ゲラートがノーマジを生かしておく目的を考察！映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』

映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では、残酷な魔法使いゲラートが、ノーマジを生かそうとするので、その理由について解説します。

アメリカ合衆国とイギリスの合作によるファンタジー映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は、日本では2018年11月23日に上映されました。

ニュートは、週刊誌の誤報によって、クイニーと仲が悪くなってしまって『どうしたものか』と頭を抱え込む毎日でした。

そんな時に、クイニーがジェイコブを連れて「私たち、結婚するの」と言ってきたので「もしかして、魔法で操っているんじゃないよね？」「そんな訳ないでしょう」

しかし、ニュートは、その言葉を信じられず魔法の力によって、クイニーがかけていた魔法を解除したら、ジェイコブはクイニーと結婚する気はなかったのです。

なぜなら、クイニーのような魔法使いが、ノーマジ（魔法を使わない人間）と結婚しようとしたら、監獄に入れられるからです。結局、二人は口論の末に離れ離れになってしまい、ジェイコブはニュートと行動を共にします。

その頃、蛇に変身できるナギニは、クリーデンスに想いを寄せていて、二人は密かに逃亡の旅に出かけてしまうのです。しかし、そのクリーデンスを狙っている大物がいて、それがゲラート・グリンデルバルドでした。

ゲラート・グリンデルバルドは「我々は、ノーマジの存在を否定しない。なぜなら家畜は必要だからだ」と冷酷な考えを持つ者であり、現在の世界体制を根底から、くつがえそうとしていたのです。

ニュートは兄のテセウスと共に、ゲラートの集会を密かに見ていましたが、クイニーはジェイコブの制止を振り切り、ゲラートのもとへ去っていきます。

さらに、クリーデンスもナギニのもとを離れて、ゲラーとの元へ行ってしまいました。

スキャマンダー兄弟は、ゲラートの野望を打ち砕こうとしますが、上手くいくのでしょうか？

ゲラートは、ノーマジたちを生かしておけば、戦争を行ってロクな事をしないと演説していました。その一方で「ノーマジを絶滅するつもりはない。なぜなら家畜は必要だからだ」とも発言していたのです。

家畜と言っても、そのままノーマジを食べるつもりはなくて、恐らく魔法を作動させるための道具や家を作るために、ノーマジを奴隷のようにこき使おうと企んでいたのでしょう。

そのような男だったので、仮にジェイコブがクイニーと一緒に彼のもとへ行っていたら、二人の仲は引き割かれていて、ジェイコブはタダでは済まなかったハズです。

映画ファンタビシリーズの最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が、2022年4月8日に上映されますが、クイニーが最後までジェイコブのもとへ戻らないのか？興味がわく所です。

残念ながら、ジョニー・デップさんは出演しませんが、どんな戦いが展開されていくのか？ファンタビファンやハリポタファンは、今から楽しみで仕方ないでしょう。

引用：https://www.amazon.co.jp/

ノーマジのジェイコブと、魔法使いのクイニーが仲違いしてしまうので、国際結婚している方には、この映画を見て、普段から信頼関係を構築しておく事の重要性を認識して欲しいですね。

そして、多くの魔法動物が出てくるので、色々な動物が好きな方にもオススメしたい映画です。

クイニーがジェイコブを愛していても、ジェイコブが心の中で「狂っている」と少しでも思ってしまったら、その思いは魔法使いのクイニーに筒抜になってしまうので、そこは残念な所ですね。

いくら綺麗な女性と言っても、自分の心を読める女性と付き合う事が、いかに大変か？この映画を見ていると痛感させられます。

今回もモグラのような魔法動物が出てくるので、その可愛さにうっとりとしてしまいました。やはり、あのモグラのような魔法動物は可愛くて良いです。

まぁ、金目のものをくすねようとするのは、少し困った所なんですけどね。それにしても、クイニーが仲違いするとは思っていなかったので、次回作はどのようなストーリーが展開されていくのか？凄く楽しみではあります。