ドラマ『階段下のゴッホ 第2話』では、平真太郎が、絵を描く事について「嫌いだよ」と言ってしまうので、その理由について解説します。
ドラマ『階段下のゴッホ 第2話』のキャスト
階段下のゴッホは、2021年9月21日から放送開始されました(U-NEXTでは、1週間早く先行配信されています)。
監督&演出
- 脚本:加藤法子
- 演出:小牧桜
登場人物&俳優
- 鏑木都(演:SUMIRE)エリートなOLなのに画家を目指し始める女性
- 平真太郎(神尾楓珠)東京藝大を目指している六浪中の青年
- 源洋二(演:朝井大智)山茶花堂の鏑木都の先輩社員
- 夏目きいろ(演:田辺桃子)才能のあるカメラマン
- 高尾ハナ(演:石川瑠華)予備校生
- 栗林一人(演:高橋侃)予備校生
- 早川草介(演:秋谷郁甫)予備校生
- 綿貫明世(演:美波)講師
- 芦屋博康(演:田中隆三)喫茶『ついんず』のマスター
- 綿貫豊(演:利重剛)Gallery FUSHAの画廊主
ドラマ『階段下のゴッホ 第2話』のストーリー
鏑木都は、夏目きいろと一緒に仕事する事になりますが、上手くコミュニケーションが取れないと思って、ギャラリーへ誘ってみたら、意気投合して、ひと安心しました。
しかし、夏目きいろは平真太郎を見かけて「あれほどイケメンなら、モデルにしよう」と言い出してしまって『いや、あんな性格の悪い奴は引き受けてくれないだろう』と顔が引きつってしまいます。
夏目きいろは「ねぇ、モデルになってくれない」と声をかけると、案の定、平真太郎は断ろうとしたら「謝礼は弾むよ、5万」と言うと、たちまち目の色を変えて、モデルの仕事を引き受けてくれました。
鏑木都は「えっ?仕事を引き受けるの」とビックリしますが、無事に写真撮影は終わりました。
平真太郎は鏑木都に「まぁ、でも面白かった。あの人が何を考えているんだろうとか?俺の何を表現してくれているんだろうとか」「そんな事を考えていたんだ」
「だって、面白くない?見られるって事は、見ている側を考えるって事だから。それが分かった」
平真太郎は、すぐに絵を描き始めるので、鏑木都は「ダビデ(平真太郎)ってさ、やっぱり絵を描く事が好きなんだね」と聞いてみると、意外な言葉が返ってきたのです!
『平真太郎が「絵を書く事が嫌いだよ」と言った理由』
引用:https://www.tbs.co.jp/kaidanshita_no_gogh_tbs/story/story02.html
鏑木都は「絵を描く事が好きなんだね」と聞いてみたら、平真太郎は「嫌いだよ、好きだなんて思った事は、一度もない」と真顔になってしまいます。
なぜ、絵を描く事が嫌いなのに、6浪までして、美大に入ろうとしているのでしょうか?
恐らくですが、知り合いか家族で美術関係で成功している者がいて、自分だけが成功せずに6浪までして、絵を描く事が嫌いになっていたのでしょう。
そして、絵を描く事で、何かトラウマのような体験をしてしまって、それをひきずっている可能性もあります。
人間は、一浪するだけでもメンタルをやられる方は多いので、やはり6浪までしたのが、彼の心に大きな傷を残しているのかもしれません。
それを物語っていたのが、1話目に平真太郎が「この世界(美術)は、社会より理不尽だよ」という言葉でしょう。
この言葉が大きな伏線となり、いずれ鏑木都が絵を描く事が嫌いな理由が判明するハズです。
ドラマ『階段下のゴッホ 第2話』のまとめ
平真太郎は「絵なんて、嫌いだよ」と言っていましたが、美術で大きなトラウマを抱えているのでしょう。
それが、1話目の「この世界は、社会より理不尽」と言った言葉に集約されているはずです。
この言葉は、6浪しているだけとは考えづらい言葉なので、美術で大きなトラウマを抱えてしまい、こんな理不尽な世界は嫌いだけど、ほかに目指すものがないと思って、美大を目指している可能性が高いと思われます。