斎藤一たちが神谷薫たちを見事に騙す?映画『るろうに剣心 伝説の最期編』

映画『るろうに剣心 伝説の最期編』では、斎藤一たちが神谷薫たちを見事に騙してしまうので、詳しく紹介しましょう。

映画『るろうに剣心 伝説の最期編』のキャスト

引用:https://www.amazon.co.jp/

日本のアクション映画『るろうに剣心 伝説の最期編』は、2014年9月13日に上映されました。

監督&脚本&原作

  • 監督:大友啓史
  • 脚本:藤井清美&大友啓史
  • 原作:和月伸宏

登場人物&俳優

映画『るろうに剣心 伝説の最期編』に登場した人物や、俳優さんたちは以下の通りです。

緋村剣心(演:佐藤健

剣心は、同志であるはずの明治政府の高官たちによって、お尋ね者になってしまいます。

神谷薫(演:武井咲

剣心と離れ離れになってしまった薫ですが、幸運にも一命をとりとめます。

明神弥彦(演:田中偉登)

弥彦は左之助と共に薫を見守る毎日が続きます。

高荷恵(演:蒼井優

恵は、お尋ね者になった剣心をかばおうとしますが、剣心は自ら捕まりに行こうとするのです。

相楽左之助(演:青木崇高

相楽左之助はお尋ね者になってしまった、剣心へ会いに行こうとするのです。

斎藤一(演:江口洋介

公開処刑場の場では、なぜか明治政府の元で働いていた斎藤一の姿が見当たりませんでした。その中で剣心の公開処刑が行われようとします。

巻町操(演:土屋太鳳)

左馬之助と共に行動していた操が、ある物を薫に渡した事から、彼女と再会する事ができたのです。

比古清十郎(演:福山雅治

剣心の師匠である清十郎は、剣心に飛天御剣流の奥義を伝授させるために、再び剣心を鍛え上げる事にしました。

四乃森蒼紫(演出:伊勢谷友介

四乃森蒼紫は剣心と念願の決闘を果たしますが、あるものが欠けている事によって、剣心に完敗してしまいます。

志々雄真実(演:藤原竜也

志々雄真実は、自分を裏切った明治政府に壮絶な復讐を果たすために、剣心を公開処刑するように要求してきたのです。

瀬田宗次郎(演:神木隆之介

志々雄真実の元で、行動を共にしていた宗次郎は同じ軍船に乗って、剣心たちを待ち構えていました。

駒形由美(演:高橋メアリージュン

志々雄真実の恋人である由美を演じるのは、高橋メアリージュンさんです。映画を見た感想としては「これほど綺麗な女優さんがいたのか?」と思うほど駒形由美のセクシーさを見事に演じきっていました。

映画『るろうに剣心 伝説の最期編』のストーリー

志々雄真実の軍船に乗り込んだ剣心でしたが、人質にされていた薫が海へ叩き落とされたので、薫を助けようと海のもくずの中にのまれていきました。そして気づいた時には、師匠である清十郎の家の中でした。

剣心は3日間も意識を失っている事に愕然とします。剣心は、今のままでは志々雄真実に勝てない事を清十郎に伝えたら、激しい稽古をつけてもらい事になりました。

志々雄真実は、剣心がまだ生きているという情報を掴んで、軍船を明治政府に剣心を公開処刑するように要求してきます。志々雄真実は東京湾に多くの大砲を搭載した軍船で押し寄せていたので、明治政府は、その要求をのむしかありませんでした。

その軍船には、志々雄真実の手下や、恋人である駒形由美も乗船していました。しかし、その裏で明治政府は志々雄真実の軍船を沈めるために、密かに砲台建設の準備を進めようとしていたのです。

剣心は命をかけて、清十郎から稽古をつけてもらっていましたが、その最中で自分が生きようとする意思の重要さをやっと分かったのです。そして、剣心は遂に飛天御剣流の奥義を会得する事ができました。

剣心は東京の道場で、恵と再会しますが警察たちに包囲されてしまいます。薫は庇おうとしますが、剣心は自ら明治政府に捕まりにいきました。剣心は、密かに戦いの準備を進めていた伊藤博文に、ある提案をします。

伊藤博文は、その提案を受け入れて剣心の公開処刑を行う事を決断してしまいますが、剣心は、このまま公開処刑されてしまうのでしょうか?

斎藤一たちが神谷薫たちを見事に騙す』

剣心は、浜辺で公開処刑されようとするので、神谷薫は必死に止めようとします。それに、志々雄一派はご満悦そうに眺めますが、これは斎藤一たちの策略で、志々雄一派をおびき寄せる作戦だったのです。

剣心は縄を解かれて、斎藤一と一緒に志々雄一派に斬りかかり、見事に奇襲攻撃を成功させました。これには、神谷薫たちも『見事に騙してくれたな』と少し頬を緩めて、一気に形勢が逆転する瞬間でした。

映画『るろうに剣心 伝説の最期編』と前作

今作では、志々雄真実(演:藤原竜也)が無茶苦茶な事をしますが、前作では新政府の卑劣な裏切りにあってしまうので、なぜ志々雄真実がここまで性格がねじ曲がったのか?

その経緯について分かるストーリーになっています。しかも、今作で登場する人物と剣心との出会いについても描かれているので、今作を見るだけでは分かりづらい場合には前作も見ておいたほうが良いです。

 

映画『るろうに剣心 伝説の最期編』の感想

るろうに剣心 伝説の最期編を見た感想について、詳しく解説しています。

映画『るろうに剣心 伝説の最期編』のオススメ層

るろうに剣心シリーズの中では珍しいシーンとして、仲間さえも騙して、敵を騙そうとする所があるので、ミステリー好きの方にとっても見所の多い映画になっています。

そして、激しいアクションシーンも健在なので、時代劇が好きな方にもオススメの映画になっていますね。

  • 時代劇が好きな方:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • ミステリー好きの方:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画『るろうに剣心 伝説の最期編』の残念な所

四乃森蒼紫の過ちによって、剣心に敗北する所がありますが、もう少し迫力が欲しかったかなぁという感じがあります。志々雄真実の演出は派手で見事だったので、それに比べると、やはり迫力不足という感じはしますね。
こればかりは、原作に忠実に従ったら、こうなってしまったという事なのかもしれませんが、四乃森蒼紫ファンにしてみれば、少しガッカリとする所かもしれません。

映画『るろうに剣心 伝説の最期編』の見所

剣心は、日本の平和を守るために明治政府に尽くしてきましたが、公開処刑されようとします。そして処刑される寸前の所が、この映画の最大の見所と言えるでしょう。

そして志々雄真実が刀から炎を出す必殺技が、迫力ある戦闘シーンを見事に演出してくれます。

めまぐるしく展開していくストーリーと迫力ある戦闘シーンが、るろうに剣心の大きな魅力です。そして、ここまで迫力あるアクション映画は、当分の間は邦画で現れないのではないか?……と思うほどの見応えのある映画でした。