スノーデンはCIAのコービンから曹操と思われていた?映画『スノーデン』

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映画『スノーデン』では、スノーデンがCIAのコービンから曹操と思われていたので、その理由やストーリーについて詳しく紹介しましょう。

映画『スノーデン』のキャスト

アメリカ合衆国の歴史映画『スノーデン』は、日本では2017年1月27日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

映画『スノーデン』のストーリー

スノーデンは、グレンやローラと待ち合わせをして、自分が何故アメリカ合衆国を裏切ろうとしたのか、話をする事になります。

かつて、スノーデンはCIAで働きたいと思って、コービンから認められて、テロ対策の訓練を受ける事になりました。

CIAは、9.11のテロを引き起こさないように、膨大な情報を扱っていて、それは全世界に及んでいました。スノーデンは『検索インターフェイス』を扱っていて、この機能を使えば、様々な情報検索できるようになっていたのです。

スノーデンは、ガブリエルと知り合いますが、彼は『エックスキースコア』を扱っていて、この機能はネットに公開されていない情報も検索できるようになっていました。

しかも、全世界の人間のチャットなどの情報も扱えるので、スノーデンは唖然としてしまいます。

パソコンのカメラとマイクを作動させれば、マークしている人物の家族が着替えている所まで見られるようになっていて、スノーデンは『こんな事が許されるのか?』と眉間のシワを寄せてしまいました。

オバマが新たな大統領になって、情報公開を約束しましたが、状況は一向に変わりませんでした。

それどころか、アメリカ合衆国は日本国民さえも監視してしまい、それはメキシコ・ブラジル・ロシア・イラン・ベネズエラにも及びました。

スノーデンは『我が祖国は、テロから守るためではなく、経済と社会支を支配するために、違法調査しようとしている』と感じて、CIAの極秘データをカードに保存して持ち去ります。

その極秘情報は、2013年6月に全世界へ発信されて、スノーデンはアメリカ合衆国を裏切り、全世界を救ったのです!

『スノーデンはCIAのコービンから曹操と思われていた?』

スノーデンは、CIAに働きたいと思って、面接を受けますが、コービンから「なぜ、CIAに働きたいと思ったのか?」「私の信念からです」

しばらく沈黙の時間が流れてしまい、スノーデンは我慢できず「すいません、極秘情報を扱う事がカッコいいと思ったからです」「不合格だ……平時ならな。今は平時ではない」

平和な時代であれば、不合格だったのに、今は平和な時ではないので、そのような時であれば君が必要だと言われた訳です。

かつて、中国の三国時代三国志)の曹操孟徳も『治世の能臣、乱世の奸雄』と評された事があり、平和な時代であれば有能な家臣として活躍する事になっても、乱世であればズル賢い英雄として活躍すると言われました。

スノーデンは、CIAから、曹操のように、乱世であれば役立つ男だと思われたという訳ですね。

『スノーデン』と他の映画を比較

CIAが悪者として描かれている『スノーデン』という映画もあれば、CIAが標的にされる『レッド・スパロー』もあります。

このレッド・スパローでは、美しきスパイが、CIA諜報員を標的にしていきます。

美しくもあり、恐ろしい女スパイがどんな活躍をするのか?見ているだけで、気分がスカッとする作品です。

映画『スノーデン』のまとめ

引用:https://www.amazon.co.jp/

スノーデンを見た感想について、詳しく解説します。

映画『スノーデン』のオススメ層

アメリカ合衆国がテロを防ぐために、どういった事を裏でしているのか?それを知りたい方には、オススメの映画です。

スノーデンは、世界を救うために、祖国のアメリカ合衆国を裏切ってしまうので、世界と祖国のどちらを優先するのか?それを考えたい方にも、見て欲しい映画ですね。

  • アメリカ合衆国を詳しく知りたい方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『スノーデン』の残念な所

スノーデンは、おそらく祖国に正しい事をして欲しいと思っていたのでしょう。しかし、相手はCIAという巨大組織であり、いち個人が祖国を変えるのは、内部から不可能と感じて、外部に漏らしてしまった訳です。

それは、結果的に祖国を裏切る事であり、スノーデンの悲しき運命や悲哀を感じさせてしまうので、その辺りが凄く残念な所であり、悲しい所でもありますね。

映画『スノーデン』の見所

祖国をテロから救うのは理解できるとしても、ここまで違法な捜査が本当に行われているとしたら、大問題です。

スノーデンはロシアに亡命した訳ですが、ロシアはウクライナに無茶苦茶な事をしたので、多くの人はスノーデンにあまり良いイメージを持てないかもしれません。

しかし、ロシアが全て間違っている訳でもなければ、アメリカ合衆国が全て正しい訳でもありません。

ウクライナの侵掠は間違っていますが、スノーデンを庇護しているのは正しい事であり、それを理解してあげる事が重要です。

この映画は、スノーデンの行動や理念がよく分かる作品になっているので、彼が本当に正しい男だったのか?それが分かるのは今作の大きな見所です。