映画『呪怨 劇場版』では、遠山雄治(演:田中要次さん)が、あるモノから逃げようとするので、それ何か?詳しく紹介しましょう。
- 映画『呪怨 劇場版』のキャスト
- 『呪怨 劇場版』のストーリー
- 『田中要次が逃げたかったモノ』
- 『呪怨』シリーズの全作品の豆知識・ストーリー・キャスト
- 呪怨の豆知識『呪怨の意味』
- 映画『呪怨 劇場版』と他の作品を比較
- 『呪怨 劇場版』の感想
映画『呪怨 劇場版』のキャスト
日本のホラー映画『呪怨 劇場版』は、2003年1月25日に上映されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
- 仁科理佳(演:奥菜恵)ボランティアの女性
- 徳永勝也(演:津田寛治)妻に文句を言われるサラリーマン
- 徳永和美(演:松田珠里)徳永勝也の妻
- 徳永仁美(演:伊東美咲)徳永勝也の妹
- 広橋(演:石倉力)福祉センターで、仁科理佳に仕事を押し付ける職員
- 中川健一刑事(演:井上博一)不可解な事件を追う刑事
- 五十嵐大介(演:本田大輔)佐伯家の事件を調べる刑事
- 佐伯剛雄(演:松山タカシ)妻子や飼い猫を殺害してしまう男性
- 佐伯俊雄(演:小山僚太)行方不明になっていた少年
- 佐伯伽椰子(演:藤貴子)夫に殺害された女性で、俊雄の父親
- 遠山雄治(演:田中要次)ある事件で刑事を辞めた男性
- 遠山いづみ(演:上原美佐)遠山雄治の娘
- 露木真理子(演:柴田かよこ)仁科理佳の友達
『呪怨 劇場版』のストーリー
福祉センターで働いていた仁科理佳は、担当の人が顔を出さなくなっという事で、幸枝さんというおばあさんのお世話を押し付けられてしまいます。
仕方なく、その家を訪ねたら、おばあさんは倒れかかっている上に、二階の部屋では押入れがガムテープで開けられないようになっていました。仁科理佳はガムテープをはぎとり、押入れを開けると、そこには黒猫を抱いている6歳ぐらいの少年がいたのです。
すぐに上司へ連絡を取りますが、一階におりた所で、真っ黒な影のような霊を目撃してしまい、気絶してしまいます。
実は、この家では徳永一家が、次々に佐伯伽椰子という怨霊に殺害されていった家だったのです。翌日になり、仁科理佳は入院する事になりますが、中川健一刑事に「俊雄という子供でした」と伝えますが「徳永家には子供なんていません」。
中川健一刑事や五十嵐大介刑事たちは、あの家で多くの事件が起きていった事を知って、詳しく調べていったら、佐伯剛雄が妻を殺害した事を知りますが、この夫婦の子供こそ俊雄である事を知ってしまいます。
中川健一刑事は、俊夫の写真を仁科理佳に見せますが「はい、この子です」と答えられます。しかし、俊夫は5年間も行方不明になっている上に、もしも生きているのであれば11歳になっているハズでした。
遠山雄治は、刑事をとっくに辞めていましたが、佐伯家の事件が関わっていると知って、捜査に協力する事にします。しかし、警察署に行った所で、恐ろしい怪奇現象が起きてしまうのです。はたして、遠山雄治はどうなってしまうのでしょうか?
『田中要次が逃げたかったモノ』
遠山雄治(演:田中要次さん)は、佐伯家の事件を境にして、警察を辞めてしまいました。
呪怨 ビデオオリジナル版でも、ある刑事が心霊を捜査で解決できる訳がないと思い、刑事を辞めようとするシーンがあります。
そのため、遠山雄治(演:田中要次さん)は、心霊現象から逃げるために、刑事を辞めてしまった訳です。しかし、再び呪われた家で事件が起きてしまったので、再び捜査に関わるようになったら、自分だけではなく家族まで伽倻子の毒牙にかかっていきました。
『呪怨』シリーズの全作品の豆知識・ストーリー・キャスト
www.akira-movies-drama.com上の内部リンクをタップ(クリック )したら、呪怨シリーズの全作品の豆知識・キャスト・ストーリーなどを見られるので、良かったら参考にしてみて下さい。
呪怨の豆知識『呪怨の意味』
強い怨念を抱いて亡くなった者は、亡くなった場所に強い恨みが残り、それが『業』となりました。
その業は蓄積される事になり、その業に触れた者は命を失ってしまい、新たな呪いが生まれてしまいます。
最初に亡くなった者の呪いが生まれた上に、その呪いによって亡くなった者の呪いまで生まれてしまうので、次々に呪いが強大化していく訳です。そのため、呪怨というのは、決して触れてはいけない恐ろしいものと言えるでしょう。
映画『呪怨 劇場版』と他の作品を比較
呪怨は劇場版になる前に『ビデオオリジナル版』が制作されていました。ストーリーは似ている所があり、佐伯家で起きた恐ろしい惨劇が描かれています。
キャスト陣は、やはりビデオオリジナル版よりも劇場版のほうが豪華ですが、佐伯家で何が起きていったのか?それを詳しく知る事ができるので、今作だけではなくビデオオリジナル版を見ておくのも悪くはないでしょう。
『呪怨 劇場版』の感想
映画『呪怨 劇場版』を見た感想について、解説します。
『呪怨 劇場版』のオススメ層
呪怨 劇場版も、迫力のあるホラー映画なので、ジャパニーズホラーが好きな方には、たまらない内容になっています。
しかし、布団の中にもぐりこんでも、そこまで幽霊が登場するので、怖い者が苦手な子供は要注意の作品です。
- ホラー好き:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️
『呪怨 劇場版』の残念な所
遠山いづみが、呪怨によって殺されたクラスメートの霊に苦しめられてしまい、窓を新聞紙とガムテープでふさぐ所は良かったのですが、ビデオオリジナル版ほどの怖さは無かったですね。
やはり、劇場版となってしまったので、ある程度は怖さを抑えざるを得なかったのでしょう。
もう少しホラー映画の怖さを追求して欲しい所はあったので、そこだけが残念な所でした。
『呪怨 劇場版』の見所
呪怨に登場してくる幽霊は真っ白な姿をしている生身の人間のようなので、あまり恐ろしく感じられませんでした。どちらかと言えば、幽霊の登場の仕方が怖かったですね。この映画で、怖い映画やTVのホラー番組を見た夜は布団をかぶっても意味がなくなったように感じたのは困りましたね。そして、この記事では紹介していませんが、お風呂でシャワーを浴びるのも一時期怖くなった所がありました。
そのため幽霊そのものというよりは、幽霊の登場の仕方が、呪怨 劇場版の見所でしたね。