平真太郎(神尾楓珠)が絵が上手くても6浪している理由!ドラマ『階段下のゴッホ 第1話』

ドラマ『階段下のゴッホ 第1話』では、平真太郎(神尾楓珠)が絵が上手くても6浪しているので、その理由について解説しましょう。

ドラマ『階段下のゴッホ 第1話』のキャスト

階段下のゴッホは、2021年9月21日から放送開始されました。

監督&演出

  • 脚本:加藤法子
  • 演出:小牧桜

登場人物&俳優

  • 鏑木都(演:SUMIRE)エリートなOLなのに画家を目指し始める女性
  • 平真太郎(演:神尾楓珠)東京藝大を目指している六浪中の青年
  • 源洋二(演:朝井大智)山茶花堂の鏑木都の先輩社員
  • 夏目きいろ(演:田辺桃子)才能のあるカメラマン
  • 高尾ハナ(演:石川瑠華)予備校生
  • 栗林一人(演:高橋侃)予備校生
  • 早川草介(演:秋谷郁甫)予備校生
  • 綿貫明世(演:美波)講師
  • 芦屋博康(演:田中隆三)喫茶『ついんず』のマスター
  • 綿貫豊(演:利重剛)Gallery FUSHAの画廊主

ドラマ『階段下のゴッホ 第1話』のストーリー

鏑木都は、年収1000万円を超えるほどのエリートなOLでしたが、マネージャーを外されてしまったので、その理由を問い正そうとしても「現場に優秀な人が必要なんです」

上司から、当たり障りのない言葉でごまかされてしまって、憂鬱(ゆううつ)な気分になってしまい、気分転換のために、美術館へ行く事にしました。

多くの絵画作品が飾られる中で、キャンバスいっぱいに赤く塗られた作品を見てしまい、体に雷が落ちるほどの衝撃を受けてしまいます。

目を見開き、驚いていると、館員から「これね、ゴッホが描いたんですよ。赤いゴッホ…なんてね、冗談ですよ、あっはっはっは」

「…はぁ。実は、画家になりたいなんて思った時があったんですけどね」「なら、画家になってみれば良いじゃないですか」

館員の言葉に背中を強く押されて、絵を学ぼうと思って、スクールを見学しようとしますが、平真太郎の描くデッサンは凄く上手くても、美大に入れず6浪もしていたのです。

『あれだけ、上手くても6浪しているの?』と驚きますが、先生から「描いた分だけ上手くなるから」と言われるので、スクールに通う事を決めました。

しかし、帰り道で、平真太郎から呼び止められて「中途半端な気持ちなら辞めたほうが良いよ。それなりに食えているんでしょ?美術の世界なんて、社会より、よっぽど理不尽だから」

社会人にもなっていない若者にそこまで言われて、頭に来てしまいますが、鏑木都は本当に画力が高くなるのでしょうか?

『平真太郎(演:神尾楓珠)が上手いのに6浪している理由』

引用:https://www.tbs.co.jp/kaidanshita_no_gogh_tbs/story/

平真太郎(演:神尾楓珠)は、画力が高くて、観察眼も鋭かったのに、美大に入れず、6浪もしていました。

なぜ、このような事が起きるのかと言えば、それだけ美大に入るハードルが高くて、競争率も厳しいものがあるからです。

美大でも、特に競争率が激しい事で知られているのが『藝大(げいだい)』です。

令和4年の藝大の絵画科の競争率は、日本画が15.1倍・油画が17.3倍という高さにもなります。腕に覚えのある人たちが競い合っての倍率なので、この中で素人同然の方は、ほぼいないでしょう。

参照元https://suidobata.ac.jp/archives/60267

つまり、画力が凄く高い人間たちが競い合う中で、倍率が10倍を超える訳ですから、平真太郎ほどの人物でも、6浪するのはうなずける数値です。

藝大でなければ、倍率は4倍〜7倍ぐらいの所もありますが、それでも腕の立つ者たちが競い合う世界なので、やはり厳しい世界と言わざるを得ません。

ドラマ『階段下のゴッホ 第1話』の見所とまとめ

引用:https://www.tbs.co.jp/kaidanshita_no_gogh_tbs/

平真太郎(神尾楓珠)が厳しい言葉を浴びせますが、自分も若い頃は画家を目指していた事があるので、その難しさは、よく分かります。

仮にプロの画家になった所で、日本の美術はマイナーな世界なので、生活するので精一杯で、お金に余裕のある生活を送れるプロは、ほんのわずかです。

そんな世界に、鏑木都(演:SUMIRE)が飛び込もうとするので、どんな未来が待っているのか、期待したいですね。