大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第33話』では、源頼家がトウに刀で切り捨てられましたが、史実ではそれよりも過酷な殺され方だったので詳しく紹介します。
- 大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第33話』のキャスト
- 大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第33話』のストーリー
- 『源頼家の暗殺の仕方は史実では男にとって屈辱的なもの』
- 大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第33話』の見所とまとめ
大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第33話』のキャスト
鎌倉殿の13人の登場人物や俳優さんたちは、以下の通りです。
北条家
- 北条義時(演:小栗旬)源頼朝を匿う事に頭を悩ませてしまう
- 北条頼時(演:坂口健太郎)北条義時の嫡男であり、泰時に改名
- 北条時政(演:坂東彌十郎)北条義時の父で、平家を警戒する人物
- 北条政子(演:小池栄子)北条義時の姉で、源頼朝に片思いしてしまう
- 北条宗時(演:片岡愛之助)北条義時の兄で、源頼朝を匿った張本人
- 北条実衣(演:宮澤エマ)北条義時の妹で、姉の恋心に感づく
- 北条時連(演:瀬戸康史)北条義時の異母弟
- りく(演:宮沢りえ)北条時政の妻
- 牧宗親(演:山崎一)りくの兄
源氏勢力
- 源頼家(演:金子大地)鎌倉殿の二代目
- 和田義盛(演:横田栄司)猪突猛進の所がある武士
- 大江広元(演:栗原英雄)源頼朝の側近
- 巴御前(演:秋元才加)木曽義仲の愛妾
- 八田知家(演:市原隼人)常陸の豪族で、北条義時に子供を預ける武士
- 畠山重忠(演:中川大志)武蔵の豪族
- ちえ(演:福田愛依)畠山重忠の妻
その他
朝廷
大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第33話』のストーリー
源頼家は、三浦義村に「我が父、頼朝は石橋山で破れてから、すぐに大軍で出撃した。私も必ず大軍で鎌倉を火の海にして、北条を皆殺しにしてやると伝えておけ」と言い放つと「伝えておきます」と言われます。
「三浦、頼むから力を貸してくれ」と言うと「お断りします」と冷たく突き放されてしまいました。
三浦義村は、すぐに北条時政や義時親子たちに、源頼家の事を伝えると「本当にやる気か?」と聞かれますが「どうせ口だけだろう、兵が集まらん」
北条政子は、源実朝に政よりも和歌をしてもらったほうが良いと考えていましたが、妹の北条実衣から「実朝を育てたのは私。余計な事はしないで」と反発されてしまいます。
畠山重忠は、源頼家に「なんとか、北条政子様に会っていただけませぬか」と頭を下げますが「北条時正の古狸は、武蔵国の守護を朝廷に願い出たようだぞ?」「そんな、まさか」
半信半疑のまま畠山重忠は、北条時政のもとに戻りますが、その時に源頼家が後鳥羽上皇に、北条追悼の院宣を出してもらえるように動き出している事が判明します。
善児は、北条家の命により、源頼家を暗殺しようとしますが、頼家の赤子の名前を見て罪悪感で怯んだ隙に、刀で切り捨てられてしまいます。しかし、トウは源頼家を暗殺して、父上の仇であった善児も斬り捨ててしまいまいた。
家臣であったはずの北条家が、ついに源頼朝の後継者を暗殺してしまった訳ですが、今後の鎌倉はどうなっていくのでしょうか?
『源頼家の暗殺の仕方は史実では男にとって屈辱的なもの』
鎌倉殿の13人では、源頼家は刀で斬り捨てられるだけでしたが、史実ではもっと過酷で屈辱的なものでした。
実は、源頼家は入浴中に首をひもでしめつけられた上に、男の局部をつかまれたて、力が出ない状態で暗殺されてしまいました。
かつては、鎌倉殿になった男としては、それはあまりにも屈辱的で過酷なものです。しかし、家臣の妻を横取りしようとした事もあったので、身から出た錆とは、この事でしょう。
吾妻鏡は、北条を主役のように書いている所があるので、北条頼家も実際よりも悪く書いている可能性はありますが、あまりにも、惨めな最期だったと言えますね。