しずつ惹かれていき、二人の間は少しずつ親密になっていき、愛が育まれるチャンスが、ようやく訪れたのです。
そんな時に、ベルの父親が村で捕まったという情報が届いて、野獣はベルに「戻ってやれ」と優しい言葉をかけてあげます。
ベルは「ありがとう」と感謝しますが、はたして王子は野獣のままで終わってしまうのでしょうか?
『ベルの父親モーリスが犯した小さな罪』
ベルは父親モーリスに「バラが欲しい」と頼んでしまうので、モーリスは市場でバラを探そうとします。
しかし、市場でバラを購入できなくなってしまったので、ついつい、お城のバラを摘み取ってしまいました。野獣は、この小さな罪を咎めて、モーリスを牢獄にぶち込んでしまいました。
ベルにしてみれば、あまり高価な物を頼まず、父親に負担にならないように気を使ったと思うのですが、その優しい気持ちが逆に父親を苦しめる事になってしまいましたね。
映画『美女と野獣』を見られる動画配信
美女と野獣を見られる動画配信はU-NEXTです(2021年11月時点)。
下の広告をタップ(クリック)したら、U-NEXTを登録できるページにアクセスできます。初入会の方であれば、31日間はU-NEXTの基本料金は無料です。
『美女と野獣』の豆知識
野獣になってしまった王子が、ベルと出会う事によって愛に目覚めていく『美女と野獣』に関連する豆知識を紹介するので、良かったら、ご覧になってみて下さい。
『美女と野獣』の主題歌
映画『美女と野獣』の主題歌は、アリアナ・グランデとジョン・レジェンドが歌う『美女と野獣』です。まさか、あの世界の歌姫アリアナ・グランデが歌うとは驚くばかりですね。
そして、ゆったりと流れる曲調で、切なく歌い上げていくので、ベルと野獣になった王子が、切ない状況で少しずつ芽生えていく愛を象徴するような歌になっています。
『美女と野獣』のグッズ
美女と野獣のペンダントがグッズとして販売されています。素材は、それほど高価な材質という訳ではありませんが、黄金色に近いカラーになっていて、少し特殊な形状になっています。
このように華やかなペンダントになっているので、美女と野獣が好きな女性であれば、購入してみても悪くはないでしょう。
『美女と野獣』の感想
性格の悪いガストンによって、王子に悲劇が訪れてしまう映画『美女と野獣』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。
『美女と野獣』の残念な所
この映画では、ガストンという男性が、何度もしつこくベルに告白しようとしますが、相手にされなくて、ついにベルの父親を追い詰めるような事をしてしまいます。
野獣は、一度はガストンを仕留めそうになりますが、命乞いをするので逃してしまいます。所が、助けてもらったくせに、ガストンは後ろから何度も銃で撃ってくるのです。あまりにも、性格が悪すぎる男で、見ていて少し絶句してしまいましたね。
それ以外では、特に残念だなと思う所はなかったのですが、少しガストンの性格の悪さが嫌に感じてしまう方は多いでしょうね。
それと、歌いながらストーリーが展開しながら歌って踊って行くのは、ディズニーらしいのですが、そのような芝居がかかったものが苦手な方は注意したほうが良いです。
『美女と野獣』の見所
城の中では、物に変えられてしまった者たちが、小刻みに動いていくシーンが可愛らしく見えました。その光景は、まさにファンタジーな世界で、ディズニー映画や童話が好きな方であれば、満足できるシーンになっています。
そして、ハリーポッターでは子役として活躍していたエマ・ワトソンが大人の女性として熱演していく姿は『美女と野獣』の大きな見所です。こんなに美しい女性になってと思い、見とれてしまいましたね。
最後に、王子が外見だけで魔女に冷たくあしらって野獣になる所は、全世界の男たちに女性を外見で判断するなと警鐘をならすかのような内容になっています。
そのため、この映画の警告と女性の気持ちを考えたら、世の男性たちは女性を外見だけで判断しないで行動したほうが良いでしょう。