映画『Jam Films HIJIKI』では、男(演:佐々木蔵之介)の死とヒジキが関係している所があるので、それについて詳しく紹介します。
- 映画『Jam Films HIJIKI』のキャスト
- 映画『Jam Films HIJIKI』のストーリー
- 『佐々木蔵之介の死とヒジキが関係している所を解説』
- 映画『Jam Films HIJIKI』のまとめ
映画『Jam Films HIJIKI』のキャスト
日本のオムニバス形式のドラマ映画『Jam Films HIJIKI』は、2002年12月28日に公開されました。
監督
- 監督:堤幸彦
- 脚本:三浦有為子
登場人物&俳優
映画『Jam Films HIJIKI』のストーリー
男は、狭くて汚い部屋にいて、周りをキョロキョロ見渡していました。外からは、サイレンが鳴り響いていて、部屋では女が義理の妹や子供たちと一緒に、ひじきをオカズにして、ご飯を食べていました。
警察が「おい、聞こえているかぁ」と投降するように呼びかけていて、女は男に「人を殺したんだろう?刑務所のシャリは冷たいよぉ。ヒジキは体に良いんだよぉ」と、こんな時に、ヒジキを食べるように促してしまいます。
母親が「あんたが小さいころに、母さんがパートに出ていた事を恨んでいるのかい?母さんを許してよぉ」と泣き叫びながら、出てくるように勧めると、女は「鍵っ子だったのかい?一人っ子かい」と聞くと、男は静かにうなずきました。
女は「夕飯はいつも一人だったんだねぇ、部屋にいると冷めたポテトフライがあって、隣の家では、巨人戦があると騒ぐ奴がいてさぁ」と語り始めて、男はすすり泣くと「甘ったれんじゃないよ!私なんてねテレビがなくてラジオだったよ」
「それで、中学は出たのかい?」と聞くと、懸命にうなずいたら「贅沢な!私なんてね、小学校は3年しか行けなかったよ」と騒ぎ始めると、男は散弾銃雨を構えてしまいます。
女は「あんたなんかに殺せんのかい!」とタンカを切ると、男は何もできなくなり「まぁ、ヒジキでも食っていきな」と優しい言葉をかけてあげます。
しかし、男は「僕、ヒジキ嫌いんです!なんか、見た目がダメなんです、下水溝にたまった髪の毛みたいじゃないですか。それに味がダメなんです、なんでオカズなのに甘いんですか」
女は「…まぁ、親切もありがた迷惑って事もあるわな」と呆れ果ててしまいますが、男は警察に投降するのでしょうか?
『佐々木蔵之介の死とヒジキが関係している所を解説』
男(演:佐々木蔵之介 )は、オカズなのに甘いヒジキを毛嫌いしていましたが、それでも家族に促されるので、ベランダに出て、白い布を振って、警察に投降する意思を見せます。
しかし、それでも警察は構えを解かなかったと思えたのか?今度は白旗を見やすいように、散弾銃に白い布をしばって、振ろうとしたら、警察が散弾銃で撃ってくると思い、男を射殺してしまいまし。
女の子供はそれを見て「後味、悪いね」とポツリとつぶやいてしまいました。恐らく、ヒジキを食べたあとの後味の悪さと、勘違いして撃たれた男の後味の悪さをかけたのでしょう。
ヒジキの後味が悪いのかどうかは、個人差があります。ちなみに私は、ヒジキは嫌いではなありません。
映画『Jam Films HIJIKI』のまとめ
Jam Films HIJIKIを見た感想について、詳しく解説します。
映画『Jam Films HIJIKI』のオススメ層
見ずしらずの男が、家族が住んでいる部屋に転がり込んで、そのまま立てこもってしまうので、家族でそろって見るのに、オススメです。
ただし、男が撃たれるシーンがあるので、子供があまりにも幼い場合には、あまりオススメできません。
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『Jam Films HIJIKI』の残念な所
全体的には、面白い会話が続いていきますが、あまりにもヒジキをバカにする所があるので、ヒジキを好きな方や、ヒジキを作っている方たちには、要注意な映画ですね。
男が、逃亡中に逃げ込んだ部屋で、起きたドタバタ劇ですが、できれば警察が現れるシーンも出して欲しかったですね。警察は、声だけが聞こえるというのは、少し物足りなく感じてしまう所でした。
映画『Jam Films HIJIKI』の見所
男と女が不幸自慢している所は、少し面白かったですし、最後の「まぁ、親切がありがた迷惑ってあるわな」と呆れ果てて、周りがシーンとするのも、なかなか笑える所で面白かったです。
佐々木蔵之介さんは、こういった変わった演技が上手なので、今後も変人役を熱演していって欲しいですね。