中原麻衣(演:土屋太鳳)は神仏の怒りを買って難病に?映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』

映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』では、中原麻衣(演:土屋太鳳)は神仏の怒りを買って難病になったかもしれないので、その理由について解説します。

映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』のキャスト

日本の恋愛系のロマンス映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』は、2017年12月16日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

  • 中原尚志(演:佐藤健)眠り続ける花嫁を待ち続ける男性
  • 中原麻衣(演:土屋太鳳)中原尚志の花嫁で、難病にかかり眠り続ける女性
  • 中原初美(演:薬師丸ひろ子中原麻衣の母親
  • 中原浩二(演:杉本哲太中原麻衣の父親
  • 柴田(演:北村一輝)中原尚志が羽田らている会社の社長
  • 室田浩輔(演:浜野謙太)中原尚志の職場の先輩
  • 島尾真美子(演:中村ゆり)ウェディングプライナー
  • 和田医師(演:堀部圭亮中原麻衣の担当医師
  • 美帆(演:松本来夢)中原尚志たちの知り合い

映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』のストーリー

中原尚志は、自動車を整備する職場で、先輩の室田浩輔から「なぁ、今度一緒に飲みに行かないか?」と誘われるので、合コンに参加する事になりました。

ところが、一緒に参加していた中原麻衣から、何度か目にあってしまい、何となく気になってしまいます。中原尚志は、ロクに喋らないまま、会場をあとにして帰ろうとしたら、中原麻衣が走ってきて「ちょっと待ちなさいよ!」と呼び止めてきたのです。

『何だろう?』と思って立ち止まったら「あんた、合コンに参加しても面白くないのかもしれないけど、そういうのは顔に出さないようにするべきでしょう」と文句を言いはじめるので「ごめんなさい…実は、お酒とか苦手で、お腹を痛めてしまって」

「えっ?そうなの。なんだぁ、そうだったのかぁ」と自分の勘違いである事が分かり、中原麻衣は頬を緩めて謝ってくるので『悪い人じゃないんだな』と想い、二人はそれから惹かれ合うように何度も会うようになっていきます。

そして、二人は交際を始めて、ついに中原尚志は彼女にプロポーズをして、中原麻衣が気に入っていた結婚式場で、二人の結婚式の予約をする事になりました。

ところが、中原麻衣は数百万人に一人しか発症しないという難病にかかってしまい、眠ったように意識を失ってしまいます。中原尚志は、いつか目を覚ましてくれるハズと思って、いつまでも花嫁を見守り続けました。

その願いが叶い、奇跡的に中原麻衣は目を覚ましますが、神様のイタズラなのか?中原麻衣は、中原尚志の記憶だけを失ってしまいました。

何とか記憶を戻そうと、もがくようになり、中原尚志は花嫁の苦しむ姿を見たくないと思って別れを告げてしまいますが、二人の関係はこのまま終わってしまうのでしょうか?

中原麻衣(演:土屋太鳳)は神仏の怒りを買って難病に?』

中原麻衣(演:土屋太鳳)は、中原尚志と話し合って記念日に、結婚式をあげようと想い、予約をします。

ウェディングプランナーの島尾真美子から「その日は仏滅ですが、よろしいでしょうか?」と言われても、中原尚志は「はい、その日は二人の記念日なので」と言って、そのまま予約をしてしまいました。

ところが、それから、花嫁は難病にかかってしまい、数年に渡って眠り続けてしまいます。

仏滅は中国から入ってきた考えですが、この日に結婚をするのは控えたほうが良いという考えは、日本に定着しています。

実際に、仏滅は読んで字のごとく、仏様が死んだ日と言われているので、もしかしたら、この行為が神仏の怒りを買ったのかもしれません。

確証はありませんが、やはり仏滅に結婚は控えたほうが良いかのかもしれませんね。

8年越しの花嫁 奇跡の実話』と他の映画を比較

今作では、花嫁の中原麻衣(演:土屋太鳳)が眠り続けてしまいますが、それはさながら白雪姫のようでした。

実は、白雪姫を実写化した映画があって、それはインドのようなダンスを取り入れていて、今までの白雪姫とは違う作品に仕上がっています。

白雪姫に興味がある方で、今までとは違う作品を見てみたいと思う方は、実写版の映画『白雪姫と鏡の女王』を見てみる事をオススメします。

映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』のまとめ

引用:https://www.amazon.co.jp/

8年越しの花嫁 奇跡の実話を見た感想について、詳しく解説します。

映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』のオススメ層

婚約をした花嫁が眠り続けても、ずっと花婿が待ち続ける映画になっているので、これから結婚をしようと考えている恋人たちに見て欲しい映画ですね。

途中で、義理の母親が、花婿に厳しい事を言ってしまうので、娘を送り出そうとする方も、この映画を見て、少しは心を大らかにして義理の息子を迎え入れて欲しいと思う作品でもあります。

  • 恋人同士:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の残念な所

中原尚志が、花嫁が難病にかかっても「きっと大丈夫です」と、義理の両親を励まそうとしますが、義理の母親からは「家族じゃないから、そんな事が言えるのよ、なんで大丈夫なんて言えるの?」と言われてしまいます。

『うわぁ、なんてヒドイ事を言う母親なんだ』と思ってしまうシーンであり、凄く残念な言葉でしたね。

励まそうと思ってい出た言葉なので、あまり、そういう事は言って欲しくなかったですね。

映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の見所

日本の恋愛映画は、命が短くなった彼女を支えようとする作品が増えていましたが、今作のように、途中で彼女の意識が蘇るのは、珍しいと思ってしまいましたね。

恋人が途中で亡くなってしまう作品は、多すぎたので、たまには、こういう作品があっても良いハズです。

今回は、土屋太鳳さんが怒ったり、難病にかかったりする所を熱演していて『さすが、注目される女優さんは、演技力が違う』と感慨深くなりました。

特に、難病にかかるシーンは、なかなか難しかったハズなのに、目の焦点が合わないように演じていて、本当に難病にかかったかのようでしたね。