田村日和(岸井ゆきの)が「良い意味で」を嫌う3つの訳!映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』

映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』では、田村日和(岸井ゆきの)が「良い意味で」を嫌う3つの訳があるので、詳しく紹介します。

映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』のキャスト

日本のラブコメディ映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』は、2022年9月23日に公開されました。

監督&脚本&制作

登場人物&俳優

映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』のストーリー

田村裕次郎は、妻の田村日和と仲睦まじく生活している夫婦のように見えていましたが、実は妻には夫に秘密にしている事がありました。

夫はそうとも知らず、のんきに会社へ出勤したら、後輩の若槻広人から「実は、彼女と結婚すると決まった途端に、夜の営みもする気がおきなくて、しばらくご無沙汰なんです」と相談されます。

大事な後輩のために、アドバイスしようとしたら、蓑山が話に入ってきて「実は、ちょっと面白いものがあるのよぉ」とスマホで『旦那デスノート』を見せてきたのです。

それは、妻が夫に対して愚痴を書く川柳のようなものであり、最初は「いるいる、こういう奴」と他人事のように笑っていました。

しかし、田村裕次郎は旦那デスノート読んで行くうちに『これは、妻が俺に対して書いているものだ』と思って、その名前を見たら『チャーリー』という者でした。

チャーリーは自宅で飼っているフクロウと同じ名前だったので、間違いなく妻だと確認してしまいます。

そんな時に、部下の女性から食事に誘われてしまい、ついつい一緒に外食する事になりますが、妻はその異変を察知して外から見ていたのです。

田村日和は電話をかけてみますが、夫は妻からの電話を無視して女性との食事を楽しんでしまうので「やっす!」とつぶやき、ガン無視しやがったなと苛立ってしまいます。

夫婦仲は、ドンドンと悪くなり、夫は「よく、こんなもんを書いて笑っていられるよな!」と文句を言ってしまい、妻からは「こんな事を書いているから、笑えるのよ」と言い返されてしまいました。

はたして、田村夫婦は仲直りする事はできるのでしょうか?

『田村日和(岸井ゆきの)が「良い意味で」を嫌う3つの訳』

田村日和(岸井ゆきの)が「良い意味でって何なの?私、本当それ嫌い」と言ってしまうので、何故そこまで「良い意味で」を嫌うのか紹介します。

旦那が言葉をにごす時に使うため

田村日和は、夫から「良い意味で」と言われる時は、たいてい言葉をにごす時に使われているので、その言葉に嫌気がさしていました。

さらに『自分も働いているのに、なんで家事は全部、自分がやらなくちゃいけないのよ』と思っている事もあり、夫への悪意もからんでいた事も大きな要因です。

旦那が現実から逃げた事を恨んでいたため

過去に、赤ちゃんを妊娠していた事がありましたが、流産してしまい、大事な命を守れず、深く傷ついていました。

しかし、夫は一緒に嘆いてくれなくて、妻を半ば放ったらかしにしてしまった上に「良い意味で」と言ってきて、現実を直視しようとしなかったのです。

この事から、現実を見つめないで、自分と悲しみを共有してくれないと思って「良い意味で」という言葉は現実から目をそらすためのモノと思って嫌になったのでしょう。

セクハラ上司の葛城周作も使った言葉

田村日和は夫に不満を抱いてしまい、上司の葛城周作(演:眞島秀和)と一緒にお酒を飲む事になってしまいます。

この葛城周作は、部下の女性たちにセクハラをする男であり、田村日和の肩を触ったり、手を握ったりして「良い意味で」と言ってきた事もありました。

嫌気がさしていた夫だけではなく、セクハラをしてきた上司も同じ言葉を使ってきたので、とことん「良い意味で」が嫌になってしまったのでしょう。

『犬も食わねどチャーリーは笑う』と他の映画を比較

旦那デスノートで思い出してしまうのが、やはり映画『デスノートですね。

夜神月(演:藤原竜也)は、警察官の息子でありながら、日本の司法に限界を感じて『デスノート』を悪用して、次々に犯罪者の息の根を止めていきます。

このデスノートは、殺害したい人間の名前を書けば、その後に息の根を止める事ができますが、L(演:松山ケンイチ)が、デスノートを悪用する者を捕まえようとします。

今作では、命のやりとりまではしないので、スリルを味わいたいのであれば、デスノートのほうがオススメですね。

映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』のまとめ

引用:https://inu-charlie.jp/

犬も食わねどチャーリーは笑うを見た感想について、詳しく解説します。

映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』のオススメ層

夫婦が、旦那デスノートを巡って、言い合う映画ですが、それをコミカルに描かれているので、夫婦で一緒に見て欲しい映画ですね。

途中で、幸せな結婚生活を送るにはどうしたらいいのか?それを結婚式のスピーチで披露するシーンもあるので、夫婦生活を送る上で、貴重な作品と言えます。

  • 夫婦:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 男性:⭐️⭐️⭐️
  • 女性:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』の残念な所

田村裕次郎が、一見すると性格が良いように見えますが、妻を傷ついてしまう所もあるので、そこだけが凄く残念でしたね。

しかし、人は知らないうちに妻を傷つける事もあり得るので、この映画は、男性にとっては背筋が寒くなるような所があります。

映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』の見所

田村日和(演:岸井ゆきの)が、旦那デスノートで、夫をディスってしまう所も面白かったのですが、夫婦が仲良くしている時も見られたので、その辺りはホッコリとして良かったですね。

特に、結婚式で、あれだけ仲の悪かった妻が、緊張がほぐれるおまじないようのような方法を教えてくれた時は『やっぱり、夫婦なんだなぁ』と思ってしまいました。