手塚祿郎が最上友紀子を犯人にしたかった理由を解説!ドラマ『パンドラの果実 Season2 第3話』

ドラマ『パンドラの果実 Season2 第3話』では、手塚祿郎が娘の仇を討つ事が目的だったのに、なぜか最上友紀子を犯人にしようとしたので、その理由を解説します。

ドラマ『パンドラの果実 Season2 第3話』のキャスト

ミステリードラマ『パンドラの果実 Season2』のキャストは、以下の通りです。

登場人物

  • 小比類巻祐一(演:ディーン・フジオカ)化学に詳しい男性刑事
  • 最上友紀子(演:岸井ゆきの)科学に否定的な女性博士
  • 長谷部勉(演:ユースケ・サンタマリア)小比類巻祐一に信頼される部下
  • 奥田玲音(演:吉本実憂)科学犯罪対策室に配属された女性刑事
  • 小比類巻亜美(演:本仮屋ユイカ)小比類巻の亡くなってしまった妻
  • 小比類巻星来(演:鈴木凜子)小比類巻祐一の娘
  • 三枝益生(演:佐藤隆太厚生労働省のキャリア官僚
  • 葛木信介(演:西村和彦)科学犯罪対策室に振り回される警視正
  • 四宮聡子(演:石野真子)小比類巻の義理の母親
  • 島崎博也(演:板尾創路警察庁刑事局長の警視監
  • 葛木信介(演:西村和彦)警視庁捜査一課長の警視正
  • 玉木孝(演:塩顕治)警視庁の捜査一課の刑事
  • 山中森生(演:仲田育史)警視庁捜査一課の刑事
  • 柴山美佳(演:三津谷葉子)法医学者
  • 梶原(演:佐々木一平)警視庁捜査一課の刑事
  • 沢田克也(演:平山浩行)ライデングループのシニアマネージャー
  • 遠藤和馬(演:弓削智久)闇仕事の請負人
  • 九竜洋一(演:升毅)最上友紀子の恩師
  • 手塚祿郎(演:池内万作)公安捜査官
  • 三浦勇気(演:市川理矩)人質を取って、たてこもった容疑者

ドラマ『パンドラの果実 Season2 第3話』のストーリー

狐の面をつけた者が、婚活パーティーの会場に乱入して、人質をとって立てこもりますが、その人質の中に三枝益生もいて『大変な事になった』とうろたえてしまいます。

警視庁にも、その知らせが届いてしまって、小比類巻祐一は「あいつ、あんな格好していると思ったら、婚活パーティーに参加していたのか」と呆れてしまいました。

対策本部が立ち上がりますが、そこに公安の手塚祿郎が現れて「今回の犯人は、三浦勇気で間違いありません。あいつは、以前にも政治的な目的で犯行に及んだ事があります」と言って、警察は三浦勇気を逮捕しようとします。

小比類巻祐一は、最上博士を犯人にしようとした手塚祿郎が現れた事に、何かあると疑い、人質が立てこもる所に潜入していきました。

ところが、犯人が手塚祿郎と一緒に、ある人物に向かって銃を向けていましたが、人質にされていたほうが、三浦勇気だったのです。

小比類巻祐一は、以前に、手塚祿郎が娘を殺害された事があると聞いていたので『そうか、娘を殺害したのが三浦勇気だったのか。それで合法的に殺害するために、こんな事を』と感づいてしまいます。

小比類巻祐一は「ちょっと待って下さい」と、手塚祿郎たちの前に現れて「この三浦があなたの娘さんを殺害したんですね?気持ちは分かりますが、私たちは警察なので、法を遵守して、模範となるべき存在なんです」と説得しようとします。

ところが、犯罪者矯正プログラム『パクス計画』の被験者だった三浦勇気は、極度のストレスを受けてしまって、感情のコントロールが難しくなり、手塚祿郎たちに襲いかかってきたのです!

はたして、小比類巻祐一は、手塚祿郎たちを救う事ができるのでしょうか?

『手塚祿郎が最上友紀子を犯人にしたかった理由』

手塚祿郎は、娘の仇をとるために、三浦勇気を殺害しようとしていましたが、それなら最上友紀子を犯人にする必要がありませんでした。

あくまでも、最初から三浦勇気を人質にしていれば、問題がなかったようにみえます。

恐らく、手塚祿郎は、沢田克也からパクス計画の被験者のデータをもらう代わりに、最上友紀子を犯人にしたかったのでしょう。

手塚祿郎にしてみれば、三浦勇気が娘を殺害した事に対する謝罪が本心からなのか?それともパクス計画による実験で反省したのか?それを見極める必要がありました。

もし、実験による改心であれば、そんなものは本心からではないので、絶対に許せないと思っていたので、被験者かどうか?どうしても調べたかったはずです。

しかし、相手もタダで重要なデータを預ける訳にはいかなかったので、自分たちが行おうとする実験を阻止してきそうな最上友紀子を逮捕して欲しかったと考えられます。

ドラマ『パンドラの果実 Season2 第3話』のまとめ

引用:https://www.ntv.co.jp/pandora/

第3話では、手塚祿郎が悪役のように見えていたのに、娘の敵討ちをしたかっただけなので、それなら、最上博士を犯人にしようとした気持ちも多少は分かりました。

事件は解決しましたが、まだライデングループが残っているので、小比類巻祐一たちがライデングループを取り締まれるのか?そこに注目していきたいですね。