KDDIの通信障害の200円の返金の何が悪いのか?解約者が続出

KDDIが、数日に渡って通信障害が起きてしまい、3589万人以上の利用者に200円まで返金する事を決めましたが、この何が悪いのか?詳しく紹介します。

KDDIの通信障害の200円の返金が悪かった所

ドコモは通信障害が起きた時に、あれこれと理由をつけて、返金をしぶっていました。それに比べたら、KDDIは1ヶ月以内に、返金する事を決めたので、まぁ良かったほうでしょう。

それでも、今まで「補償は検討中です」とずっと言い続けていたので、利用者の中では、それなりに返金してもらえるという期待を持たせてしまいました。

これがよく無かったです。あまり返金できないようであれば、もう少し早めのうちに決めておけば、利用者の不満も多少は和らいだはずです。

参照元https://www.au.com/

KDDIの発表によれば、3589万人に200円を減算しますと発表しましたが、これで利用者が納得できるかは、はなはだ疑問ですが、よく対応してくれたほうと言えるでしょう。

利用料金の減算とセット

数日に渡って携帯電話が使えなかったのに「たったの200円」と感じたかもしれませんが、KDDIは約款通りに数日使えなかった分は、利用料金で日割りで減算する事とセットで、200円返金する事を発表しました。

KDDIの発表によると、24時間以上連続して全ての通信サービスを利用できなかった271万人を対象に、2日分の相当額を請求額から差し引く事を発表しました。

約款に定められているという事であれば、もう利用者は、これ以上、文句をつけるのは難しいです。もしも、携帯電話が使えなくて、救急車を呼べなくて家族の命を落としたとか、よほどの事情でない限りは、訴えても、勝訴する可能性は引くいです。

auUQを辞める方が続出?

しばらく携帯電話がつかなかった上に、補償の発表が遅れて、こんなものかと思った利用者はきっと多いはずなので、他社の携帯電話に乗り換える方は続出してしまうでしょう。

ヤフーニュースのコメントでも「1000ポイントの還元のほうが良かった」と嘆く方もいたので、返金+利用料金の減算ぐらいであれば、思い切ってポイントをドーンと多く還元したほうが、満足度は上がったかもしれません。

今後は他社と協調できるかが課題

日本の通信業界の大手企業と言えば、KDDI、NTT、ソフトバンク楽天などですが、今後は何か問題があったら、他社と協調できるか?そこが大きな課題となりそうです。

KDDIが悪い悪いと言うのは簡単ですが、今後はどうやって改善していけるか?そこが大きな問題ですし、携帯電話だけに通信を頼るのもリスクが大きいです。

そういった事を考えたら、携帯電話とは違う企業の固定電話を置くか?もしくはパソコンを設置するとか考えたほうが良いでしょう。