ゆう(大部恵理子)が源頼家を好いていた訳ではなかった!大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第28話』

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大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第28話』では、ゆう(大部恵理子)が源頼を好いていたように描かれていましたが、それは史実に反しているので詳しく解説します。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第28話』のキャスト

鎌倉殿の13人の登場人物や俳優さんたちは、以下の通りです。

北条家

源氏勢力

その他

朝廷

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第28話』のストーリー

13人の合議制が始まったものの、相変わらず、北条と比企の間で権力争いが起きてしまって、梶原景時は「時間の無駄でござった」といきりたち、立ち去っていきました。

北条政子は、大事な家族を失ってしまって悲嘆に暮れてしまって、そこに息子の源頼家が来たので「あなたは、いつも肝心な時にいない」と静かな怒りを見せてしまいます。

その頃、結城朝光は北条実衣に「私は以前に、源頼家殿が宿老に耳を貸さなかったので、源頼朝殿には生きて欲しかった。忠臣には二君に使えずと言ってしまったら、それが梶原景時の耳に入って謹慎処分を命じられてしまったのです」

「謹慎とは、お可哀想に」「うかつでした」

北条実衣は「私にお任せ下さい」と覚悟を決めますが、鎌倉を大きく激震する事件が起きてしまいます。

源頼家が、安達盛長の息子の妻ゆうに惚れ込み、安達親子に「ゆうを私にくれ」と命じてしまいます。

しかし、安達盛長は「例え、家を焼かれようが、首をはねられようが承服しかねます」と反発してしまい、源頼家は「よく言った!こやつらの首をはねよ」と頭に血がのぼりますが、北条政子が現れて「お前は何をしているのですか!頭を冷やしなさい」

源頼家は『よくも母上を呼びおって」と梶原景時を恨んでしまいます。そんな時に、結城朝光たちが動き出して、66人の御家人たちが梶原景時について訴状を書きつらねてしまいました。

源頼家は、梶原景時の役を解いて謹慎処分を命じますが、後白河天皇は鎌倉の分裂をじっと様子をうかがい、不穏な動きを見せていたのです!

『ゆう(大部恵理子)が源頼家を好いていた訳ではなかった』

ゆう(大部恵理子)は、源頼家に好いていたように描かれていましたが、史実は違います。

実際には、源頼家がゆうに何度も恋文を出していましたが、一向に返事がないので、強引に屋敷まで連れ出してしまったのです。

やがて、ゆうの夫が謀反を起こそうとしているという噂が流れ始めて、源頼家が安達を処罰しようとしたら、北条政子が仲裁に入った訳ですね。

源頼家は本当にどうしようもないバカ殿であり、これでは源氏が三代で滅ぶのも無理はありません。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第28話』の見所とまとめ

第28話を見ましたが、源頼家は本当に救いようのないアホであり、これはもっと語り継がねばならない事だなぁと再認識させられます。

源氏が三代で滅んだのは北条政子が悪いのか?それとも権力を手中に収めたかった北条時政が悪いのか?よく分からない方が多いので、もう少し源頼家がアホだった事が知られなくてはいけないなぁとも思いました。